観光地の双眼鏡も地味に進化するものなのだな

羽田空港の展望デッキに行ってみた。

飛行機がひっきりなしに発着する様子を見ることができて、飽きない。羽田空港ならではの光景だ。

そんな展望デッキには、昔ながらの観光客向け双眼鏡が設置されている。100円玉を入れたら、数分間だけ双眼鏡を見ることができる、昔ながらのものだ。

子どもの頃の憧れの存在だったが、今では全く興味がわかない。なぜだろう?昔、お金を入れても動かなくて100円を無駄にしたという思い出があるからなのか、たった数分で自分が満足できるほどあちこち見ることができないストレスなのか。

ときどき、機械が壊れていて100円玉を入れなくてもずっと見ることができる双眼鏡があって、ラッキーな体験もしたことがある。そんなわけで、双眼鏡に対してはいろいろ思いがあるけれど、肝心の「双眼鏡で見た景色」については何一つ記憶に残っていない。

さて、羽田空港にある双眼鏡だが、「おっ」とびっくりしたのが電子マネー等の決済に対応していたことだ。Suicaをはじめとする交通系ICカードだけでなく、PayPayや楽天Payといったコード決済にも対応しているのはちょっとすごい。

いっそのこと、キャッシュレス双眼鏡にしてしまえばいいのに、と思うのだが、やっぱり昔ながらの100円玉投入口は残っている。

これ、「ピッ」とかざすだけで双眼鏡を使うことができるのだから、制限時間がくるたびに「ああ!今いいところだったのに!延長!」とすぐ延長してしまいそうだ。双眼鏡を設置した空港施設会社としては、費用対効果が高い投資だと思う。

(2023.08.10)

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