無印良品有楽町店の2階にある、「アトリエ・ムジ」での展示。
インテリアデザイナー歴50年を越える、永井敬二のコレクションの中から、「ギフト」をテーマにチョイスしたものを展示している。
・・・ということを後で知った。 例のごとく、何も予備知識なく会場を訪れたため、まず、何が展示されているのかがわからない。
というか、どこが展示スペースなのかも、わからない。 物で埋め尽くされた、「自宅書斎」らしきものがスペース内に再現されている。
ガラス越しに、そのごちゃっとした室内を覗きこむ。これが展示物だろうか? いや、でもこれは「ギフト」ではなさそうだ。
部屋においてある細かなものは結構興味深く、いろいろ観察しがいがある。でも、これが本当の展示物なのかどうか、わからない。
と思ったら、その脇にちゃんと展示物があった。「ギフト」というから、てっきりかわりいリボンがつけられた箱のようなものをイメージしていたけど、展示されているのは椅子だとか、鉄瓶、うちわといったもの。
意外だった。 永井敬二が気に入って蒐集したものの一部を「皆様へお見せする」ということが、「ギフト」ということだったらしい。
展示されているものはどれも地味ながら力強く、無印良品のコンセプトともマッチするものだな、と思った。
(2018.02.15)
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