予想外にたくさんの景品を貰ってびっくり【荒川区鉄道スポットめぐり】

「荒川区鉄道スポットめぐりデジタルスタンプラリー」というのが開催されていることを偶然知った。何の媒体で知ったのかは覚えていない。

https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a004/kouhou/houdou/20240925.html

荒川区の日暮里駅は橋上駅舎なのだが、その駅舎を出てすぐのところの跨線橋、下御隠殿橋が「トレインミュージアム」として有名だ。

というのも、この下御隠殿橋にいると、京浜東北線、山手線、上野東京ライン(宇都宮線、高崎線、常磐線)、京成本線、さらには東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線を一度に拝むことができるからだ。その数なんと11路線。

弊息子タケも、ご多分に漏れずこの場所が好きで、0歳の頃からこの場所を訪れては鉄道観察をしている。なにせ、これだけの路線が走っているので、待ち時間がほぼなく、すぐに次の電車が通過する。大人でも飽きることがない場所だ。

子どもなりに、「新幹線は鉄道ヒエラルキーの最高峰」と考えているようだ。特に赤い車両の「こまち」はタケにとってはグレードが違うらしく、「こまち」が通過するまではその場を離れたがらない、ということがよくあった。「ほら見てごらん、京成本線のスカイライナーが通過するよ」と水を向けても、スカイライナーは新幹線よりも格下扱いであることを露骨に態度で示す。

まあ、気持ちはわからなくもないのだが、3歳児がどういう理解に基づいて「新幹線は最高」と思っているのか、そのロジックが知りたいものだ。

そういえば保育園で出会う男の子たちは、靴やらソックスやら服やら、新幹線グッズの着用率がそれなりに高い。中には「SUPER EXPRESS」と書かれた、どうやらJR無許可っぽい新幹線が描かれたトレーナーを着ている子もいる(我が子だ)。

「荒川区鉄道スポットめぐりデジタルスタンプラリー」はそんな荒川区で開催されているイベントだった。

南千住の橋梁、都電荒川線、JR貨物隅田川駅などを巡ってスマホアプリでスタンプを集める仕組み。スタンプを押すためにはスマホのGPS機能を使う。便利な時代になったものだ。

昔なら、スタンプラリーをやるためには各ポイントにスタンプ台とスタンプを置いて、さらには盗難やいたずら防止のために夜間はそれらを片付けたりする手間が必要だった。それが今ではスマホアプリで完結するので、エッセンシャルな作業が発生しない。

たぶん荒川区が主催しているのだろう。狭い荒川区内に閉じたスタンプポイントだったので、半日とかからず全部のポイントを巡ることができた。

そして、景品エントリーもスマホで完結。運営する側も参加する側も、楽ちん。

そのイベントがあったのを忘れた頃になって、荒川区役所から何やら小包が届いた。やたらと大きいので、一体何がおきたのかわけがわからなかった。

開けてみて、中身を見て、しばらく首を捻って、ようやく思い出した。「ああこれ、荒川区の鉄道スポット巡りの景品だわ」と。当たると思っていなかったし、何が当たるのかもよくわかっていないままエントリーしたのですっかり忘れていた。

貰ったのは、つくばエクスプレスの「快速秋葉原行き」タオル、京成電鉄のペン、JR貨物の隅田川駅タオル、東京メトロのコインケース、都電荒川線のタンブラーだった。

やけに豪華だ。一人でこれだけもらえるのは申し訳ないので、もっとバラして多くの人に抽選が当たるようにすればいいのに・・・と思ってしまう。でも、それをやると発送の手間も送料も上がってしまうため、鉄道各社の詰め合わせセットにしたのだろう。

そういえば、荒川区を走る鉄道会社全部がこのグッズで協賛していることがわかる。

さらに、メールの受信トレイを見ると、図書カード1,000円分も当選していることがわかった。家族3人で2名が当選とは驚きだ。

こういうスタンプラリーって世の中にいっぱいあるが、面倒がらずにエントリーすれば思ったより当選するものなのかもしれない。ちょうど同じ日に、僕が8月に訪れた利尻島のスタンプラリーの商品として利尻昆布のとろろ昆布が当選して送られてきたし。

(2024.12.17)

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