お手軽冷やしそばLS

2008年10月31日
【店舗数:—】【そば食:403】
東京都某所

お手軽冷やしそばLS

お手軽冷やしそば

駅前にあったSHOP99が、ローソンストア100に切り替わった。両者は資本・業務提携で共存していくのかと思ったら、あれよあれよとローソンが株式をかき集め、今や76%を保有する超筆頭株主になってしまった。業務提携ではなく、株式会社99プラスはローソンの連結子会社へ。ただし、あくまでも吸収合併ではなく、別会社だ。

お店は数日間営業を止め、看板などの改装をしていた。ローソンストア100になるのだから、がらりと内容が変わるのではないか、そう期待させた。

しかし、いざ開店して訪れてみたら、売り場の構成や売っている物に殆ど違いはみつからなかった。考えてみればそりゃそうだ、経営不振のため大なたを振るいました、というお店ではなく、単に暖簾のつけかえなのだから。

恐らく、売られているものをよく見るとローソンのPB「バリューライン」が並んでいたり、細かく商品構成が変わっているのだろう。しかし、大筋では変更無し。野菜や肉といった生鮮食糧品を売っているのも変更無いし、普通の100円ショップ的なものも当然売られている。あ、でもレジに置かれてあった石焼き芋機が無くなってる。石焼き芋はこれからがシーズンだったけど、撤去か。

ざっとお店を見て回ったのち、とりあえず小腹が空いていたので蕎麦を買うことにした。「ローソンストア100」の名の通り、100円。ただし外税だけど。実際105円。以前は「SHOP99」で99円だったことを考えれば、1円の値上げになる。単価の安い商品ばかりを取りそろえているから、ほぼ全商品実質1%値上げ達成となれば随分と利益に影響するだろう。

買った蕎麦は「お手軽冷やしそばLS」とラベルに記載されていた。何がどうお手軽なのかはよく分からない。「ざるそばは手軽」というイメージを重視したのだろうか。でも実際は、つゆの袋、海苔の袋、わさびの袋を開封しなければならないので言うほどお手軽ではない。

ところで語尾についているLSって何だ。レクサスの高級車みたいなネーミングだ。しばらく考えてみたが、どうも「ローソンストア」の略と考えるのが妥当なようだ。おお、こういうところに既にローソンの影響力が。でも、ローソンストアを略してLSかぁ。レクサスにおいて、「LS」という車種は「高級車の概念を変えていく、フラッグシップセダン。」(レクサス公式サイトから引用)と位置づけられている。この蕎麦のラベルを見ちゃったら、「LS460」なんて車は460円で買えてしまう錯覚を覚えてしまう。高付加価値商品と超廉価商品。妙なところでクロスしている。

蕎麦アップ蕎麦は、やや幅広の太麺で、しっかりとした食感が楽しめるようになっている。最近コンビニでざるそばは買わないのでトレンドを知らないのだが、こういうのが受けているのだろうか?

ローソンでとろろそばや月見そばを買う事があるが、少なくともこういう太麺ではない。ねばねば系の蕎麦ということもあって、当然つるつるっと手繰れてナンボな麺になっている。

だから、この太麺は意識的だ。「この太さが、良いのだ。」という主張があって作られたに違いない。そんなもんですかね。いや、僕は太くても細くても構わないですけど。

食べてみる。改めて食品加工技術に感心するのだが、時間が経っても延びない・麺同士がひっつかないのは凄いことだ。麺に何をした?

そういう技術は素直に凄いと認めるが、その結果もろに味にでてしまっていた。なんだか、酸っぱい。恐らく、防腐用の食品添加物が臭うのだろう。

なんだか薬物を食べているような感じで、とてもじゃないが「お手軽」な代物ではないと思った。まあ、105円ですから・・・。この値段で蕎麦の風味があったら逆にびっくりだが。

値段は「超」が付くほどお手軽なので、ふと「金は無いが蕎麦食べたい」となった時にはぜひどうぞ。「蕎麦なんて通ぶりやがって、一枚1,000円ですだとかふざけんじゃねえ」と思っている方にもお奨め。

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