さらし奈乃里(10)

2000年05月07日
【店舗数:—】【そば食:092】
東京都板橋区前野町

板わさ、鳥くわ焼き、稚あゆ天もり、ビール、熱燗

さらし奈乃里、何回通った事だろう。馴染んできた証か、最近お酒を飲む量が増えてきたような気がする。いかんいかん、くれぐれも、酔っぱらって粗相するなよおかでん。居酒屋じゃないんだからな。

「レモンサワーお願いします」なんて口走らないよう、あらかじめ自分を戒めておく。とはいっても、はっと気が付いたらビール中瓶1本のあと、熱燗2合をくい、くいと。ああ、やっぱり。

おかでんの生きざま:「あらかじめ●●をしておいた」といった行動は、必ずその後に続くネタの前振りになる。

そろそろ蒸し暑くなってくる季節だけど、相変わらず熱燗を頂いている。これは、冷や酒だとついうち「ぐいっ」と煽ってしまい、間がもたないからだ。熱燗だと、小さなお猪口でちびり、ちびりと飲るので、1時間弱滞在するにはちょうど良いスタイルだ。

最近は、このお店にノートパソコンを持ち込むというテクを身につけた。おいしい酒肴を頂きつつ、お酒もちびちび頂きつつ、NetNewsを閲覧する(筆者後注:うわぁ、NetNewsか。古いなぁ)。結構、これが楽しい。

このお店にある酒肴メニューはとうの昔に全制覇してしまっていたので、今回は板わさと鳥くわ焼きをセレクト。いずれも、お酒がすすんでしゃーない。もし、回転寿司のように目の前に「どうぞご自由にお取りください」状態で机の側まで徳利が流れてきたら、心おきなく飲んでいたことだろう。しかし、現実的にはそんな夢見るアリスチャンな事はなく、お酒は店員さんに注文しなくては出てこない。さすがにこれ以上お酒を頼むのは恥ずかしいので我慢。

人というものは、他人と接することで自らを律し、そして成長していく生き物である。

また格言が産まれてしまった。ふっ。

今回初登場は稚あゆ天もり。つい先週まで春野菜天もりが期間限定メニューに鎮座していたのだが、今週から変更になったらしい。そうか、もう「春野菜」の季節から「あゆ」の季節になってきたのか。うぐぅ。蕎麦屋で酒を呑み、蕎麦を手繰っている間は時間の流れが止まったような感じになるが、実際には時間が流れ、季節は過ぎていく。

ちなみに、本日の変わり蕎麦は「新茶そば」になっていた。おっ、そうか新茶の季節にもなってきたのか。

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