セイコーミュージアム

セイコーミュージアム

東向島にある、時計メーカーSEIKOのミュージアム。

時計の歴史、そして自社製品の紹介を2フロアのこじんまりとした建物内で行っている。

東京都内とはいえ都心からは離れており、時計好きでもないと訪れづらい場所にある。しかし、外国人が何組か見学に訪れており、知る人ぞ知る施設なのかもしれない。

2018年4月24日に、テレビ東京の経済ドキュメント番組「ガイアの夜明け」でセイコーおよびセイコーミュージアムが紹介されていたので、ひょっとすると今はもっと人が多く訪れているかもしれない。僕が訪れたのはその前なので、まだ人はまばら。事前予約が必要だというのも、若干敷居が高くなっている理由かもしれない。

SEIKO

からくり時計の世界から今の最新の時計まで、さまざまな時計が紹介されていて面白い。僕は時計にこだわりがないし、高級時計なんて欲しいと思ったことすらないけれど、そういうレベルの人でも「へえー」と思える展示内容だった。ただし、こういうメカ系のものを面白がるのは、男性の発想なのかもしれない。女性が見て面白いと思うかどうかは、わからない。

館内は、ガイドツアーによる説明という手段もあるし、iPadを受付で借りて、iPadで解説を読むということもできる。展示物にはビーコンが設置されていて、展示物に近づくとビーコンとiPadが反応して、iPadに自動的に該当展示物の紹介記事が表示される仕組みになっている。ただし、凝ってはいるのだけど時々反応が悪く、うまく表示されない場合もあった。

順路というのがあるようでないような館内の作りになっていて、どういう順番で見ていくのがよいのかわかりにくかった。もうすこし導線をちゃんと設定してほしい。

ふと自分がはめている時計を見ると、セイコー製のクロノグラフだった。ああ、そういえばそうだった!

(2018.04.10)

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