マルちゃん玉そば(02)

2000年02月25日
【店舗数:—】【そば食:059】
自宅(東京都内某所)

マルちゃん玉そば

温故知新じゃコラァァァァっ。
いきなり何で凄んでるのか、自分自身よくわからんが、とりあえず温故知新なんである。

まだこの企画を開始して2カ月だというのに、早速過去を振り返ってどうすんのという気もするが・・・スーパーの食料品売場で見つけた「特売」という字についついつられてしまったんよ。気がついたら、マルチャン玉そばが買い物かごの中に入っとったんよ。うそじゃないで、ホンマなんじゃけえ。

温故知新の名の通り、この蕎麦は連載第5回目で食べたものだ。その当時の記述を紐解いてみると、

「おいしいじゃないの」と思わず口走ってしまった。

なんて書いているくらいで、なかなかの評価だったんである。しかし、今となってこの文章を読むと、「ちょっと待て、スーパーで売られているゆでそばがそんなにおいしかったのか?ホントか?」という疑惑を抱かずにはいられない。

少なくとも、「思わず口走って」しまうはずがない。はいすいませんこれは明らかに過剰な表現でしたね。作り入ってましたやらせですごめんなさい。でも、やっぱりプラスの評価をしていることには変わりないわけで、ならばもう一度食べて確かめてみるべぇ、というわけだ。

ずずっ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

普通だぞ、これ。

面倒なので、開封して・・・とか麺をゆでて・・・とか過程の話は省略。いきなり結論を書いてしまった。

それくらい、普通です。

以前食べた時より経験値を積んで味覚が進歩したのだろうか?

逆に、この味をたった1カ月前には他の蕎麦屋と同列に「おいしい」と語っていたのだから恐ろしい。いや、製造元のマルチャンには申し訳ないが、そう思う。

でも、製造元には同情申し上げてしまう。そんな味覚音痴を相手に商品開発をしなくちゃいけないんだから。本当はおいしくて売れてもいいものが売れず、おいしくないのになぜか売れちゃったという悔しい思いを影では散々しているんだろうなあ。

結局、今回の認識のズレは蕎麦という食べ物が持つ二面性によるものだと思う。

名店と言われる蕎麦屋に代表される「趣味そば」と、出前や立ち食いのお店に代表される「庶民そば」。同じ蕎麦を名乗っているし、原材料も一緒なのにその方向性はあまりに違う。

前回この蕎麦を食べた時は、味覚が「庶民そば」に基づいたものだったのだろう。「庶民そば」の中で優劣つけたら、明らかにうまい蕎麦だった。だから「思わずうまいと口走った」。

しかし、蕎麦を食べ歩いているうちに、徐々に味覚が「趣味そば」にシフトしていった。そんな中で、「庶民そば」代表である「マルチャン玉そば」を食べたらそれほどおいしいとは感じなかった、ということだろう。

だからといって、玉そばがマズいのかというと決してそういうわけではない。やっぱり、今まで食べた「庶民そば」の中では高い評価をあげちゃってもいいんじゃなかろうか。

とフォローしとこう。なんか歯切れ悪いな。