
中国のフォトグラファー、C.H.I池磊の作品を紹介する展覧会。 と
にかく作品の構図が大げさで、カラフルで、欲望や快楽を露骨に表現している。
ああ、日本ではなかなかここまで吹っ切れる写真家っていないかもしれない、と見た瞬間に思える。それくらい、見たことがあまりない写真。
レスリー・キーの作品をもっと貪欲にしたような感じ、と思った。 もちろん一人の作家の作品を見ただけでは中国人の国民性を語ることはできない。
でも、この作品を見ると「うわっ、この勢いは日本にはもうないな!」と、負けた気分にさせられる。
(2018.02.09)
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