武蔵生そば

2000年01月27日
【店舗数:—】【そば食:025】
自宅(東京都内某所)

玉子焼き、薩摩揚げ、シマダヤ「武蔵生そば」

 武蔵生そば

スーパーで晩ご飯のネタを物色していたところ、シマダヤの生そばを発見してしまった。シマダヤといえば、流水麺をはじめとし麺業界(関東地区限定かも?)ではその名を轟かすメーカーだ。しかし、よく言えばお手軽お手頃な麺を提供してくれるメーカー、悪く言えば 庶民派麺(=安っぽい麺、ともいう)を作ってるメーカー、という印象があるのも事実。そんなメーカーが生麺のそばを作っているとは。

ぶっちゃけた話、相当胡散臭い目つきでその生そばを見てしまった。大衆消費向けゆで麺の印象があまりに強いだけに、生麺という「ちょっとキアイ入れました」系の麺であってもあまり美味な印象は受けないからだ。さらに、定価148円というえらく安い価格も胡散臭いし、もっと言えば賞味期限切れが近くて「おつとめ価格:定価の50円引き」というシールが貼られているのももっと胡散臭くトホホなんである。それにしても安すぎないか、これ。

特選玉子焼き

そういう姿勢が調理方法にも出てしまい、あまり火力の強くないコンロにもかかわらず二袋分、どかんどかんと鍋に投入してしまった。当然、湯温が一気に低下。これでは「ゆでる」というよりも「とろ火で煮る」状態ではないか。結局、湯温が元に戻ったのは数分の後で、その頃にはもう規定のゆで揚げ時間は過ぎていた。「あーあ、あーあ」と言いながらそばをすくい上げる。ちと生ゆで加減のお蕎麦が完成。

「うーん、おいしくないなあ」といいながら「つるつるっ」とはほど遠い音で蕎麦をすすっていたが、数分経つとそばが乾燥してばさばさになってしまった。生ゆでで表面はゆですぎ、しかも乾燥してばさばさ。あまりにまずいので失禁しそうになった。

結局、二袋も麺を確保しておきながら、その1/4しか食べられなかった。近年稀にみる失態だ。

さて問題です、ちゃんとゆであがったとして、このそばはおいしかったのでしょうか?もう一度試す気は・・・しないなあ。

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