「歳の市」の別名として定着した、羽子板市。浅草寺の境内に羽子板屋が並ぶ。
つい先月、酉の市で熊手を売るのを見かけたが、それと同じ光景がこの羽子板売りでも行われていた。
ご祝儀を包むと、店員さんが三三七拍子をして縁起をかついでくれる。
羽子板、といっても正月に遊ぶ用のものではない。プレイ用途としては明らかにオーバースペックな、飾ってナンボなものだ。これ、毎年奉納して、翌年用に新しいものに買い換えるのだろうか?
一つ一つの値段は結構高いので、かなりの出費にはなる。ただし、精巧な出来だし、こういう四季折々の文化にお金を費やせる人はうらやましい。
浅草周辺は人だらけ。特に外国の人がいっぱい。振り袖をレンタルして、派手な身なりで嬉しそうにしている女性も多く、見ていてこっちが楽しくなる。日本の縁日を楽しんでいってほしい。
(2016.12.17)
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