
19世紀から20世紀にかけて活動したフランスの画家、オディロン・ルドンの個展。
誰ですか、それ。初めて聞く作家。
ロベール・ド・ドムシー男爵の城の食堂のために描いた16点の壁画が一同に会している。もともとこの16点のうちの1点、「グラン・ブーケ」は三菱一号館美術館所蔵だったのだけど、残りはオルセー美術館の所蔵。
なので、その全てが集まるというのは貴重なことだという。
全て揃った16点を組み立てて、ドムシー男爵の食堂を再現!・・・となるかと思ったが、さすが貴族の邸宅。三菱一号館の建物サイズじゃ、収まりきらなかった。なので、3部屋に分かれての展示となっていたのが残念。
このため、作品脇の解説プレートに書いてある、「これは食堂のこの部分の壁に描かれたものです」を見て、頭の中でイメージを膨らませないといけない。 できれば、国立新美術館のような巨大な空間を使って、完全再現されたものを見てみたい。
または、大塚美術館(徳島県)のように、レプリカでもよいので、その空間を再現するか。
(2018.03.04)
コメント