神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展@Bunkamura ザ・ミュージアム

神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展

「神聖ローマ帝国」といっても、イタリアに本拠地があるわけでもなく、プラハに宮廷があった国。

高校時代、世界史は1年間しか学ばなかったので、1000年代以降のヨーロッパ事情に疎くて驚かされる。 しかも「神聖ローマ帝国」のあと、国名は「ドイツ国民の神聖ローマ帝国」に改名されており、もうわけがわかんねぇな、状態。

とはいえ、1500年代まではローマ界隈も一応「神聖ローマ帝国」の領土だったわけで、なるほど、じゃあ間違ってないんだなということがわかる。

このあたりの経緯はWikipediaを読めばよくわかるのだろうが、まさに歴史の教科書といった内容で、あまりに分量が多いので諦めた。またがっている国の数も、期間もかなり多くて長いので一度に学ぶのは無理だ。

いかんなー、僕なんか、中央アジアにいた「フン族」が4世紀に民族大移動を起こしてヨーロッパ世界が大混乱した、というところで知識が止まっている。てっきり、ユーロってフン族が支配する世界なのかと思ったのだけど、さすがにそれは違ったか。

どうやらこのルドルフ二世、政治家としてはボンクラだったようだ。しかし芸術や科学に対しては積極的だったようで、こうやって後世にその功績が伝えられている。

要するに、民の税金を使ってやりたい放題やっていたということなのだけど、血税を搾り取られる当事者じゃない我々は「ルドルフ二世すげー」と、手放しで喜んでいる。大体、自分の代のときだけ、首都をウィーンからプラハに移したって、我が侭にもほどがある。

この展覧会のポスターなどは、アルチンボルドが描いたルドルフ二世像が使われている。こういう奇妙なセンスの画家も重用したというところがルドルフ二世の功績の一つだけど、つい先日国立西洋美術館で「アルチンボルド展」が開催されたばかりで、展覧会イメージがダブってしまったのは惜しい。

(2018.01.11)

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