コシノヒロコ 「あるがまま なすがまま」@KHギャラリー銀座

コシノヒロコ 「あるがまま なすがまま」

銀座に、コシノヒロコの店舗があり、そこにギャラリーも併設されているというのはこれまで知らなかった。

へえ、と驚きながら初訪問。

そもそも服飾デザイナーという存在にまったく疎い。コシノジュンコとコシノヒロコの違いがわからないが、姉妹であるということをようやく理解したくらいだ。

代表的な作品なんて、まったくわからない。

じゃあ、山本耀司と山本寛斎も兄弟?と思ったが、さすがにそれは違った。当たり前だ。

そんなグダグダな状態で訪問したので、コシノヒロコのデザイナー歴60周年記念の展示!と言われても全く頭がついてこなかった。これまで、「無知というのは、むしろまっさらな気持ちで作品に接することができるから素晴らしいことだ」と思っていたけど、さすがに無防備すぎた。

展示されているものが、目の前にあるじゃばら状に広げられた冊子風のものなのか、それともその脇に置いてある曇りガラスっぽいオブジェなのか、「対象物」さえ見定められない有様。

傍らでは、スタッフの方と、業界関係者の方が「わかり合った者同士」の会話をしている。いやあ、場違い感がすごい。 これは不勉強が過ぎた、出直そうと思って退去しようとしたら、わざわざスタッフの方が声をかけてくれた。 「初めての方ですか?」 うわ、やっぱり挙動でバレバレだったか。

「また来月には次の展示もありますので、是非お越し下さい」 はい、お邪魔にならない程度に、またお伺いさせていただいます。幸い、平日は19時まで開館しているようなので、会社帰りにでも立ち寄らせてもらいます。

(2018.02.15)

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