ターナーのもうろうとした絵は好きだけど、それ以上でもそれ以下でもない。
場所が便利ということもあって、丸の内の三菱一号館美術館にはよく訪れているけど、いまいちこの美術館の展示内容と僕の趣味とはあっていないようだ。あんまり記憶に残らないものが多い印象だ。
ロートレックのときだけだな、印象深かったのは。
展覧会の内容について事前下調べなんて全然しないまま会場に突撃するし、展覧会場入口に掲げられた概要説明も殆ど読み飛ばす。そのため、結局最後まで「ラファエル前派」というのがなんなのかよくわからないまま、会場を後にした。いいのか、こんなので。
美術館巡りはそれなりにお金がかかることだ。
そろそろ、「自分に合う・合わない」展覧会、そして美術館というのは取捨選択していっても良いと思う。ここ数年、「とにかく何でも見よう」と手当たり次第に美術を見てきたけど、もうそろそろ「楽しく美術を見る」ようになっても良いと思う。無理して、興味があまりないものを見なくても良いのではないか。
・・・今回の展示で、そう感じさせられた。
(2019.04.14)
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