
「旅するフランス風景画」という副題がついている展覧会だけど、プーシキン美術館はモスクワにある。
印象派誕生前後のフランス絵画がたくさん展示されているのだけど、殆ど記憶に残っていない。風景画、ということもあって、「キレイデスネー」という印象しか残らなかったんだと思う。いや、そういう印象を持ったのかどうかさえ、記憶にない。
上野にある美術館はどこも混み過ぎだ。人が多すぎて、ゆっくりと鑑賞する意欲が失せる。
もう、風景画のようなものは東京の美術館では見ないほうがよいのかもしれない。なぜなら、記憶に残りにくいから。
見るだけ無駄、とは言わないけれど、何を見たのかさえ覚えていないようじゃ時間の無駄な気がする。僕にとっては、の話だけど。
平日昼に訪れてもこの有様。ならば、週末はなおさら上野の美術館・博物館に寄り付かないほうがよさそうだ。
(2018.04.20)
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