
写真展を過去いくつも見てきて、写真家の傾向があると思っている。
1枚の絵がバシーッとインパクト大で、その1枚で満腹にさせる作家。 1枚だけだと「単なる風景」「単なる町の様子」なんだけど、たくさん写真が並んでいると、なんとなく言いたいことはわかってきたぞ、という作風の作家。
ユージン・スミスは明らかに前者で、まあなんと写真の構図のすごいことよ。絵でもこうはうまい構図にならないだろう?というくらい、手前の被写体と奥の構図が絶妙。
写真展によっては、何十枚と写真を見ても「なんかよくわかんなかった。」というものがある。しかしこの写真展は、大満足のものとなった。
(2018.01.12)
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