宮島かき祭り2007

ノロわれたって怖くない!

日 時:2007年(平成19年) 02月10日
場 所:広島県廿日市市宮島町
参 加:おかでん、ちぇるのぶ、ばばろあ (以上3名)

広島東洋カープのブラウン監督が地御前のかき祭りで、来場者に牡蠣を振る舞っている光景がTVで映されていた。牡蠣かぁ。ええのぅ。仕事の関係でしばらく広島の実家を根城に活動していたのだが、その間母親に所望して牡蠣料理はよく作ってもらっていた。父親は牡蠣が嫌いなので、父親からするといい迷惑だ。そんなわけで親不孝をしながら牡蠣を満喫していたわけだが、それでも「好天のもと、炭火で焼きたての牡蠣にむしゃぶりついてアッハッハと豪快に笑う」といったシチュエーションには激しく惹かれた。

牡蠣の一大産地である広島のことだ、きっとあちこちで開催しているに違いない。ネットで情報収集をしてみることにした。

すると、確かにあちこちで開催されている事が判明。しかも、時期的にもちょうど良い。これは素晴らしい。選り取りみどりでかき祭りを選ぶ事ができた。ただ、その多くは「牡蠣の即売会」であったり、「先着○名様に焼き牡蠣を無料で食べさせてあげます」といったものばかり。違う!ファッキンノー!そういうのではない。僕が希望しているのは、「お金はいくら払っても良い。だから、いろいろ牡蠣料理を食べさせてくれる屋台があって、ビールが売られていて、牡蠣三昧でビールぐいぐいこりゃ旨い」というシチュエーションだ。単に牡蠣配ったりそのまんまの牡蠣売ってるんじゃあ全然ダメなんだよ。そもそも、開催日程が半日足らずってそりゃあ気合いが足り無さすぎる。

そんな中、唯一男らしい日程と内容で開催を宣言していたのが、宮島かき祭りだった。2日間の開催で、しかもいろいろ料理や催し物があるらしい。公式サイトから引用すると、こうだ。

冬の味覚といえばやはり「かき」!

広島県で一番最初に始めたのが「宮島かき祭り」です。毎年、かきが一番おいしくなる2月に開催しています。

「かきの浜焼き」・「かきの土手鍋」・「かき雑炊」・「かきフライ」・「かき入りお好み焼き」「かき卵汁」など宮島かきをふんだんに使ったかき料理が格安で味わえるのが魅力でしょう。

特に宮島ならではの「かきの浜焼き体験コーナー」は、自分たちでかきを購入し、自分たちで焼きながら食べていただくという新企画のコーナーが人気を集めています。

この他、かきの直売コーナーは価格の安さと鮮度の良さで人気集中!地方発送コーナーのご利用ください。また、多くの直売コーナーも設けています。

ステージでは「神楽」や「和太鼓」で宮島かき祭りを盛り上げる。

オーイエス、これで唾液腺をパンパンに腫らさないヤツは牡蠣好きとは言えない。牡蠣、食べまくろうじゃあないか。

2007年02月10日(土)

宮島かき祭りポスター

JR宮島口駅に張ってあった「宮島かき祭り」のポスター。牡蠣の身がでかでかと撮影されているが、牡蠣を食べ付けない人にとってはグロテスク以外の何者でもないだろう。

宮島行きのフェリー

JRの駅から徒歩数分のところにあるフェリー乗り場まで歩いていく。

途中、あなごめしで有名な「うえの」があるが、今回は牡蠣を食べにきたわけで無視する。まあ、このお店、非常に有名でものすごい行列ができるお店。観光で遠方から訪れた方は、一度興味本位で食べてみると好いかもしれんです。

フェリー出発

フェリー出発。

すぐ隣には、「広島の都心へ直行 便利な広電電車」と書かれたフェリー乗り場が併設されている。この宮島航路は二つのフェリー会社が競い合っている、ちょっと特殊な路線。

「なんとかオラがグループ会社のフェリーに乗客を」ということで、わざわざJRが宮島口駅の改札口の場所をズラし、JRフェリー乗り場寄りにしたのは今となっては笑い話だ。現在では、JR改札を出てまっすぐに道路を歩いていくと、当然のごとくJRのフェリー乗り場にたどり着く。逆に、広島電鉄宮島線でやってきた人は、改札を出てそのまま歩くと松大観光汽船(広電グループ)乗り場にたどり着く。(一本の道路を挟んで、右か左かの歩道の違いなだけ、なんだが)

毎度おなじみ、日本三景宮島でございやす。

日本三景宮島

今度、14年ぶりにあの大鳥居の色を塗り直すそうで。鳥居の景色を楽しみたいのであればお急ぎください。

ものすごい数の人たち

で・・・そろそろ宮島側のフェリー乗り場に到着するぞ、という段になって、なにやら陸地では上陸を阻止せんとばかりのものすごい数の人たちが。

げええ、あれ全部がかき祭りに来た人ですか。勘弁してくださいよモウ。

そういえば今日は3連休初日なんだった。かき祭りを知らずに宮島旅行に訪れた人だっていっぱいいるだろうし、そりゃあ混むわなあ。

ものすごい人の数

あー。

フェリー乗り場から出てみると、期待していた通りの飲食ブースが連なった光景。それは大変に結構なことなんだけど、人間様までが大変に連なってらっしゃる。ジェンカをやってるんじゃないのか、君ら。

11時過ぎには到着したので、「混雑する前に旨いもの全てゲットだぜ」と我ながらの策略に痛く感動しておったのだが、目の前に展開されていたのは激しい行列と人混みと、そして「土手鍋コーナー最後尾『午前の部・終了。午後の部・1時よりスタート』という看板。ああー。何で土手鍋ごときが(ごとき、という表現は失礼だが、敢えて使わせてもらう)、そんなに行列ができて、なおかつすぐに売り切れてしまうんよ。信じられん。

その横には、お好み焼きの行列の最後尾を示す看板が出ていた。こちらはまだ売り切れていないようだが、お好み焼きを焼くにに1枚あたり一体何分かかるのよ。あそこに並んだが最後、延々と立ちつくす羽目になると覚悟しないと。こりゃあダメだあ。

人が多すぎてわけがわからん

人が多すぎてわけがわからん。

行列なのか、人混みなのか。

このかき玉汁は行列が無いように見えるが、どうなのか。

牡蠣の浜焼きコーナー

見ると、無料で食べさせてくれる牡蠣の浜焼きコーナーに行列が殺到しているようだった。それを中心に、お好み焼き、土手鍋、雑炊などに行列が。人気料理店は敷地の奥に設置されているのだな。

お好み焼き

超人気商品のお好み焼きはどんなもんじゃい、と見に行ったら、あらちゃんと広島風で作ってるんですね。

これで200円は相当安いと思うが、さすがに一人1枚じゃあるまい。1/2枚か1/4枚程度じゃあるまいか?

だとしても、一度にこれだけしか作れないわけだから、そりゃあ行列がいつまで経ってもさばけないわな。お好み焼きは時間がかかる料理だから。

オタフクソースの巨大看板

店の前に大きくディスプレイされていたオタフクソース。

どうやらこのお好み焼き屋はオタフクソースが出店しているらしい。そういえば店先にも、オタフクソースの容器が山積みされていた。

土手鍋

あれ?ここでも土手鍋が売られている。

ここはどこかの味噌屋さんらしい。(もう、人が多すぎて、全ての状況を把握するのが無理)

さっきの行列の先がここに繋がっているのか、それとも別なのか。よくわからなくなってきたぞ。

かき豚汁

そんな中、隣で売られていた「かき豚汁」はなぜか行列無しだった。

何なんだ、この差別は。

確かに、土手鍋が100円なのに対して豚汁が200円なのは見劣りするが、それにしてももう少し客が居てもいいんじゃないのか。

まあ有難い、われわれはこの料理でまずはおなかを満たすことに決めた。

かき豚汁

かき豚汁。

んー、あんまり豚汁の中に牡蠣を入れる必然性を感じないんですが。

海のものと山のものがケンカしちゃってる感じで、味わいとしてもいまいち。

誰かしらん女性シンガー

メイン舞台では、誰かしらん女性シンガーが歌っていたが、一様に皆様無視して行列の行き先を一心不乱に眺めておった。

牡蠣をポン酢であえたもの

牡蠣をポン酢であえたものを、誰かがゲットしてきた。

うん、こういうシンプルなのは大変によろしい。ただし、一人一粒だと食べた気がしない。

この地は人が多すぎるので、サブ会場である宮島水族館まで15分程度歩いて移動することにした。確か、サブ会場でも牡蠣の浜焼きをやっていたはずだ。

僕が今回最大に魅力を感じていたのは、炭の前で自分で殻つき牡蠣を焼いて、その場で食べるっていう食べ方。浜焼きがまさにそれだ。バーベキュー感覚で食べつつ、ビールをぐいっと飲む。たまらんじゃあないですか。もうこんな混雑はいい、さっさとビールを飲みに・・・じゃなかった、浜焼きをやりに行こう。

鹿が闊歩

さすがにかき祭り会場近辺は人が多すぎて近寄ってこなかったが、少し場所を離れるとすぐに現れるのが鹿。

こいつら、最初は「わー可愛い」などと観光客は大喜びするが、とんでもない食わせ物で、人に慣れすぎて時にはうっとおしい。人様の弁当を背後から忍び寄って盗むなんてのは日常茶飯事だ。買い物袋に首を突っ込んでお土産をあさる、なんてことも平気でする。泥棒鹿なので、決して甘やかさないように。

餌を与えるのは厳禁。跳び蹴りを食らわすのは動物虐待なのでやっちゃダメだけど、脅して追い払うくらいのことはしても全然OKだ。ただし、角が生えている雄鹿の場合、逆襲をうける恐れがあるので相手を選ぶように。

「水族館前広場」

宮島観光ゾーンの外れに、宮島水族館がある。

ここにも、「水族館前広場」としてかき祭り会場が用意されていた。

かきの浜焼き1皿(2ケ)200円。先着500名。

・・・あれ?バーベキュー形式で、自由に焼くことができるんじゃないのか?

水族館前会場全景

で、水族館前会場全景。

人がそれほど多くないのは大変に結構なんだけど、座る椅子すら殆ど無いのはどうしたものか。メイン会場と比べてやる気のない会場だった。しまった。わざわざここまで足を運んだのに。

焼き担当の人も焦っていた

網の上に殻つき牡蠣をびっしりと並べて焼いている最中なんだけど、殻が分厚いせいもあってなかなかこれが火が通らないったらありゃしない。

なかなか行列がさばけなくて、焼き担当の人も焦っていた。しまいには殻の上からバーナーであぶったりして。

かき祭り会場の向かいにある飲食店の出店でも牡蠣の浜焼きはやっていたのだが、そっちの方が回転が良さそうだ、とお客さんが流れる始末。

その飲食店の良かったところは、生ビールを売っていたことと、カキフライを扱っていたということだった。かき祭り、カキフライは明日2月11日限定の扱いだったわけで、今日(2/10)では食べられない予定だった。しかし、かき祭り以外のお店で幸いにしてカキフライを入手。

牡蠣の浜焼き、カキフライ、そして生ビール

というわけで、なんとかかんとかひととおりそろえました。ようやくこれでかき祭りっぽくなってきました。

牡蠣の浜焼き、カキフライ、そして生ビール。

ひゃー。来た甲斐があったなあ。

広島市内で、こういった形で気軽に牡蠣と麦酒を楽しめるお店ってそんなに無いんだよね。屋台形式で、広島駅構内なんぞにあれば良いのに。つくづく広島って商売下手よのぅ。