
渋谷ヒカリエの裏側にある小さな雑居ビル地下一階。以前訪れたことがあるけど、かなり「秘境感」があっておっかなびっくりの訪問だった記憶がある。
今回の展示は、写真家・鈴木理策が撮影した写真を印刷することで、どこまでオリジナルの写真に迫ることができるかという試みも兼ねているそうだ。
展覧会タイトルのとおり、水面を鏡のようにして映った地上の景色が美しい。 だけど、狙ってのことだけど、表現したい部分以外はピンぼけが多い写真で、見ていてなんだかモヤモヤさせられるものだった。
写真のクオリティを極力忠実に印刷できる、ということは素晴らしいことなのだろうけど、「これまではどんなに頑張ってもここまでは表現できなかったんです!でもようやく技術が進歩したんです!」という差違はよくわからなかった。
でもおそらく、すごいことなのだろう。
(2018.02.09)
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