葛飾区新小岩に、「マンションの一階にテナントとして(?)銭湯がある」と知り、行ってみた。
以前、別のところでも「ビルの一階が銭湯」というのに出会ったことがある気がするが、全国的にはあまり多くない事例だと思う。
銭湯というのは大がかりな設備投資が必要だ。つぶれたコンビニの跡地に整骨院ができました、なんていうほど気軽にテナント入居できるシロモノではないので、マンション建築時点で銭湯を作るということは折込済みだったんだろう。
このマンションが都営住宅なのかどうかは、不明。 銭湯自体は普通。しかし、久しぶりに「銭湯」なる場所に行ってみたら、なかなかに面白かった。
まず、何よりもいれずみを入れた人がいる。最近の日帰り入浴施設は刺青禁止なのでなかなかお目にかからない光景だ。 あと、カランで身体をゴシゴシ洗っている人が多い。湯船に浸かって長湯している人は少ない。「湯に浸かること」が主目的である日帰り入浴施設とは、真逆だ。
銭湯というのは日常使いの場所なので、身体の汚れを落とすことが優先されているっぽい。 銭湯いいなあ。温泉に遠征するにはちょっと、という時は頻繁に利用したいものだ。身体が随分楽になる。
(2015.05.02)
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