大正・昭和時代に活躍した舞台美術家、吉田謙吉が麻布台に建てた12坪の自宅を中心とした展示。
12坪(約40平米)の家の中には、居住スペースだけでなくステージ、観客席まで備えているという独特の作りになっている。
もちろん、ステージをステージとして使っていたのでは、到底日常生活が送れない。なので、一つの空間に複数の役割を持たせ、なんとかやりくりしていた様が面白い。
僕自身、ちょうど40平米の家に住んでいるので、興味深くミニチュア再現模型を楽しむ事ができた。一人で住むだけでも40平米は若干狭いというのに、よくぞまあ親子で住んで、なおかつステージまで作れたものだ。
(2019.03.17)
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