en[縁]:アート・オブ・ネクサス――第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館帰国展@TOTOギャラリー・間

「ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」には、12組からなる1975年以降生まれの建築家が作品を出展し、表彰されている。

その凱旋帰国ということで、建築模型などが展示されている。

建築模型を見るのはとても楽しいのだが、「なるほど、これは暮らしやすそうだ!」と思った作品を見たことは殆どない。奇抜な間取りで、どう見ても不自由そうだからだ。

でも、パリコレのランウェイを歩くモデルが着る服が奇抜であり得ない格好であっても、それを気に入った金持ちが「よし、このデザイナーさんに自分の服を作ってもらおう」と判断する材料になるのと一緒なのだろう。

新進気鋭の建築家たちが提示する建築模型は、「注文住宅のイージーオーダーの元となる基本設計」なわけではなく、「こんな発想で建物を提案できますよ!」という意思表示なのだと僕は理解している。 いや、実際は違うのかもしれないけど。

「ええやん!これと同じの、作って!」という人がいるのかもしれない。 で、建築家の創意工夫をそのまんま実際に作っちゃって、とっても生活しづらそうな家が仕上がる、というのがTV番組「ビフォーアフター」のお約束なわけだ。

(2018.03.16)

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