名古屋は今池にある「スオミの湯」。学生時代にも何度か足を運んだことがある、馴染み深い銭湯だ。久々に訪れてみると、ずいぶんとくたびれた建物になっており、時代の流れを感じさせた。
水に細工をしてアルカリ水にしているようで、それがこの湯の特徴だ。
壁には、
「湯はヌルヌル 肌はツルツル」
という看板が貼り付けてあった。確かに、若干お湯がヌルヌルする。
しかし、看板を貼り付けてから時間が経ったせいか、文字の一部が剥げ落ちていた。アルカリ水なので塗料の劣化が早かったのかもしれない。それに加えて誰かがイタズラしたのだろう、文章がこんな表示になってしまっていた。
「湯はヌレヌレ 肌はソレソレ」
これには腹を抱えて笑った。絶妙なセンスにシビレた。ただし、その看板がある電気風呂は機械の調子が悪いらしく、全然シビレなかったが。
(2009.05.21)
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