
前回訪問したのは1年前だろうか。今年も訪れてみた。
普段、企画展ばかりを見ているので、常設展の美術館は殆ど訪れる機会がない。だからこそ、大原美術館は時々訪れたいと思っている。
毎度おなじみの展示。見飽きた、とまでは言わないけれど、「はいはい、アレね」と雑に鑑賞できる程度には見慣れている。エル・グレコの「受胎告知」も、モネの「睡蓮」も、「いつものヤツ」のひとつだ。
その時の気分や体調、そして歳を経るごとに変わっていく価値基準で、絵に対する印象というのは変わっていく。昨年見て「つまらない」と思った絵が「案外いいぞ!?」と思えたり、その逆もあったり。
(2018.08.15)
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