2歳児人生でもっとも爆走した日

夏休みの子供向け、どじょう掴み大会をハシゴした話を書いた。

あわせて読みたい
どじょう掴み大会をハシゴする 以前、「なぜか東京では子ども向けのどじょう掴み大会を開催する町会のお祭りを見かける」と書いた。 ということで、今回は1日で2つの町会の夏祭りに行き、どじょう掴み...

このとき訪れたイベントの一つが、学校の校庭に消防団のホースで半径50メートルくらいの円を作り、そこを簡易プールにしたものにどじょうを解き放ったものだった。

消防用のホースで囲いを作っても、当然水はどんどん外へと漏れていく。それを補うかのように、消防団が2つのホースを上空に向け、ずっと放水しているのだった。お陰で、校庭簡易プールの中は土砂降りの雨状態で、地面は薄く水が溜まっていた。

これを見て大興奮したのが弊息子タケで、ひたすら大笑いしながらどんどん走り始めた。ひたすら、ぐるぐると。

親が追いかけてくるから逃げる、という鬼ごっこではない。もう、とにかくこの状況が楽しくって仕方がないらしい。空から降ってくる激しい水、走るたびにじゃぶじゃぶと跳ね上がる水、それらを全身で楽しみまくっていた。

走ったからといって何かがあるわけではない。イベント会場に到着したのがちょっと遅かったので、すでにどじょうは会場に残っていない。でも、だからこそ心置きなく彼は走り回るのだった。

これまでの彼は、すぐに抱っこをせがむ性格だった。公園の遊具を前にするとスイッチが入って遊びまくるが、そうではないと極力省エネモードで、歩こうとしない。それがどうだ、彼は全然休もうとしないで走り回っているではないか。

以前、高尾山で彼に川遊びをさせたら、ひたすら走り続けたのでびっくりしたことを思い出した。

あわせて読みたい
高尾山でもっとも子どもが興奮した場所は、駅のすぐ近くにある川辺だった 高尾山ビアマウントに行く、というのが僕らにとっては定番行事になっている。 友人で「シーズン中は月に1度、夫婦で必ずビアマウントに行く」という人がいる。千葉県在...

すべての子どもが同じなのか、わからない。でも、弊息子タケにおいては、「水を得た魚」のように水があると生き生きとするのは間違いないようだ。

(2023.07.30)

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください