新小岩の北口出てすぐのところに、聖栄大学という小さな大学がある。栄養学を中心とした学校だ。
そこで学祭をやっている、というので、たまたま新小岩にいたこともあって立ち寄ってみることにした。
東京外語大学の学祭以外、学祭なんてまともに行ったことがないので新鮮だった。
小さな大学だけあって、専門学校のようなこぢんまり感がむしろ面白い。
おお、学食があるんだね、とか学長室はこんなところにあるのか!とかキャンパス内を探検するだけでも楽しい。
ただ、学生たちの表現方法/PR方法の弱さがとても気になった。
各教室で何かやっているんだけど、廊下を歩いている限り何をやっているのかよくわからない。
つまり、自分たちの出し物の宣伝がへたくそ、ということだ。 人間心理として、何やってるかよくわからない教室に入る気にはなれないので、必然的にスルーしてしまう。
中ではおでんを炊いていたり、実習をやっていたりいろいろあるようではあるけど。
廊下が狭いため、廊下上にブースを出したり客引きをやってはいけない等の規制はあるのだろう。
しかしそれならそれで、香港の看板のように路上に突き出すような形で広告を出すとか、やりようはあるだろう。
なんなら、教室の窓からディスプレイを外に向け、パワーポイントなどを使って宣伝したっていい。 折角の発表の場なのに、客を招き入れる工夫が不足しているのはとてももったいない話だ、と思った。
(2014.11.09)
コメント