AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展@21_21 DESIGN SIGHT

今回はとても面白い内容だった。これぞ東京ならでは!だと思うし、もっとこんな展示が増えてもいい。すごく可能性を感じる展示だった。

コーネリアス(小山田圭吾)がこの展覧会のために書き下ろした新曲『AUDIO ARCHITECTURE』をだけ。それがこの展覧会のテーマ。

会場内では、ひたすら『AUDIO ARCHITECTURE』が鳴り続けている。

会場入ってすぐのところは、部屋の壁3面を使った、コーネリアスのスタジオライブのミュージックビデオ。残りの壁1面には、シーケンサーの画面や歌詞が表示されている。これだけでもかっこいい。でも、ありきたりといえばありきたりだ。

驚かされるのは、その先の空間。25メートルプールが丸ごと入るような場所で、音楽に合わせて床や壁にいろいろな画像が表示される。音楽にシンクロするように作られていて、光の帯が長い空間を突っ走ったりする。

人々は、その映像が飛び交う床にじかに座り込んだり、見下ろすような位置に設けられた階段に座って音と映像の競演を楽しむ。真っ暗な空間に展開される世界は、圧倒的だ。

曲はエンドレスに流され、1曲が終わってもう一度再生されるときは違う映像作家の作品となる。つまり、コーネリアスの曲という共通課題に対して、どういう映像演出を施すのか?という大喜利のようなものだ。

ひたすら大空間で音と映像を楽しみ続けてもいい。しかし、その空間の裏手にいけば、8組の作品がまるで展示会の企業ブースのようにこじんまりと並んで上映されている。それぞれの作品を同時に眺めて、見比べるのも面白い。

こういうマルチメディア大喜利、もっと見てみたい!と思った。今回は1つの音楽をテーマに映像作品が並んだけど、その逆も見てみたい。絵や動画が1つ用意され、それにたいしてさまざまなミュージシャンが音楽をつける、とか。

(2018.09.01)

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