秋葉原のニッピンで、ザックを買う。
これまで10年近く使ってきた、ミレーのザックは引っ越しの際に捨ててしまった。
汚れていたからと、よせばいいのに洗濯機で洗ってみたら底面がこすれて穴が開きそうになったからだ。 でも、そういうのさえ気にしなければ、あと5年は余裕で使えただろう。さすが登山のザックだけあって、作りは頑丈。
こういうものって、確固たるブランドが存在していると思われがちだが、実は結構流動的だったりする。 一時、山にいる人の大半がミレー製のザックを背負っていた。特に中高年は、校則で決められてますから、というくらいミレーだった。僕もミレーだったし。
しかしここ最近はミレーはすっかりなりを潜め、代わりにドイターやマムートといったブランドが幅をきかせている。 店員さんに「なんでですかね?」と聞いてみたら、 「ミレーは値段の割には性能がたいしたことないんですよね。今はドイターとか、値段がそこそこだけどいいものが出ていますから」 とのことだった。確かに、ドイターは安い。 ドイターのザックを買うってのは今更感があったけど、いろいろ勘案して、型落ち品である2013年モデルを買った。
2014年モデルは、店員さん曰く「2013年のものとほとんど一緒。円安なのと最新モデルだから高くなっただけ」と一刀両断。実際、同じ容量でも3,000円くらい高い。
ついでに、プラティパスという水タンクを買った。 点滴の入れ物みたいな、樹脂製の水タンク。使い終わったらコンパクトにまとまるので、ペットボトルを水筒にするよりもかさばらない。 そして、ホースを取り付けて、ショルダーベルトにくくりつけておけば、わざわざボトルをザックから出さなくても、歩きながらでも水が飲めるというもの。
さて、今年はどの山に行こうか? 足腰がよれよれになる前に、裏銀座に行ってこないといけないな、、、と思うんだが。
(2014.03.06)
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