「ちょっとだけ時間があるときはポーラミジューアムアネックス」。
銀座や有楽町界隈で用事がある。でも、それまでちょっとだけ、時間が余っている。
そんな時、ふらっと立ち寄ると何らかの展覧会をやっているのでありがたい存在、それがポーラミュージアムアネックスだ。
結構テンポ良く展示が入れ替わる。そして、入れ替えのために当分の間休業、というブランクが短い。そしてなによりも、地下鉄有楽町線の銀座一丁目駅を出て目の前だ。
そんなわけで、今日もひょろっと立ち寄って、見たのがこの展覧会。
コッテリ分厚く油絵の具を塗った作品が並ぶ。近くで見ると、ずいぶんくどい。だけど、距離をとってから見ると、楽しい絵だ。むしろ、原色を並べて潔い色と絵柄というのは、すがすがしく部屋のインテリアに向いていると思った。
20センチ四方のキャンバスを何枚か並べ、その連なりで一つの作品が成り立っている絵がいくつもあって、それが面白かった。一枚のキャンバスで作るのとは違う楽しさがある。屏風絵っぽい印象もある。
滞在時間は5分程度。
短時間だったけど、気軽でとてもいい時間だった。
(2019.06.21)
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