1998年04月第3週(04/12-04/18)

【04月12日(日曜日)】<90.2キロ>

朝食:生辛子明太子おにぎり、毎日骨太300ml
昼食:カップヌードルシーフードBIG
夕食:春巻き4本、ポテトサラダ、もやしの煮物、ご飯、おみそ汁
夜食:バターピーナッツ1/2袋、ビーフジャーキー少々

まあ、昨日が昨日だけにこの体重でいちいち驚くことはなかろう。でも、心の中では自信満々なのである。いよいよ来たか、と。多分、今が一番幸せな時期なのかもしれない。これが、89キロ台に突入してしまうと次は80キロまで相当な時間がかかる。目標を失ってしまい、「あーあ、またちんたらと続けなくっちゃなんべーだか」ってダレる気がするのだ。その点、「あと200グラムで89キロが見えてくる!」という今が、寸止め一本状態でキモチええのではなかろうか。おっ、そうそう、この体重であるということは「高度肥満」から「中度肥満」になったということだな。幸先が非常に良い。

さすがに昨日の疲れが取れないらしい、どうも体がだるい。疲れている、というよりもなんか栄養不足で体が動かないという感じだ。日ごろの不摂生に追い討ちをかけて久々のまともな運動で、体に備蓄されていたビタミン類が底をついてしまったのだろうか。

結局、お昼ごはんを頂いた直後に寝てしまった。食後すぐにネルと太る、なんていうのは承知してるんだけど、パソコンに向かう気力すらなく、かといって外出するのもだるいし、で寝てしまった。

友達と「あーあ、こんなの食べると太っちゃうよね」と、トレイいっぱいに用意された食事を見て呟きあった。飽食の時代、なのである。不景気だとかなんだかんだ言ったって、食事だけはきっちり食べられる。

で、自分自身今日の自分の生活と食事内容をてんびんにかけてみて、どうもカロリーとりすぎな気がしてきたので「よし、食後の腹ごなしに運動だ」なんて一人ハッスル。友達に冗談で「酒飲みに行くぞ、酒っ!」なんて宣言したら、なんとそのとおりの話になってしまった。墓穴を掘るとはこのことだ。まあ、日曜日夜ということで月曜のお仕事も控えているから、部屋で2時間だけの時間限定飲み会を開くべぇ、という話で決定した。

結局、「仕事思い出した」とか「電話かかってきた」とか、さまざまな理由で参加者が減ってゆき、開催は見送りになってしまった。しかし、そこで僕の部屋に取り残されたのが数種類のおつまみ類。

「・・・気になるなあ・・・」

ちょうど、F1の中継がテレビではじまったので、それを見ながらついつい手を伸ばしてしまった。

お酒まで手を出さなかったのは唯一の救いってところだけど、寝る直前にこれは強烈な仕打ちだった。お酒飲まなかったにしろ、「おつまみ」ということで塩分はきつい。だから、自然とお茶をぐいぐい飲んでしまった。これじゃ、明日の体重はどう考えたってアウトだ。せっかく89キロが見えてきたというのに、こらえ性のないやつだ。

ほっとけば、バターピーナツを一袋あけちゃいそうだったんだけど、「さすがにこの状況はまずかろう」という良心の呵責から、半分程度でストップをかけることができた。ありがとう、良心。

【04月13日(月曜日)】<91.0キロ>

朝食:たけのこごはんおにぎり、毎日骨太300ml
昼食:赤魚鯛の西京焼き、ポテトサラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:ビール1000ml、本格中華焼きそば、ハンバーグ、とうふ一丁

おきた瞬間に、「わっ、こら駄目だぁ」というのがわかる、っていうのも久しぶりなのである。露骨に下腹あたりがまったりとした空間をプロデュースしてくれているし、なにしろまぶたがはれぼったい。これで89キロ台、なんていったら「今までの俺はなんだったんだ」って逆ギレするかもしれない。

で、処刑台に立たされる心境で体重計に乗ってみたら・・・ああ、また高度肥満な野郎に逆戻りなのである。さらば、90キロ台。また91キロ台に逆戻りなのである。まあ、それでも最悪のシチュエーションでもこの数値で済んだ、ってことは今後90キロ台で一週間ほど戦いが展開されるんだろう、というある種の見当がつく。今までみたいに突発的にがくんと体重がおちて90キロ台、なんてのはあまりアテにはならないが、今回の数値でようやく信憑性が増してきた。

こんぶをたべなければなるまい、とふとそんなことを思う。例の「マイドクター」を丹念に読んでいてひらめいたのだ。ちょうど、甲状腺障害の欄をぼんやりと眺めていたのだが、どうも甲状腺肥大を起こすと急激に痩せてしまうらしい。甲状腺は新陳代謝に関わる機関で、それがお馬鹿になると新陳代謝が活発になりすぎて、痩せてしまうらしいのだ。おお、素晴らしい!

で、ヨードの取りすぎは甲状腺肥大を招くからよろしくないらしい。ヨードがいっぱい入っているものといえば・・・昆布だ!というわけ。もちろん、ほんとに甲状腺肥大を起こして病気になっちゃうと、体が痙攣するだとか眼球がせり出してくるとか、ロクなことはないんだけど病気にならない程度、新陳代謝が活発になるってのはバチがあたるまい。

ということで、今度から朝のおにぎりは昆布のおにぎりにしよう。うんうん・・・って、その程度食べたくらいで甲状腺に影響を及ぼすとはとてもおもえないけどなあ。

お昼のメインディッシュとして、社員食堂にあこう鯛がでーんと鎮座していた。これでカロリーは206キロカロリーなんだから、お得としか言いようが無い。昨晩の失態も含めて、ここは低カロリーな食事で乗り切らないとおてんと様に申し訳がたたないではないか。素直にあこう鯛をゲット。

しかし、アレですな、長さにして20センチ以上ある半身のあこう鯛を食べたんだけど、食後2時間程度でもう空腹になってしまった。お魚ってのは、どうも満腹感をクリエイトしてくれない代物らしい。その点、油もののなんと偉大なことよ。コロッケなんて、一個あるだけで相当腹持ちが良い。だから、北朝鮮とか今食糧事情が悪い国には、米とかそんなものをプレゼントするんじゃなくて、コロッケを大量に送り付ければよいのではなかろうか?なんてちょっとだけ真剣に考えたりする。

そういえば、犬そり用のエスキモー犬は、大量のカロリーを消費することから、餌としてラードの固まりを与えられているのをテレビでみたことがある。そりゃ、カロリー補充には最適だろうけど、そんなの食べていて体壊さないのだろうか?

残業で寮の食事を食べそびれたので、途中セブンイレブンに寄ってお買い物。いや、無理してダッシュすれば、寮の食堂のタイムリミット・・・22時にはまにあった。でも、寮のシェフったら22時ぎりぎりに食堂に行くと露骨にいやな顔をするので、こっちも気が引けてしまうのだ。だから、だいたい21時45分以降の帰宅となるんであれば、食事はあきらめた方がよい。こっちだって、むっとされて食事だされたところでおいしかろうはずが無い。

ということで、お買い物袋を引っさげて寮に戻ってきたら、玄関先でシェフの奥さんが靴を磨いていた。さすがに、ビールやらおつまみ系統の袋をぶらぶらさせて「ただいまー」って言うのも気が引けたので、裏に回って廊下際の窓のふちに買い物袋を放置し、自身は手ぶらでご帰還。こういうつまらないところにダンディズムを主張するのが、僕の流儀なのだ。

で、何食わぬ顔して廊下から窓をあけて袋を取り出そうとすると・・・あ、袋が地べたにおっこちているではないか。砂まみれ。やはりアホなカッコ付けはしないほうがよろしいようで。

結局、痩せる痩せるといいつつもこういう食生活送っているんだから、救いようがない。いつになったら89キロになれることやら。

【04月14日(火曜日)】<91.0キロ>

朝食:いくらおにぎり、毎日骨太300ml
昼食:天ぷら盛り合わせ、サラダ、ご飯
夕食:ビール666ml、刺し身盛り合わせ、厚揚げ1/2、もつ煮込み小パック,毎日骨太300ml,のりこんぶおにぎり

これを書いているのは木曜日。要するに、やってもうたなのである。何がって?本来、火曜日の日記ってのは水曜日の夜にweb上に公開されてにゃならん。それがなんで木曜日になってえっちらおっちら執筆してるのか、ってこと。答えは単純、データの入ったフロッピーディスクが壊れてしまったから。

普段、このダイエット日記はお昼休みとかの空いている時間を使って、会社で書いている。だから当然データはフロッピー保管。で、このフロッピーが曲者で・・・今まで何度ひどい目にあってきたことか。つい先週も、データがとんだというひどい目にあったばかり。

とまあ愚痴をこぼしても仕方が無いので、一度書いたはずの日記を再録。ただし、超短縮バージョンということにします。

確か、消えた日記ではここで「いくらの本物とにせものの区別の仕方」について延々と論じていたはずだが、さすがにそれを書き直す気力はないので省略。またいつか機会がきたら書くこともあろう。

ちなみに、この日の「91キロ」っていうのは非常に胡散臭い数字。ぶっちゃけた話、91.2キロと91キロジャストとの間をふらふらしていたのだ。デジタル体重計だから、間をとるわけにもいかず、どっちの数値の方が長く画面に表示されていたか・・・ということを測定し、「よし91キロだ」という事にしたにすぎない。だから、アナログの測定器だったら、多分91.1キロという結果が出るのではなかろうか。ありがとう、デジタル測定器。

やはり91キロジャスト、というのと91.2キロでは心構えが違う。ほら、91キロジャスト・・・っていったら、「90キロ台への入り口・・・目指せ89キロ!」ってものすごく前向きな気分にさせられるんだけど、これが91.2キロだったらどうか。「とりあえず91キロ台をクリアして、90キロ台をめざそう」という近視眼的な発想しかできなくなっちゃう。だからこそ、「えいえい」と微妙に足の力加減を調節するという姑息な手段を取りながらも、本日の正式測定値を91.0キロにしたわけだ。いかさま?何とでもいいやがれ、こんちくしょう。

天ぷらってのは油であげる料理。だから、カロリーも相当高かろうという予測も立つが、それは誤解。今回僕がピックアップした「盛り合わせ」は、カロリーが330kcal程度だった。非常に低い。これなら、育ち盛りのお子さんをお持ちのお母様も安心だ。多い日でも安心だ。(すんません、「また日記書き直しかよ」ということで、自暴自棄になってます。文章が破綻してます)

ただ、よく考えてみればナスだのイモだの、ごく低カロリーな食材を使っているんだから天ぷらのカロリーが低くて当然。逆に、330kcalとはいえここまでカロリーを跳ね上げてしまっているんだから、やっぱり油の力はおそるべし、なのである。

夜。なんでまたビールを飲むのか、って糾弾されて町内引き回しにされそうだけど、今日はちょっと違う・・・と、今必死になって言い訳を考えているところ。それにしても、今日のビールの消費量はどうも不自然だと思いません?そう、今日はアサヒビールの新製品「スタイニーボトル」の品評会なのである。もちろん、自宅でただ一人の品評会なんだけど。

「スタイニーボトルって何のメリットがあるんだ?」「リサイクルのエコロジーか?」「缶で飲んだ方が楽じゃないの?」といういろいろな意見があったので、まあ論より証拠で試してみることにしたのだ。

で、実際どうか。いやー、参りました。僕はもろ手をあげて歓迎しちゃうね、このスタイニーに。ビンをラッパのみするスタイル、ってのがものすごく気持ちいいからだ。なんかワイルドな男を演出してるみたいで。自分自身の飲んでいる姿にちょっとナルシス入っちゃいそうな、そんな気分。これは、缶を飲むよりもはるかにいい。ついでに、缶ビールを飲むときは缶の味も若干はいってしまうので、ビールの味が落ちた。その点、瓶なので味の変化はなし。おいしくビールがのめる。おお、いいことづくめじゃないか。

欠点としては、口が小さいために一度にごきゅごきゅ飲めないという事。そのため、時間をかけて飲むことになる。だから少量でも酔ってしまうというおまけつき。これはまあ欠点というよりも長所なのかもしれないんだけど・・・。

とまあ、なかなか大成功な品評会だった。今後もどんどんスタイニーを買っていきたいなと思っている。こりゃ、絶対に流行るな。・・・と考えつつ、気が付いたら明日の朝食である牛乳とおむすびをぱくついていた。ああっ!何をやってるんだ!

【04月15日(水曜日)】<91.0キロ>

朝食:厚揚げ1/2
昼食:シチュー(小皿)、ミモザサラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:ビール少々、ワインそこそこ、おつまみ各種
夜食:ローソンフレッシュサラダ

昨日の数値がうそ臭いのであれば、今日の数値もうそ臭いパート2なのである。今度は、90.8キロと91.0キロをいったりきたり。昨日は、ちょっとでも痩せた数値の方にしようしようと必死だったが、今日は「ああもういいや、91.0キロっ!」っとあっけなく勝敗をつけてしまった。昨日、ちょっと食べ・飲みすぎたという意識があったので、「こりゃ体重が91.6キロ近くまでいってるに違いない」と観念していたからだ。それが、意外や意外の現状維持体重だったので、「わあ、うれしいなあ。現状維持だけでもうおなかいっぱいだ」と、あっけなく91キロちょうどで納得したという次第。

昨晩のうちにおにぎりと牛乳をパクってしまったので、今日は残り物である厚揚げ1/2を朝食に据えた。厚揚げにノンオイルのレモンドレッシングをかけて食べたが、腹にずしっとくるわりには「よーし、力が出てきたぞ」という実感はなし。やっぱり、朝はご飯を食べないと駄目なのだろうか。そういえば、先週末も朝食で豆腐を食べて山登りしてひどい目にあったっけ。

豆腐で思い出した。月曜日に、セブンイレブンの豆腐を食べた。これは、以前「セブンイレブンの豆腐はおいしかった!」と絶賛したことの追試である。それ以降、気を付けて各種お豆腐を食べてみたが、どれも水っぽくて味がいまいちなのである。一丁170円もするお豆腐でさえ、そうだった。で、「ひょっとすると、セブンイレブンの豆腐の味もたいしたことなかったのかもしれない。思い込みだったのかも・・・」なんて不安になってくるわけだ。もとより味覚にはあまり自身のない僕のこと、外的要因にすぐに影響されちゃう。セブンイレブンの豆腐を食べたのは、銚子みやげのヒゲタ醤油を味覚チェックした時。あの時は、注意深く味わったのでたまたま「お豆腐、おいしい!」って感じただけだったのかも?

とまあ、様々な思惑を秘め、お豆腐を食べてみた。・・・うまい!やっぱり、明らかにほかのお豆腐よりもおいしいのだ。食べた瞬間、まめの香りがふわんと口から鼻に抜ける。この味わい深さは、勘違いとかで発生するもんじゃない。本物だ。へえーっ、やっぱりセブンイレブンのお豆腐はおいしかったんだ!

「ほうびにとらすぞい」とお殿様に1年分のお豆腐をもらっても「ありがたき幸せ」と感涙にむせぶ、それくらいこのセブンイレブンのお豆腐はおいしかった。いやあ、意外なところに意外な名品が潜んでいるもんだ。

コンビニのお豆腐=おいしい、という構図が成り立つのかと思い、試しにam/pmのお豆腐も食べてみたが、これはいまいちだった。やはりそういう安直な構図は成り立たないみたいで・・・。

お昼ご飯のメニューはシチューとおみそ汁。汁物を二つ頼んでしまった。考えてみれば間抜けだ。塩分取りすぎたかもしれない。ご飯とおみそ汁は一心同体ではないんだ、ということをよくわきまえておかないと、こういうミスをやらかしてしまう。

あと、気を付けたいのはカレー。福神漬を皿からこぼれんばかりに盛り付けている人がいるが、ああいうのは間違いである。あくまでもルーでご飯を食べるのであって、漬物でご飯を食べるわけではないのだから。ご飯を食べるためのルーのための漬物。そういう階層構造に気づかなくては。あれ?話の内容に脈略がないような・・・。ま、いっか。

今日は、職場の統括部長が「若手と一献やりたい」ということで、担当の若手社員が集まって部長と飲んだ。若手・・・って言っても、妻子持ちとかが含まれているのが大いに謎だが、まあそれは関係ないだろう。赤ワインを結構飲んでしまい、酔ってふらふらにはならないものの、ちょっと胸がむかむかしてしまった。

胸がむかむかするので、上からフタをする意味も込めて生野菜を胃袋に投下した。逆効果だった。胃袋が膨れてしまい、よけい胸焼けがした。やるんじゃなかった・・・。

【04月16日(木曜日)】<90.4キロ>

朝食:うめごのみおにぎり、毎日骨太300ml
昼食:白身魚の照焼き、ミモザサラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:ビール333ml、サンクス・チキン照焼き&ハンバーグ弁当

昨晩、寝る直前の測定が90.8キロだったので「こりゃもう勝ったな」ということで今朝は余裕の体重測定だった。実際、90.4キロ。まあ文句はない。ただ、栄養不足ではないかという疑惑がもたれており、このままの食生活ではまずいという認識はある。ろくなもん食べなくちゃ痩せることはできるけど、それで体を壊しちゃおしまいだもんなあ。

そろそろ89キロが見えてきたので、よくかんでおにぎりをいただく。ここで低迷するってのも精神衛生上よろしくないので、すぱっと89キロに突入したいものだ。しかし、もぐもぐやっていたおかげでちと出勤時刻に遅れてしまい、あわてて走って駅へと向かうはめになった。山登りやってて、「ああ何と体が軽いことよ」と実感したが、こうやって駅まで走るのだって非常に軽やかなステップが踏めるようになった。なるほど、痩せるということはいろいろなメリットがあるのだな。

服のあれこれが緩んできている。そろそろ真剣に仕立て直しを検討しなくてはならない状態だ。一月ほど前の日記で、「ズボンのすそがかかとにひっかかる」という事を書いたが、今のところ一番顕著に問題が現れているのが腹回り。ズボンが余ってしまうので、ツータックのズボンなのにスリータック、フォータックと幾重にも折り重なってしまっているのだ。新たなファッションとしてはやらせるだけの根性も暇もないし、ちょっと見苦しいのでこれはどうにかしなくてはなるまい。スーツの上着を片時も脱がなかったら問題は露見しないんだけど・・・さすがにこれから夏、そういうわけにもいくまい。

あと、Yシャツによっては二の腕部分が余ってしまい、腕が二本入るんじゃなかろうかというゆとりができている。僕の場合、スーツやシャツはほぼ全てイージーオーダーで作られたものなので、その時の体格にはジャストフィットする。しかし、当然といえば当然だけど、ちょっとでも体格が変わってしまったらとたんに形が崩れてしまうという欠点があって・・・まさに今、その点で悩んでいるところ。

ただ、モノは考え様。このまま痩せ続ければ、イージーオーダーなんかに頼らなくても、紳士服の青山とかで既製品のスーツをやすく買うことができるようになるんじゃなかろうか、とも言えるわけだ。それがどれだけ先の話になるかはわからないが、まあ今年冬までにはそういう形に持っていきたいなと。

お昼・・・魚料理を食べたんだけど、なんだ?この「白身魚」って。本名を名乗れ、本名を!魚屋から仕入れた時は、絶対に何らかの魚の名前があったはずだ。それが、料理として出された瞬間に「白身魚」扱いなんだから、胡散臭いこと限りない。よっぽど、魚名を出せない事情でもあるのだろうか?ものすごくハレンチな名前だとか。

「白身魚」という扱いは、人間でたとえると「それでは皆様にご紹介します、ダイエット!?日記でおなじみの・・・黄色人種さんです!」っていってるようなモンだ。冗談じゃない、って怒っちゃうですよ、僕は。

食堂で食べるときは、「白身魚」と「○○風」には気を付けなければなるまい。ちなみに、今日の「白身魚の照焼き」は、カロリー206kcal。非常に低かった。しかし、量も鼻くそなみに少なかった。とほほ。(思わず実物を見て、Uターンしようと思ったくらいだ)

晩酌はもちろん、スタイニーなのである。数日前、初体験したときは批評家の僕でさえ絶賛してしまった。果たして、二回目にはその絶賛が維持できるのか?というのが今日のテーマ。

で、どうだったか。結論から言うと、やっぱり素晴らしかった。何がいいって、ビールを買って家までの道、買い物袋の中で瓶がかちゃかちゃと小気味いい音を立てているところからして、すばらしい。いや、いままでの瓶ビールでも同じなんだろうけど、大瓶なんて自宅用には買いたいとは思わないしなあ。

【04月17日(金曜日)】<90.2キロ>

朝食:こんぶおにぎり、毎日骨太300ml
昼食:田舎風ラーメン
夕食:ビール、日本酒、おつまみ

3月末、寝過ごして会社遅刻事件があって以来、どうも朝早く目が覚める悪習ができてしまった。本来起床時間は7時過ぎなのだが、6時に一度目が覚めて、「はっ、寝過ごしてないだろうか・・・あ、大丈夫だ」と時計をチェック。それを10分おきくらいに繰り返す始末。それがここ最近、どんどん悪化してきており、今朝なんて朝4時前から寝たり起きたり時計みたりの繰り返し。タチが悪いったらありゃしない。精神的にちょっと疲れているのかもしれない。

ということで、体重は90.2キロに復帰。過去最低タイである。91キロまで逆流したときは「わあ、もう駄目かあ?」と思ったが、案外早くここまで復帰できた事は素直に喜ぼう。ここから、夢にまで見た「80キロ台」への挑戦が始まる。駄目押しという意味も込めて、今週末にはまた山登りをしたかったんだけどどうやら雨が降るらしく、断念。まあ、人生そんなもんだ。

やはり、こんぶ=ヨード=甲状腺=新陳代謝という構図が頭に残っているので、ついついこんぶ関連の商品を選んでしまった。ひょっとすると、ヨードチンキを飲んだ方が早いのかもしれないが、それじゃ体壊してしまう。小さなことからこつこつと、なのである。まあ、ほっといてもこれから暖かくなってくれば、新陳代謝は高まるだろう。朝にこんぶ食べている程度じゃどうにもならないとは思うが・・・。

でた。また「風」だ。今度は、田舎風のラーメンときた。以前、「田舎風カレー」なるものを食べて、「どこが田舎だぁ?」と鼻息を荒くしていたが、今回も同じ。「どこが田舎なんだぁぁぁっ」

スープ:みそ。
麺:ほかのラーメンにも使われているちぢれ卵麺。具:メンマ、コーン、ねぎ、煮卵。以上。

あれれっ、単なる味噌ラーメンじゃん。味噌ラーメンのことを田舎ならでは、と認識しているらしい。ということは、醤油ラーメン=都会、ということか?謎だ。そりゃ確かに東京じゃほとんどが醤油ラーメンだ。でも、だからって味噌を田舎ってのはひでぇ話だ。

さて、今日は新入社員の歓迎会なるものが開催された。4月1日に入社した新入社員は、2週間強の研修期間を経てようやく来週月曜日に正式配属となるのである。で、今日はその前夜祭的なもの。職場のセンパイたちとの初顔あわせといった会なのである。

我が部署に配属になる新入社員は・・・おお、いたいた。なかなか魅力溢れる人たちだ。これからが楽しみ。と,まあ、僕なんてまだ2年目社員に過ぎないのに、妙におやじになった気分。「彼らがこれからの会社を支えてくれるだろう。今後も安泰だ!」なんて、まるで定年退職寸前の人みたいな事口走ってたりするし。

我が部署に配属になったのは3名だけど、そのうち1名がどうも僕の今住んでいる寮に移住してくることになっているらしい。っつーことは、公僕共に共同生活ってワケか。なんかこそばゆい気分だ。といいつつも、「よし、金曜夜や土曜夜に開催している『居酒屋おかでん(おかでんの部屋での飲み会)』に引きずり込まねば」なんて早速画策。これからが楽しみだ。

新人は「お酒は飲めます」なんて張り切ってるから、ついついこっちもおいしくビールを飲んでしまった。今日は控えようとおもったのに。やっぱり、若いっていいねえ。(と、またおやじ発言)

【04月18日(土曜日)】<90.0キロ>

朝食:こんぶおにぎり、毎日骨太300ml
昼食:サッポロ一番コンソメヌードル
おやつ:モス・フレッシュバーガー、サラダ、ジンジャーエール
水分補給:ビール700ml
夕食:ビール(小)、日本酒4合,おつまみ各種

いいねえ。ここでガツンと89キロ台に突入させずに、ぎりぎりのところで踏みとどまるってのも。こういうのを日本的な奥ゆかしさっていうのかな。いや、これは負け惜しみで言っているワケじゃない。これは,体重との駆け引きだ。「そうか、そう来たか!」と,今日の体重をみてニヤリとしてしまったのだ。ならば、僕はさらにその上を攻めなければなるまい。相手のウラのウラをかく。これぞ、ダイエットの醍醐味(だいごみ)。

とか偉そうな事を言ってるが、どっちにせよ90.0キロという体重は過去最低記録なので、別に89キロ台突入しなくっても自己満足はできたのである。「今日はこの辺でカンベンしておいてやるわぁ!」というわけ。

こんぶが最近好きだ。例の「甲状腺」にからんで注目するようになったんだけど、そのために好きになったのかそれとも元から好きになる要素があったのかはわからない。もう、こんぶが好きで好きで、「一緒に死にましょう」って心中を求められたら、ヨロコンで連れそうくらいだ。・・・うそにきまってるけど。ンなわけないじゃないか。冗談ですってば。

お昼、カップラーメンを食べようとお湯を注ぎに行った洗面所で、友達とばったりあって長話をしてしまった。おかげで、部屋に戻ってふたをあけてみたら,水栽培のヒヤシンスの根っこみたいにすごいことになっていた。汁はどこだ、汁は?その代わりに麺が「誰がこんな子に育てたんだ!」ってくらいぶっとくなっていた。冗談じゃない、お前、誰だ?

これはコレでオツな味だな、なんて食べてしまったのだが、よくよく考えてみると汁の中に含まれているカロリーであるとか塩分ってのが全て麺に吸収されてしまったわけだ。これを食べる、ということは体にかかる負担ってのは増えてしまったのではないのかぁ?や、やばい!?

さて、この推測から次の結論が導き出されるのではなかろうか。つまり、こうだ。

カップラーメン食べるときにカロリーを気にするのであれば、まだ麺が固いウチに一気に食べるべし,と。

如何だろう、これならば汁のカロリーの摂取を控えることができる。さらに、これをブラッシュアップすればどうなるか。

カップラーメンの麺だけ先に仕上げて、後でスープの粉を足す。こうなれば、麺が水分吸う際の汁吸収はゼロ。カロリーは増えない。

さらに、さらに、上を目指す上級者なら・・・カップラーメンを食べない。

カップラーメンって、思ったよりも低カロリーだ。そりゃ、追加でパンだとかおむすびをつけちゃダメだけど、カップラーメン1個で一食が成立することを考えれば、低カロリーなのである。そんなモノのために、一生懸命まずくなるような「麺を別にゆでる」とかやるこたぁないんじゃなかろうか、と今ごろになって気づいた僕。うむ、やはりカロリー気にする以前においしく食べられないとダメだあ。

友達と新宿を闊歩し、立ち寄ったお店で頂いた。モスでサラダを食べるなんて僕の過去の経歴を考えると絶対にあり得ない事だったが、ここでフライドポテトを食べるよりよっぽどマシだろう、ということでサラダを注文。結構こってりとしたドレッシングと、ボリュームあるささみ肉がサラダにかかっていたので、こちらの思慮深さをあざ笑うかのようにカロリーを摂取してしまった。

全日本プロレス日本武道館大会。プロレスの観戦はいつも声援で絶叫してしまうので、喉が渇く。だから水分確保は常識である。ということで、よせばいいのに日本武道館前で350mlの缶を350円で買った。この値段構成は、ホテルの中にあるビール自販機並だ。近くにお店がないからっって・・・ちぇっ。まあ、買う方も買う方だが。

ちなみに、九段下の駅から日本武道館に向かう途中、観客目当てでお弁当やビールの屋台が出ている。このビール売りのあんちゃんが「ここから先日本武道館まではビールもう売ってないよー。買うならここだよー」とPRしていたことがあった。で、僕もついついそこで買ってしまったのだが、なんと350mlで400円。富士山山頂じゃないんだから、この値段はあんまりだ。で、そのまま日本武道館に足を運んでみてさらにびっくり、なんでぇ武道館でもビール売ってるじゃん、というわけだ。情けなかったねえ、このときは。

試合はつつがなく進んだが、僕の喉もつつがなく枯れてしまった。隣にはプロレスど素人、プロレス観戦初めての友達が座っていたのだが、最初は観客のリアクションを「へえー」と笑って見ていた。それがメインイベントになると「三沢ァーっ!」と絶叫していた。やっぱ、プロレスは生で見なくちゃダメだ。一度生でみちゃうと、「プロレスって八百長じゃないの?」なんていうアホな質問はできなくなる。

いろいろな地酒を置いている新宿の居酒屋で、友達と語り合った。いやあ、お酒はおいしいしおつまみもおいしいし、言うこと無しだった。特に、カニ味噌が日本酒にドンぴしゃでフィットして、お酒が進む進む。久々に気持ちよく飲めた。

よせばいいのに、この後1時間カラオケをやって解散となった。そのために池袋到着時点で終電は皆無。タクシー乗って帰ろうか歩こうかちょっと考えたが、やっぱり歩いて帰ることにした。「せっかくだから走って帰ってみようか」なんて企てて、ちょっぴり走ってもみたがスグに息があがってしまった。どうやらお酒飲んだ後に走るのは体が言うことを聞いてくれないらしい。

(つづく)

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