度會保浩|Eagduru@HAGI ART

古長屋「萩荘」をモダンにリノベーションした複合施設「HAGISO」。その中にあるHAGI ART。久しぶりの訪問。

相変わらず隣のHAGI CAFEはお客さんでいっぱい。大繁盛している。谷根千巡りのついでに立ち寄ったというより、ここが目的でやってきました感が感じられるお客さんの顔。

そういえばこの近くにあるかき氷の名店、「ひみつ堂」は炎天下なのに数十名もの行列ができていた。本来、地味な場所のはずなのに、さすが谷根千だ。若い人がぞろぞろ、何の変哲もない道を歩き回っている。しかもデカいカメラをぶら下げて。

確かに、よくよく民家やお店を見渡すと、かなり味わい深い。探検気分で、このあたりを一日うろつきまわるときっと楽しいだろう。

以前、谷根千界隈の名所急所を50箇所くらいプロットした地図を作成し、当時付き合っていた彼女と一緒に巡ろうとしたことがある。しかし、10箇所もいかないうちに彼女がギブアップして断念した経緯がある。どうやら僕の趣味嗜好は一般的ではなかったらしい。それ以降、このエリアをさまようことはしていない。

それはともかく、HAGI CAFEのすぐ隣のちょっとしたスペース、HAGI ARTでは変わって展示がされていた。

床に転がされた大きな壷。

その壷は、サッカーのゴールネットのような網目状になっている。金属製だと思うけど、素材はわからない。そして、その網目には、ガラスが貼り付けてあるというものだ。

「マジか?」

と思わず何度も見直してしまう、そんな作品。というのも、壷の形にぴったり合うようにガラスが貼り付けられているからだ。どうやって作ったのだろう、これ?

一枚一枚、網ごとに小さなガラスを張っているのだろうか?それとも、壷の中に熱せられたガラスを膨らまし、壷の形で固着させたのか?とにかく、地味にインパクトがある作品だ。地味だけど。

「これ、壷を持ち上げたらどうなるのだろう?」

というのもすごく気になる。壷の一部に力がかかってしまい、そこからパキパキッと割れてしまいそうだ。どうやって強度を確保しているのだろう?

「不思議だなあ、すごいなあ」

と感心させられる、楽しい展示だった。

(2018.07.03)

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