柔道の本場、「講道館」の建物内にある資料館。会議室のような場所に、書物などが展示されている。
受付で名前等を記入しないと中には入れない。
応対してくれた職員さんの耳をふと見ると、寝技をやりこんだと思われる柔道経験者特有の形になっていた。
中は、えらい人の書とか、師範と呼ばれた人たちの写真パネルが飾ってあった。正直言って、見て面白いものではない。たぶん、柔道の世界にいる人が見てこそ、面白いものなのだろう。
柔道に縁遠い人はわざわざ訪れる必要はない施設。
せっかくだから、「柔道で使う畳はどういう素材でできているのか」とか、柔道着はどういう進化を遂げてきたのか、という「学び」の展示があったら面白かったのだけど、それはそもそもの趣旨が違う。
柔道を習っている人にとっては、「スゲー!」という内容なのかもしれない。実際、外国人二人組が見学にやってきていた。おそらく海外の柔道家なのだろう。
(2018.09.18)
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