ウィム・クロウエル グリッドに魅せられて@ギンザ・グラフィック・ギャラリー

オランダのグラフィックデザイナーの個展。

ポスターにとどまらず、切手やカレンダーなど活躍はさまざまあるが、独特の文字とその配置が特徴的。

ヨーロッパのポスターは、ときどき「文字だけ」とか「余白がすごく多い」ものがあってとてもインパクトがある。一方、日本のものはどちらかというとゴチャゴチャしている。

ゴチャゴチャ、というとネガティブだけど、「情報量が多い」というか。

「行間を読まなくては真意が伝わらない」というのが日本語の(悪い意味での)特徴だけど、そのせいかあれこれ情報を詰め込むのを日本人は好む。

ひょっとしたら、「人間はバカであり、一字一句説明しないと理解できないのである」という発想がそもそも存在するのかもしれない。

セブンイレブンのコーヒーメーカーで、せっかく佐藤可士和がデザインした機械なのに、使う人が理解できないから、という理由で店のオーナーが「あたたかい」「こっちは小さいサイズ」「ボタンを押してください」とテプラをベタベタ貼ってデザインもへったくれもなくなっているのを思い出した。

(もっとも、あのコーヒーメーカーはそもそも使いづらい作りになっていて、デザインが悪いとは思うが)

(2018.06.15)

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