伊庭靖子展 まなざしのあわい@東京都美術館

磁器の食器などをテーマとした絵。どれも淡く、ぼんやりとした描かれ方で不思議な印象がある。

近づいて見ると、本来くっきりしている静物の輪郭がぼやけている。ふわっとした雰囲気を作るために、わざと輪郭をぼかして描いているというわけだ。これは結構たいへんなことだと思う。

この絵には見覚えがあるぞ、と思って会場入口に掲げられた略歴を見ると、2013年の個展を僕が見ていることがわかった。6年前!

大家と呼ばれる画家の名前や作品を全く覚えられない僕でさえ、この人の作品を見てピンとくる。それくらい、この人の作品は記憶にとどまるものだ。素晴らしいと思う。

(2019.09.14)

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