Steps Ahead : 新収蔵作品展示@アーティゾン美術館

Steps Ahead : 新収蔵作品展示

元「ブリヂストン博物館」。八重洲のブリジストン本社ビルが取り壊され、新しくピカピカなビルに建て直されるのにあわせて「アーティゾン美術館」という謎な名前の施設に様変わりした。

パルチザン(他国の軍隊による占領や、自国の独裁政権に対する抵抗勢力のこと)と関係があるのかな、と勝手に思い込んでいて、「アルチゾン美術館」と発音していたけど、「アーティゾン美術館」が正解だった。

聞いたことがない言葉だ、と思ったら、「ART」と「HORIZON(地平線)」をかけあわせた造語なんだそうな。これまで通り石橋財団が運営しているわけだし、ブリヂストン美術館のままでいいのに?と思うが、心機一転頑張っていくぞ、という意欲の現れなのだろう。

Steps Ahead : 新収蔵作品展示

ブリヂストン美術館のときは、あくまでもオフィスビルの1フロアを美術館にしました、感がある感じだった。しかし、今度は美術館ありきで建物が作られていて、かなり本格的だ。というか、スペースが広くなりすぎだ。完全に油断していたので、後半「まだ続くのか・・・」とげっそりしてしまったくらいだ。

素晴らしい美術鑑賞の時間であっても、こちらの当初想定時間から長引いてくると俄然疲れてくる。

この美術館の場合、初訪問だったこともあって、まさにそういう展開となった。

なにしろ、1フロアだけでも旧ブリヂストン美術館なみの広さがあるのに、6階、5階、4階と3フロアに展示がまたがっている。受付が3階、ミュージアムプショップが2階、ミュージアムカフェが1階にあるので、美術館の付帯施設が全くない状態で、フルで3フロア、美術館だ。これはかなりの巨大空間。

で、それを余裕で埋め尽くせるだけのコレクションがあるのだから、石橋財団はすごいものだ。今回は収蔵作品展だったけど、もし今後企画展をやることがあれば、1フロアは常設展、2フロアを企画展という使い分けにしてもよいくらい、でかい。やたら疲れたけど、美術漬けな時間となったのは良かった。

この展覧会は写真撮影がOKだった。借り物の作品ではなく、全部自前のものだからだろう。おかげで、スマホカメラでカシャー!カシャー!と撮影する音がひっきりなしに館内に響いており、これはどうにも落ち着けなかった。

特に子供!子供がおもちゃがわりに与えられたスマホをつかって、まるでスポーツカメラマンのように作品を連射しまくるのは勘弁してほしい。

あと、変な格好をした、見るからにナルシスな兄ちゃんが、いろんな作品と自分をペアにして自撮りしまくっているのも、シュールな光景だった。

作品内容はほとんど覚えていない。覚えているのは、ナルシス兄ちゃんの髪型と独特な上着のデザインだ。

(2021.02.21)

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