
ドラマは殆ど見ない。時間がかかるからだ。幸か不幸か、いつも多忙に暮らしている僕にとって、ドラマはしんどい。特に日本のテレビドラマはなおさらだ。
そんなわけで、毎年NHK大河ドラマがわーわー話題になっても、「ふーん」としか思っていない。馬鹿にしているわけじゃない、単に「別世界の話」だと思っているだけだ。
西郷どん、というのも全く興味がないのだけど、たまたま東京芸大の美術館に行ったら、たまたま西郷どんの展覧会をやっていた。それで、見た。
興味がないジャンルだからこそ、敢えて見る。こういうのが僕にとっての一期一会だと思っているし、知見を広げる良いきっかけだと思っている。
展示は、西郷隆盛の人生をたどりつつも、戊辰戦争前後の歴史をいろいろな資料で振り返る、という内容のものだった。客が少なければじっくり見る気にもなるけれど、人が多い中熟読する気にはなれず。「同じ内容を本で読ませてくれ」と思った。
まあ、本で手渡されても、多分読まないんだけど。
(2018.07.08)
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