2000年12月29日
【店舗数:—】【そば食:153】
自宅(広島県内某所)
さらしなの里生そば
さらしなの里で買い求めた、お持ち帰り用のそばを実家にて調理。家庭用の小さな鍋で、麺をゆでる。
普段はこの鍋、カレーやシチューを煮るときに使っていたなあ。
とか思いながら、麺を投入する。やはり実家だけあって、それぞれの調理器具にも思い出が詰まっている。カレーのイメージでそばを煮てしまい、ぐずぐずにならないようにしないと。「とろ火で、焦げないように」なんて火力調整は間違ってもしてはいけない。ここは、最強火力でぐらぐらとゆでないと。
ゆでている間に、ちょっとしたつまむものを用意。
右側にある磁器の壷は、蕎麦徳利のかわり。手頃なものがなかったので、これにした。それにしてもこんな器、一体何のために家に置いてあったんだろう?
怪しい壷に、そばつゆを入れておく。
天かすがあったので、スープ皿に山盛り盛りつけて置いた。布恒更科風だ。
ゆで上がったさらしなの里蕎麦。
広島の地にて、この味が楽しめるなんて、結構感無量だ。もちろん、味は本店のものと変わりなく、にっこり、ずるずると楽しめるお蕎麦に仕上がっていた。
うん、うまい。
家族の評判が気になったが、さすがにこの蕎麦で文句を言うヤツはいなかった。みんなおいしいと言って平らげてくれた。良かった。
課題は、そばつゆ。お出汁はすでに実家冷蔵庫にてあったので、それを使わせてもらったのだが、味が関西風で違和感があった。すなわち、昆布をダシ取りの主軸に据えているものだから、どうも甘い。次回からは、東京からそばつゆの素を買って帰る必要があるかも知れない。やはり、もりそばはきりりと引き締まった、かつおだしの方がビシっと決まると思う。
そんな話をしながら、蕎麦で一家団欒をするおかでん家であった。
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