信州新蕎麦ツアー3

信州そば包囲網3『めぐり会い・蕎麦』。2月10日-12日の二泊三日で、懲りもせず敢行したのであった。

今回は、「東信地区のそば屋を攻めろ!」ということで、初日上田、二日目小諸、三日目軽井沢と3都市を制圧・・・するつもりが、完全に制圧されてしまった感じ。

なにしろ、そばの量が多い!お前らアホか、そば以外食うものないんかコラ、と叫んでしまうくらい量が多い。

信州上田・刀屋の大盛り

写真は、上田市で有名なそば屋「刀屋」のそばだけど、左が大盛り、右が小盛り。このお店、小、中、普通、大と盛り方が4種類あるんだけど、一番少ない小盛りで東京のそば屋でいうところの「普通」。普通盛りを頼むと、常識的そばの量の2倍から3倍は出てくる。この店は、ガリバーみたいな巨人が毎日飯を食っている場所なのか!?

あげくの果てには、大盛りを頼んだらお店の人に「やめた方がいい」とたしなめられるくらいで。それならメニューに載せるな、という突っ込みはしてはいけない。もう、全ての尺度が違うんだから。

でも、この写真のそば、あんまり量が多いように見えないでしょ。確かにこんもりと盛られているけど、あんまり器は大きそうにないし・・・否!否とよ諸君!そうではないのだ。これ、麺が太く幅広に切られているものだから、写真だとそんなに量がないように見えるだけなのだ。舐めてかかっては、痛い目に遭う!現に、この僕も痛い目にあった!

同行したしぶちょお、ばばろあの挑発にのってついつい大盛りを注文。「いやー腹減ってるんだよな今日は」なんて、わざと店員に聞こえる大声をだしながらずるずると平らげた(実はこのお店、本日4軒目・・・うぐっ)。ここまでは、よかった。その後、宿に戻って夕食を食べたんだけど、こちらも量が多くて多くて。食後、トイレに駆け込んで食べたものを嘔吐してしまった!すまん!上田のそば屋の皆様!そして宿の奥さん!

いや、ひどい目にあった。でも、食べた量の割には懐が軽くならないのがここら辺のそば屋の特徴だ。この刀屋の大盛り、いくらだったと思います?いや、実はこれがたったの800円。安すぎる。東京で小粋なそばを食べるのもいいけど、この圧倒的なコストパフォーマンスを前にすると・・・いや、もう脱帽ですな。

(2001.02.17)

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