物流博物館

品川高輪口を出てしばらくまっすぐ歩いた先にある、小さな箱形の建物。

こんなところに博物館があるとは知らなかった。 なんで唐突に、こんなところに「物流博物館」?

建物内では、貨物列車のジオラマがるので、てっきりJR貨物が手がけているものだと思い込んでいた。しかし、後で知ったけどこれは日本通運の資料室を母体とした博物館だった。

なるほど、陸海空全ての交通手段で輸送を行える体制を持っているのは日通だけだし、美術品や大型品など、あらゆるものを運べる運送業者も日通だ。日通だからこそできる博物館だと言える。(ただし、現在の物流博物館は、独立した財団法人利用運送振興会による運営)

時代とともに移り変わる輸送手段を、模型やジオラマを用いて紹介しているので結構楽しい。

若い世代ならば、トラック輸送が当たり前なので古い輸送手段を見ても「歴史の教科書を見ているみたいだ」と感じるだろう。でも僕の場合、まだ幼少期にはコンテナ貨物が一般的だったし、荷物が届いたら隣駅にあったチッキまでわざわざ荷物を取りに行ったものだ。

そういう自身の過去体験も思い出しながらこの展示を見ると、大変味わい深い。 模型展示などに子供(特に男の子)がワクワクする内容ではあるけれど、むしろ本当に楽しめるのは高齢者だと思う。

人生の長さの分だけ、物流の歴史を体感しているから。

(2018.03.04)

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