東京タラレバ娘展@有楽町イトシア

有楽町駅前を歩いていたら、有楽町イトシアの8階で展覧会がある、という看板が出ていたので行ってみた。

東京タラレバ娘。東村アキコ原作の漫画で、講談社「KISS」に連載されたもの。ドラマ化もされたので、女性向け漫画に疎い僕でも、タイトルくらいは知っている。

「~だったら」「~れば」という仮定の高望みばっかりしていて、アラサーになっても独身をこじらせている女性ともだち3名の話。

ストーリーは全然知らないのだけど、展示されている単行本表紙用のカラー原画などを見て、つくづく「日本の漫画って素晴らしいな」という思いを新たにした。

とにかく、賑やかで華やかで、楽しい。

浮世絵文化は廃れたけれど、どっこい、漫画として21世紀でも生き残っている。大げさな構図、ポーズ、そしてリアル感が除外された二次元的なキャラクターの描かれ方。これは明らかに浮世絵の流れを汲んだものだ。

原画、売ればいいのに。立派なアートだ。むしろ、どんどんこういうのは売りに出して、価値を高めていった方がいい。「昔の倉庫からこんなのを発掘しました」感を出して展示するんじゃなくて、美術作品として展示するべきだ。

値がつくことによって、世間の見方もかわってくるし、世界のアートマーケットも反応してくると思う。

ただ、今じゃまだマニアのコレクションになるだけだろう。ちゃんとした画廊やオークション会社経由で、こういう素晴らしい絵が流通すると良いのだけどなぁ。

初めて見る作家さんの、初めて見る画風だったけど、そう思った。

(2019.04.13)

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