貸しギャラリーの集合体みたいになっている施設で、同時にいくつものアート展示がされていたようだ。折角だから全部見て回っても良かったのだけど、時間の都合上、オギハラさんが出展しているブースだけ顔を出した。
半個室、というか、外との壁がないスペースでユニーク。
KAWAUSOとはなんぞや、と思ったら、「女子美術大学付属高校出身のメンバー7人によるアーティスト集団」なのだという。こういうコネクションがあって、どんどん展覧会に自分の作品を発表していっているオギハラさんは、なんとも精力的だ。
今回のオギハラさんは、ドローイング作を多数展示していた。まるで店頭で売られているアイドルのブロマイド写真のように、ビニール包装済みのB6サイズ作品が多数壁に貼ってある。1枚3,000円。
さささっと描いたような絵だけどさすが日本画家、紙は和紙だし、筆と墨で描いた繊細なタッチが印象的だ。オギハラさんの作品は結構コッテリと描き込まれるものが多いので、シンプルで余白の多いドローイング作品はとても良かった。
「濃い作品なら、ちょっとオギハラさんの作品を二点目として家に迎えるのはしんどいな」と思っていたのでなおさら。
オギハラさんとしばらく作品について話をし、オギハラさんお薦め&僕自身気に入った作品の2点を購入した。さてこれ、どこに飾ろうか。咄嗟に買ったので、何も決めていない。
(2019.03.24)
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