
シュウゴアーツと同じフロアに、小山登美夫ギャラリーがあった。
小山登美夫は日本を代表するギャラリストで、僕はこの人の本を持っている。
「”お金”から見る現代アート」という本で、何故こんな作品に高値が?という疑問に対して、ギャラリストとして解説をしていてとても面白い本だ。
その小山登美夫のギャラリーは、渋谷ヒカリエに1つあり、もう一つ別の場所にあるということは知っていた。
転々とお引っ越しをしていたようだけど、2018年現在では六本木に居を構えている。
渋谷ヒカリエのTomio Koyama Galleryは、笑っちゃうくらい難解な現代アートを展示していることが多く、僕にとっては「挑戦状」に近い内容になっている。「あげる、と言われてもいらない」という作品ばかりだからだ。少なくとも僕にとっては。
そんな作品を敢えて気軽に見せてくれているギャラリーには感謝している。勉強になるからだ。
すいません、商売のお役に立てなくて。
ちなみにTomio Koyama Galleryで唯一「これはいいかも」と思った作家さんは、三宅信太郎ただ一人。
さて、シュウゴアーツのお隣にギャラリーがあったので、ということで何も予備知識なく中に入ったのだけど、なんか悪くない展示だった。・・・としか言いようがない。
(2018.03.16)
コメント