1998年05月第1週(05/03-05/09)

【05月03日(日曜日)】<記録無し>

朝食:目玉焼き他
昼食:プチドーナツ2個、KitKat数個、クッキー数個
夕食:カレーライス(ご飯1合程度)、おみそ汁、フルーツ缶小1個、KitKat1個

寝てないんだけど、布団に入っているのがなんだかつらくって、早々に布団から抜け出した。山小屋故に、朝御飯は朝6時から、と早い。だから、さっさとご飯を食べてこれから来る山攻めに備えることにした。

前線が通過する、ということで昨晩からえらく神妙にラジオを聴いたり宿のマスターに話を聞いたりしたんだけど、みんな言ってることがめためた。「午前10時頃には晴れる」だの、「午後いっぱいまで大荒れの天気」だの。どれを信じればいいんだ!まあ、悩んでもしゃーないので今にも雨が降りそうな天気の中、みずがき山に出発。

みずがき山は岩峰ということもあり、登山というよりフィールドアスレチックをやっているような状態だった。ハシゴをよじのぼったり、ロープで登ったり、大きな岩にへばりついてロッククライミングみたいなことをやってみたり。こりゃ、数百メーター程度の山では絶対に味わえないスリルだ。しかし、あまりにセクシーかつ大胆な大股で岩をよじのぼろうとしたため、ズボンがべりべりべりっ。あああっ!

結局、右内股の縫い目から破れてしまい、あわれおかでん、悩殺生唾ごっくんな姿をさらけだす始末に。恥ずかしいので、人とすれ違うときは内股でこそこそ歩いたが、果たしてどれだけの人にバレてしまったのだろう。とほほ・・・。

みずがき山の山頂は標高2230m・・・程度。うう、正確な値を忘れた。岩山なので、山頂から下を見下ろすと数百メーターの断崖絶壁。「よくぞここまで登ったものだ」と感心すると同時に、「落ちたら怖い!」と、急に高所恐怖症になってしまった。一生懸命写真を取ろうと、岩肌を歩き回る兄貴の姿を見ていると、こっちの股間がすくみあがってしまった。でも、絶景!絶景!登ったかいがあったぁ!

ダイエット日記のはずが、なんだか登山日記になりつつあるのでちょっと登山の記録は端折ることにしよう。あんまりこの話題を続けると、小学校の修学旅行の作文と同レベルになってしまうではないか。

さて、みずがき山下山時にいよいよ雨が降り出し、おかげで近くの山小屋に避難して2時間ほど雪隠詰め。雨がやむのをまってから出陣したが、ぬれネズミ状態で寒いこと寒いこと。

午後4時過ぎ、今晩の宿泊地「大日小屋」に到着。標高、2000メートルだ。こんなところで寝泊まりするのは初めて。ただ、高度が高い=相当寒い、をイメージしていたのに相当あったかかったのが拍子抜けだった。

日暮れ前に食事をスマせないといけない、ということで午後6時前にはもう夕食と相成った。自炊である。アルファ米とレトルトパックのカレーをガスバーナーであたためて食べたが、結構リッチな気分を味わえた。向かいのオッサンは、一人でコンビニおむすびを2個とわかめスープを飲んでいたが、あれは相当むなしいものがあった。

夕食が終わればもう寝るしか無いわけで、午後6時半に就寝。「日の出と共に起き、日の入りと共に寝る」っつーのが良い、なんていうけどさすがにこれだけ就寝時間が早ければ、体調を逆に崩してしまいそうだ。

今晩は寝袋泊。こうなると、さらに寝れない。寝ようとしたって、寝れるわけがない。モンモンとしているうちに、どんどん気温が下がってきて寝袋から顔を出しているのさえつらくなってきた。あわてて寝袋の中に頭を突っ込んだが、これはこれで窒息しそうだ。「凍死を取るか、窒息死をとるかどっちかにせえ」と自然界は俺に要求してきたのである。結局俺は「どっちもいやじゃああ」と、頭をぴょこぴょこ出したり入れたりして対応させたが、さすがにこれじゃ寝付けなかった。

睡眠不足は今日も続く。

【05月04日(月曜日)】<記録無し>

朝食:棒ラーメン
昼食:もつ定食
夕食:ビール1000ml、モスチキン2本、チキンバーガー、フィッシュバーガー1/2個

朝4時半頃起床。うう、結局まともに寝れなかった・・・。気温を見ると、7度。人間はたった7度で「寒くて寝れない」事態に陥るのだな。つくづく自分の軟弱さと、近代建築の保温性のすばらしさを痛感。

棒ラーメンとは、そうめんみたいに束になったラーメンのことである。軽い上にコンパクトなラーメンなので、山登りには愛用されるらしい。ただ、惜しいことに味に関しては「下」の部類だ。まあ、でも朝から湯気の出る汁物を食べることができたので、結構幸せな気分になった。

向かい合わせのおっさん、またもやザックからおむすびを2個とりだして、わかめスープと一緒に食べていた。ああ、わびしい・・・。「ああいうおやじにはなりたくないな」と思ってしまった。特に、おむすびの開封の仕方で四苦八苦している様ってのはわびしさを倍増させた。

朝6時すぎ、登山開始。今度は標高2596メートルの金峰山だ。森林限界を突破し、ハイマツと断崖絶壁に囲まれた稜線をてくてく歩く。前日のみずがき山以上のスリルだ。また、いたるところに雪が残っているためにすべるすべる。氷と戯れ、そして前日以上の石とのたわむれ。フィールドアスレチックではない、これは新手のアトラクションだ!

山頂はガスっていたため、展望はゼロ。でもまあ、奥秩父第二の高峰に登れたので気分は上々だった。午前9時すぎ、下山。

12時前には、みずがき山荘前まで下山を完了させ、バス停がある増富温泉で温泉三昧でもすることにした。どうやらこの温泉、ラジウム含有量が東洋一らしい。しっかし、「東洋一」っつーのはどうも説得力がないので悲しい。ついでに、ラジウムってのは硫黄とかと違い、特にお湯に色をつけたり臭いをつけてくれるわけじゃないので、「おお、温泉につかっているなあ」という実感がないというのも、併せて悲しい。

風呂上がりに体重計に乗ってみたら、86.5キロだった。まあ、いつもと違う体重計だし下山直後・風呂上がりということだからこの数値は全くあてにはならん。特によろこぶということもなく、淡々と風呂から出た。

風呂場に隣接して食堂があったので、そこで昼食。喉が乾いていたので、「ビール」というカラータイマーがぴっこんぴっこん点滅してやまなかったのだが、さすがにさっきの「86.5キロ」が功を奏し、ビールはぐっとガマンガマンした。

韮崎の市街に戻ってきてから、破れたズボンの代わりをイトーヨーカドーでみつくろった。でも、ズボンの裾上げに60分かかるということで、あきらめて短パンを購入、毛スネをむきだしにしてご帰宅。

なんか、無性に「肉が食べたい」という心境に駆り立てられ、こういう夕食のオーダーになってしまった。肉が食べたい、なんて心境は久しぶりだ。いつから俺は肉食人種になってしまったのだろう。

それにしても、せっかく痩せたんだからこういう食事をしちゃ元の木阿弥なのに・・・と、自覚しつつやっちまうのがこの俺。まあ、もともと「登山で痩せた体重なんて、すぐに戻ってしまうのサ」という認識なモンで、どーでもよかったりする。結果的に1キロ程度、登る前・登った後で痩せてれば一番エエぞ、と。

【05月05日(火曜日)】<87.4キロ>

朝食:こんぶおにぎり、毎日骨太300ml
昼食:チキン香草焼き弁当
夕食:金目鯛照り焼き、豚肉の冷しゃぶ、玉子豆腐、ご飯、おみそ汁夜食:アクエリアス500ml

わあ!夢じゃないのね、よかったよかった・・・痩せている!しかも、この体重となれば一気に85キロという「80キロ台の中間」までが視野に入るモノだ。急にわくわくしてきてしまった。

昨日の疲労が相当残って居るんだけど、疲れすぎたのか全然寝れない。結局、寝るのはやめてすごくたまっている仕事を一つ一つ片づけることにした。ああ、考えて見れば「オンラインお笑い研究所」、二週間ほどメンテナンスやってないな・・・お題すら更新されていない・・・早く手をつけなければ・・・と思いつつ、全然手がつけられないありさま。ああ、もうこんな生活やだ。山に戻りたい。

昨晩、わけもわからず買ってしまった弁当をお昼に平らげた。外出していないこともあり、こんなお弁当たべるだけカロリー超過になるのは目に見えてる。でも、食べざるをえない・・・ああ、相変わらずまとめて馬鹿な買い物をしてしまう癖が残っているから、こういうハメになるのだ。もう少し考えなければ・・・と、ひととおり思いつくままの「反省したふり」をしておく。

食堂で久しぶりの食事。「欠食表」を確認してみると、すべての夕食は「食べる」ようにしてあるにもかかわらず、なんと食堂で食事する回数の少ない事よ。おかげで、シェフに「お願いしまーす」と料理を要求するとき、ビビってしまった。シェフに「お、今日は珍しく食べるんだね」ってイヤミ言われるんじゃなかろうか、って。

相変わらずおかずの数が多すぎ。今日は一日部屋にとじこもっていたので、確実に太るだろう。さて、どこまで太るか?89キロ台、なんてことになったら山に登った功績がすべて流れ去ってしまうことになるのだが・・・まあ、そういうことはないとは思うけど。

無性にのどが渇いたので、アクエリアスを買って飲んだ。怖くてカロリー表示は確認しなかったが、200Kcal程度はあることだろう。うむ、これを高いとみるか低いとみるべきか・・・。どっちにせよ、夜遅い時間に水分を補給したので、明日の朝の体重測定には確実に影響が出るだろう。ああ、ますます墓穴をほりつつある俺。

【05月06日(水曜日)】<88.8キロ>

昼食:キーマカレー、ポテトサラダ
夕食:ビール668ml、お刺し身盛り合わせ、油揚げ1枚、鳥のから揚げ2個

ありゃー、12時を過ぎたシンデレラ状態とはまさしくこの事を言うのだろう。あれだけ痩せたはずなのに、気がついたらなーんも変哲のない体重に逆戻りしてしまっていた。山に登ったというのは、幻だったのだろうか?こんなにあっけなく体重が戻るとは、さすがに俺自身想定はしていなかった。暴飲暴食したつもりはあんまりないだけに、この体重はあっけにとられるのに十分な値だった。

まあ、そうは言っても88.8キロだから、89キロ台とはおさらばじゃないか、よかったじゃないの・・・なんて自分自身を慰めてみるものの、さすがにショックは隠しきれない。87キロ台でいけいけムードだっただけに、このギャップは相当大きいのだ。ああ、神も罪作りだ。これだったら最初っから87キロ台の体重なんて見せつけてくれなければよかったのに。

太った、という理由ではないのだが、朝食を用意していなかったために朝食抜きにした。もちろん、太った自分に対する「折檻」の意味もある。あまりにも放置しておくと、体重がつけあがるからだ。ささやかな抵抗・・・というわけ。

さて、お昼のメニュー初登場のキーマカレーとは何ぞや、という疑問がふつふつとわいてくるこの気持ちをどうして押さえていられようか。食堂のメニューには、キーマのカレーの横に普通のビーフカレーがにこやかに鎮座している。ぱっと見た限りじゃ、違いというのは・・・うむ、キーマカレーはミモザサラダみたいにゆで卵を微塵切りにした奴がふりかけられている程度だ。で、カロリーは100kcal程度違っている。カレーに卵がのってりゃ、「キーマ」なのだろうか?あっ、「黄間カレー」ってことかな?

味は、ごく普通のカレーだった。なんじゃい、そりゃ。なんかエキゾチックな名前だったから、「こりゃ香辛料が効いているオリエンタルなカレーに違いない」と勝手な想像をした俺が馬鹿だった。まあ、そりゃそうか。会社の食堂は「○○風」の大家だから・・・。

お昼の摂取カロリーは700kcal程度。よし、今朝の体重の雪辱戦の開始だ。痩せるぞ!

・・・と、勢い込んで帰宅したはいいが、体重計にのってみて愕然。88.8キロのままなのだ。普通、夕食前ってのは確実に朝と比べて痩せているものだけど、現状維持とは・・・。さらに愕然としてしまったのが、今朝の88.8キロというのが「たまたまその時太っていただけ」というアクシデント的な体重ではなかった、ということ。今朝の段階では、「いやー、どうせ昨晩は寝る前に500mも水分補給しちゃったから太っててもしょうがないや。でもすぐに痩せるってば」なんて考えていたんだけど、「すぐに痩せる」ということがなかったわけだ。相当ヘコんでしまった。

カロリー計算すると、このメニューだと決して「高カロリー」ではない。から揚げってのが大いなる蛇足ではあるけど、だからってたった2個だからめくじらをたてるほどではあるまい。ビールだって、大瓶1本程度ということでカロリーは300kcal弱といったところ。うむ、これは確実に明日は痩せることだろう。しめしめ。

【05月07日(木曜日)】<88.8キロ>

朝食:焼きたらこおにぎり、毎日骨太300ml昼食:野菜とウィンナーの炒めもの(小皿)、ごぼうサラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:割り子うどん、冷や奴、生野菜

うーむ。現状維持だった。痩せないモンだねえ。今までは、結構大酒飲んで大食いしたって痩せることはできた。でも、そろそろそんな「人生チョロいもんよ」的なダイエットは限界なのかもしれない。おかでんのダイエット!?日記第二章、「死闘編」のスタートかぁ?

まあ、確かにいつかはこんな事態になるだろうとは思っていたんだけどね、まさかもう目の前にきていたとはとんと気づかなんだ。今までのペースで痩せ続けていくなんて事が現実にあったら、やせ細って死んでしまう。だから、絶対に痩せるペースは落ちるはずなんだよね・・・。でも、今までいたって順調に痩せてきたもんだから、そんな認識はほとんど持たずにきてしまったのだ。

ひさびさにこんぶではないおにぎりを食べた。先日「こんぶばっかり食べている」と日記に書いたので、なんだか急に自分自身に悔しくなっちゃって、「ならばこんぶ以外を食べちゃる」とわけのわからないファイト精神を燃やしてしまった。だからなんだっつーんだろう。我ながら不思議。

ダイエット日記の初期と比べて、如何にこのおかでんがお昼ご飯のスケールが小さくなったか読者の方々はご理解いただけると思う。だけど、それでも痩せない現状ということは、ダイエットの神様は「もっと食べる量を減らしなさい」とおっしゃっているのかしらん。

「酒の量減らせばいいだけのことだ」とは絶対口が裂けても俺はいいません。だって、それこそ墓穴をほってるもん。お酒はお酒、ダイエットはダイエット。別物として考えてます、俺。

あ、そうか。だから痩せないのか。今ごろ気づいた。

寮の食事を食べ損なったので、コンビニでさっぱりあっさりと食事を購入してきた。どうだ、これなら痩せることはなくても太ることはあるまい!なぜだか胸を張って「どうだ、まいったか」と自信満々な俺。まったく何をやってるんだか。

で、家に帰って体重をとりあえず測ってみた。あれ、あれれっ。88.8キロ・・・。さっきの自信満々はどこへやら、またもやヘコまされてしまった。一体何なんだ、この体重は!

今までは、夕食前が一番体重が低いタイミングだった。だから、「最大瞬間風速」などと称してこの体重を測るのが大好きだった。だけど、ここ最近はそのスタイルががらがらと崩れてしまったみたいだ。朝一番と体重が変わっていないのだから。こんな状態で夕食食べたら、明日の朝は太るに決まっているではないか。まずい、まずすぎる。大学の学食のカレーよりもまずすぎる。

やはり恐れたとおり、摂取するカロリーと出ていくカロリーが均衡とれちゃっているようだ。ということは、このままの生活を過ごしていると、太りこそすれ痩せることはない、ということかぁ?やばいなあ、お昼、食堂であった友達に「おっ、痩せたねえ」って言われたモンだから「ああ、もっともっと痩せるよ、今年末までにはあと15キロは痩せるよ」なんて豪語しちまったのに。

おとなしく夕食を食べて、「ああわびしいなあ」とひとりぶつぶつ文句をいいつつ、寝る。食べてすぐ寝ることだけはするまい、としているので、眠くてしょうがないのにガマンせざるをえず体調だってなんか悪くなっちまった。とほほ。

【05月08日(金曜日)】<88.8キロ>

朝食:鮭おにぎり、毎日骨太300ml
昼食:いもの天ぷら(小皿)、パンプキンサラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:日本酒1合、中華丼の具、チップスター1/3袋

山登りで急激なダイエット成功、短時間だけのぬか喜び、そしてリバウンド、さらに横這い・・・今週一週間はなんとうっとおしい体重なんだ。最大瞬間風速ながら、86.5キロという禁断の果実を味わってしまうと、もう88キロ台なんてちゃんちゃらおかしいのである。アホらしいのである。「さっさとこんなところから脱却しちゃえ」と天使が囁きかけるのである。しかし、そうはいっても現実という名の脂肪は理想通りにはなってくれず、横這い。しかも、89キロ台直前という綱渡り状態での横這いなのである。

89キロ台の時は「ああ、さっさと88キロ台に突入して安心したい、89キロ台だと90キロが目の前に見えるのでプレッシャーがかかっていやだ」なんて88キロ台突入を渇望していたんだけど、いざ88キロ台に突入してしまうとそれはそれで「一瞬でも86キロ台にいってたんだ、こんな体重アホくさい」とやっぱり納得がいかなくなっている。やっぱり、少しずつ痩せていくのが精神衛生上よろしいようだ。

これがもっともっと過激になっていくと、拒食症の人になってしまうんだろうな、なんて思うんだけど、少なくとも俺に関しては拒食症の気配は皆無なだけにまあ机上の空論ってところだ。拒食症はなりたいとも思わないけど、拒酒症ってのは一時的になってみたいなあ、なんて考えたりはする。あ、でもこれじゃ単なる下戸か。

昨日食べた冷や奴や生野菜の空き容器を、まだおにぎりや牛乳が入ったままになっているポリ袋の中に捨ててしまったため、おにぎりが醤油やらドレッシングの餌食になってしまった。大事にはいらたなかったけど、朝からなにやらブルーにさせられるでき事ではあった。ウィークエンドだからこんな事あってもいいけど、週明けにこれだったらちょっと憂鬱。

体重が減らない、ということで相当いらだってきている俺だが、よく考えてみるとサラダにかけるドレッシングは遠慮がないナ、と。ドレッシングが高カロリーだということは重々承知しているんだけど、こればかりはやめられない。まあ、適量のドレッシングだから特に目くじらをたてる必要がないからなんだけど・・・もし、ここで「ドレッシング廃止」を実行すると、カロリーはどれだけ減るのだろう?なんて真剣に考えてしまう。まあ、そこをがははと笑い飛ばしながら「ンなちんけなカロリー制限で痩せたってうれしかあないわい」と豪語するところが俺のダイエットなんだけど、ね。

いや、だって、悩んでいるトコロをアピールしておかないと、なんだか馬鹿みたいじゃん。「ダイエット!?日記」なんだから、人生山あり谷あり、ってところをみせておかないと。

打ち合わせの時にブラックコーヒーを飲む。最近コーヒーを飲む回数が増えた。「何か飲みたい」と思っても、ジュースはカロリー高いし、お茶もなんかお金払って飲む気しないし、で結局コーヒーになってしまうのだ。コーヒー飲んだ後になんか肝臓あたりがうずく気がするんだけど、気のせいだろうか。実は肝臓を痛める飲み物だったとしたら・・・なんて、ちと考えたりして。

そうそう、肝臓で思い出した。昔、わかかりし頃・・・といっても、せいぜい3,4年前なんだけど、俺は献血野郎だった。「マニア」と後ろ指さされるくらい、献血をやっていた。まあ、実家の近くにある献血センタは若い看護婦が多かったし、献血中はいろいろなビデオを見ることができるし、景品としてビデオテープ1本をいただけたし、という副次的な要素が強かったからなんだけど、とにかく献血をよくやった。「日本赤十字社特別社員」の肩書きを持つくらいだ。

だけど、体重が92キロを超えたあたりでγ-GDPやらなんやら、肝臓に関する血液の値が許容範囲をオーバーしてしまい、「献血できません」のレッテルを貼られてしまったのである。何度か再チャレンジで献血センタに押し掛けたけど、「異常数値が連続して出た場合は、二度と献血を受け付けられなくなるのでやめておいた方が良いでしょう」と、検査結果を「無かったこと」にしてくれた上で哀れみのこもった目つきで門前払いをされてしまった。以来、あれだけ頻繁に行っていた献血は二度とやっていない。

その時はちょうど就職活動中だったので、きっと心労で肝臓値がおかしくなったんだと思った。数カ月前の献血では、全く異常数値ではなかったからだ。

その就職活動がうまくいかず、1年間大学に残ることになった。4月に大学で健康診断があり、就職活動をする上で受診義務があったので、いやいや受診した。すると、半月後に大学の健康保険センタから内々に呼び出しの手紙が来るではないか。一体ナニゴトだ。・・・いや、もう結果はわかってる。肝臓に違いない。重い足取りで保健室に出頭した。

「あなたの肝臓の値は、今回の健康診断を受けた大学生の中でもたぶん一番悪い値だと思うわ」と、センセはいとも簡単に言ってのけた。「お酒飲みすぎじゃないの?」とも。うう、大当たりかもしれない・・・。しかし、お酒飲む量を正直に申告し、毎日の運動量も伝えたところ、「うーん・・・特にひどいという生活じゃないみたいだけど・・・」とクビをひねっていた。やはり、この時に「ダイエットしなさい」と言われた。そのときは「ええ、頑張ります・・・いや、頑張っているところです」なんて回答したけど、まあ今から考えると全然痩せるのはうまくいかなったようだ。

さて、それから数カ月後。晴れて就職活動も内定を頂き、ニコヤカに健康診断を受けにいったところ・・・またもや血液検査でひっかかってしまった。今度は日を改めて超音波エコー診断までやらされる始末。ぐりぐりとおなかに機械を押しつけられ、なにやらセンセは画面を食い入るように見ている。こうなると俺はすこぶる不安になってしまって、「センセ、男の子ですか女の子ですか?」とワケのわからないギャグをかましてしまった。よっぽど不安だったのだろう。それにしてもさむいギャグだ。

センセから手渡されたエコー診断の写真は、なにやら白いモノがぼんやりと写っているだけのシロモノ。いつも総天然色でハダカのおねいちゃんの写真ばかりみている俺にとっては、全然面白くない。「で?」と聞くと、「これ、肝臓の写真なんです。普通、肝臓は写真に写りにくいんですけど、こうやって白いのが写っているでしょう?これ、脂肪なんです。つまり、肝臓に脂肪がついて・・・脂肪肝になっているから、写っちゃうんですよ」といけしゃあしゃあと重大な事をおっしゃるではないか。さすがにこれには肝を冷やしてしまった。

その内定先を蹴る形で、今の会社に入ったのだが今の会社の「入社前検診」は去年の1月にあった。さすがに肝臓でひっかかることは目に見えていたので、2日前からレバーを食べるようにして、なんとか肝臓をいたわろう、いたわろうと無駄な努力を展開。その甲斐あってか、大学の健康診断の時よりかは若干数値は落ち着いた。・・・とはいっても、許容値の数倍はあろうかという結果だったんだけど。

当然、入社してから「肝臓についてご相談に乗ります」なんて電子メールが健康センタから送られてきたが、さらに体重が増えていた時期だけにおそれをなしてしまい、無視して今に至っている。

とまあ、ざっとこれまでの経緯をご紹介したわけだけど、今の体重は89キロ弱。痩せない、痩せないとわめいてはいるものの以前と比べれば随分と痩せたのである。少なくとも、肝臓が悲鳴を上げる前の段階程度までは痩せている。・・・ひょっとして、献血に復帰できるかもしれない。肝臓だって、脂肪がとれてもとに戻っているかもしれない。だからこそ、今現在を決して悲観してはいけないのかもしれない。これから先を見据えなくちゃ・・・。

夏に実家に帰省したら、献血にチャレンジしてみよう。そのころには、80キロ前半には体重がさらに落ちている・・・はず・・・だから。

しかし、痩せたからと言って肝臓が良くなっている保証はどこにもない。むしろ、奇妙な食生活と飲み過ぎが肝臓を痛めている可能性だってあるわけだ。まあ、以前は太っていたおかげで肝硬変・脳溢血・糖尿病・心筋梗塞そのほか諸々の成人病の危機だったわけだけど、痩せつつあるということで「肝硬変」以外のピンチはとりあえず脱却しつつあると考えていいだろう。一個一個、確実に問題点を減らしていくことにするかな。

朝、洗面所で同じ寮の友達とばったり出会い、「今晩遊びにいくから」という話を受けていた。だから、「じゃあお酒飲むことになるのかな」と、随分前から放置されている日本酒とウィスキーを確認した上で彼の帰宅を今か今かと待った。

念のために、体重計に乗ってみる。88.6キロ・・・。うむ、朝と比べて痩せたことは痩せたんだけど、誤差の範囲程度だよなあ・・・これで夕食食べて寝て起きたら、確実に明日の朝は太っちゃう値だよなあ・・・と、半ばあきらめの境地で体重計の数値をじっと見つめる。もう、石川啄木の心境。「働けど、働けど・・・じっと手を見る」っつーわけ。とほほ。

「友達が来るからにゃ、部屋を整理しなくちゃ」と、ゴールデンウィークのどたばたの残骸がちらかりっぱなしの部屋を整理整頓。立ったり座ったり、右向いたり左向いたり。案外部屋のお掃除ってのは体を動かすもんだ。大体いつも、部屋の整理整頓を行うと200グラム体重が減る。今回も、旨い具合に体重が200・・・あれ、400グラムも減った。不思議だ。でも、儲かったからよしとしよう。

しかし、結局こなかった。「なんじゃい、そりゃあ!」と一人で虚空に向かってつっこみを入れ、レトルトの中華丼をご飯無しで食べつつ、日本酒をちょっとだけ飲んで寝た。まあ、友達につられて痛飲しなかった分痩せやすい環境はできたんじゃなかろうか。翌朝に期待。

【05月09日(土曜日)】<88.0キロ>

昼食:菓子パン2個、さらさらトマト350ml
夕食:豚肉ステーキ、里芋の煮転がし、もやしのあえもの、ご飯、おみそ汁

朝起きてみたら、体重が88キロジャストに落ちていた。まあ、昨晩の体重を見る限り妥当なトコロではあるが、なんか納得いかない。なんでイッキにここですとーんと落ちるかなあ、というわけである。やっぱり、部屋掃除が効を奏したんだろうか。でも、そうだとすると「その程度の運動さえ俺はやっとらんのか」という事になるわけで、あんまり許めたくはないなあ。

ただ、一つ言えるのはやっぱり夕食なんだなと。昨晩は夕食の量が少なかったため、これだけ痩せることができたのだと思う。夕食をいかに少しで済ませるか。これが重要な課題だ。あれ、でも考えて見ればこれってダイエットの基礎中の基礎だったっけ。何で今まで全く気にしていなかったんだろう?

「どーせ土曜日なんだから、朝寝するに決まってる。だから、朝御飯はなし。朝御飯兼お昼ご飯」なんて考えていたんだけど、なぜか起床時間が平日と同じになってしまったため、まいった。まあ、せっかく今朝は体重に動きがあったんだし、ここはガマンだ。

ものすごく体重に神経質になりだしている自分に気づく。1時間おきくらいに体重計に乗っている。さらに、お手洗いに行くたび、ちょっと体をうごかすたび・・・ありとあらゆる「変化」の度に、体重計に駆け寄っている自分。ちょっとヤバイかもしれない。

昨日の日記だって、改めて読んでみると神経質になっているのがかいま見える。おちゃらけて誤魔化している部分があるけど、あれはウソだ。不安で不安で仕方がなくなっている。最近は、喉を潤すお茶や水でさえ、「一過性とはいえ体重が増える」とちょっと敬遠するようになってしまった。トイレで用を足しても、「今出た尿の量が100cc程度だから、100グラム痩せたかな」と考えるようになってしまったし、トイレの大きいほうだって、「これでどれだけ痩せるだろうか?」という事ばかり考えるようになってしまい、一日に数回もトイレに行き、ほとんど出もしない便を出そう出そうとしていたりしている。

食後、また体重計に乗ったが「ああお昼食べて太ってしまった、痩せなくちゃリカバリーしなくちゃ」と不安になってしまい、トイレで今食べたものを吐こうかどうしようか悩んだ。結局、吐こうにも吐けなかったので無理はしなかったが、これって拒食症の症状に非常によく似ている。まあ、つい先日の日記にも書いたけど、俺が拒食症になることは無いとは思うんだけど・・・やっぱり、疲れているようだ。

で、そのストレスがお酒に向かう。それで努力の割には痩せない、さらにプレッシャーがかかる、神経質になる。で、お酒に・・・あれれ、ホントタチのわるい悪循環になっているんだな、俺って。

夕食の食卓で待ちかまえていたのは、豚肉ステーキだった。ほんの時々、寮の食堂で食事をすればコレだ。以前、「メンチかつばかりに出会う」とグチを書いたが、それ以上に多いのが豚肉のステーキなのである。まあ、ステーキといっても熱さは数ミリのハムみたいな奴なんだけど、他に形容のしようがないので便宜上ステーキと呼んでいる。豚肉がいかに安く手にはいるか、ということをこの食堂では教えてくれるのだな。俺は豚よりも鳥の方が好きだから、さらに安い鶏肉でも全然不満はないんだけどな。

食後、「体の新陳代謝を高めるんだ」という事で暑い風呂に長居した。相当くらくらきてしまったが、風呂からあがって10分くらいは立ち上がれないくらい疲れ果ててしまった。からだのほてりがとれたのはさらにそれから30分後。からだのすみずみに血がめぐった感じで、すっきりしたけど・・・風呂上がりにだらだら汗かいてるんだから、あんまり風呂に入った意味がないような気も、する。

(つづく)




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