1998年06月第1週(05/31-06/06)

【05月31日(日曜日)】<85.8キロ>

昼食:味噌一爆発ラーメン1.5人前
夕食:いかと貝柱とキャベツの炒め、ねぎま焼き鳥5本、軟骨焼き鳥5本、ビール1500ml、ウィスキーロック1杯、バケット2/3本、毎日骨太300ml

ふふふのふなのだ。痩せる事は楽しいことだ。きっちり予定通り85キロ台突入で5月を締めくくることに成功したのだ。昨日朝の段階では「ちょっとつらいかなあ?」という不安があったけど、インラインスケート+夕食を早めに食べるという組み合わせで、きっちり痩せてみせた。今までの僕のダイエットは、「ダイエット!?日記」という名前の通り、特に努力もなーんもしないで痩せるというのが信条だった。しかし、今回珍しくちょっとばかりの努力をしたわけだ。まあ、それだけに痩せてくれない事には救われなかったんだけどね。

ということで、5月を総括すると、89.2キロからスタートして85.8キロでフィニッシュしたわけでなんと3.4キロ減を実現してしまったということになる。ダイエットスタート以来最速かもしれない。体重計の前で髪の毛がなびくくらい最速かもしれない。いやあ・・・痩せたねえ。

ふつう、体重が減るに従ってダイエットスピードが鈍るはずなんだけど、あっしの場合逆に加速しているような気がする。恐るべきことだ。このまま一気に「体重40キロ」とか「30キロ」ってなって、骨と皮だけになるんじゃなかろうか、なんてあり得ない事を考えてはニヤニヤしてしまう僕。

まあ今月は三つの山に登ったり、インラインスケートを始めたりとスポーツづいていたからこれだけの成果が出たのだろう。6月は特に高い山に登る計画はないし、ダイエットのスピードは鈍るのではなかろうか。

事あるたびに「味噌一、味噌一」と口走ってきたけど、今日ここで完結をみることとなった。4段階ある辛さのうち、最高のランクに位置する「爆発ラーメン」に手を出したのである。してやったり!しかも、1.5人前なのだ。もっとも辛いラーメンをおそるおそる食べていてはカッコよくない。やっぱり、デカい顔して我が物顔で辛いラーメンを食べなければ。案の定、お店の人が「一番辛いヤツですけどいいですか?」と念を押してきた。「はい」と必要以上に力強く返事をし、その瞬間僕は人生に勝った、と確信したね。

味?うーん、辛かったけど、悶絶するような辛さじゃなかった。実際、悶絶しちゃたまらんわけだけど、それでもまあちょっと期待はずれだったかもしれない。おいしかったからよかったですけどね。

おなかが熱い。さすがに辛いモノを食べたから胃袋が発熱しているのがわかる。ピリ辛程度だったら、「あ、胃袋の形がなんとなくわかるな」程度なんだけど、露骨に辛いモノ食べちゃうと胃袋の輪郭すらぼやけてしまう。内蔵全体が発熱しているというか。この力を使って発電とかできないモノだろうか?エコロジーの時代だし。

やっぱり1.5人前食べた、という事で引けめを感じてしまった。だから、「寮の食堂での夕食はやめておこう」という事がまたもや閣議決定されてしまった。寮の高カロリー食を食べると、明日は露骨に太るに決まっている。せっかく待望の85キロ台突入なんだから、もうちょっといい夢をみさせてもらわなくては。

ということで、「何か軽く食事できるモノでも探してこよう」とスーパーに出かけたのだが、さすがに目がくらんでしまった。普段は足を運ばない大店舗のスーパーなだけに、商品が多いこと多いこと。「あっ、これいい」「うみゅ、これも食べたい」「これは・・・却下かな」と食料品売場をくまなく散策しているうちに、1時間が経ってしまった。自室で調理ができるようになったということで、いろいろな料理の可能性が増えて目移りするったらありゃしない。

で・・・結局・・・

あははは。言い訳する前に大笑いしておこう。あははははは。どうだ、すごいでしょう。自慢しちゃいたくなるくらい、食べちゃった。これでもずいぶん買い物かごから食材は駆逐したんだけど、それでもこれだけ買っちゃって、馬鹿正直に買った食材すべてを胃袋に納めてしまった。

のどが渇いていたので、挨拶代わりだとばかりにビールをきゅーっと飲んだ。おかげで、一気に調子づいてしまったのがいけなかったらしい。フライパンの中身一掃セールを何度も繰り返し、次から次へと焼きまくる始末。しまいにはウィスキーまで手を伸ばし、調子に乗ってお酒をやめたあとにフランスパンと牛乳まで手を出す始末。たちが悪いったらありゃしない。ひっさびさに「暴走機関車」となった一夜だったな。まあ、たまにはこういうのもいいモンだ。確信犯的にやるってのもね。

【06月01日(月曜日)】<86.2キロ>

昼食:さつま芋の天ぷら(小皿)、海草サラダ(小)、ご飯、おみそ汁
夕食:ビール無限大、まぐろのぶつぎり、ほっけ塩焼き、手羽先唐揚げ
夜食:バケット1/3本、毎日骨太300ml

こちらが身構えていたわりには太らなかった。400グラム増量だから決して喜ばしい数値じゃないんだけど、それでも86.2キロという値は悪くないモノである。「ふへえ、太らなかったのか」と拍子抜けしてしまった。結局、6月第一日目の体重はこの86.2キロ、という事で正式登録されたワケで、今月はここから何キロ痩せることができるか、ということになる。

朝御飯は、昨日の「暴走機関車」にやられてしまったために無し。なんかここ最近、朝御飯を食べてない日が続くなあ・・・。

お昼は、さつまいもの天ぷらを3切れ、あとピーマンの天ぷらを一切れ頂いた。以前、「天ぷらは食べごたえがあるので非常によろしい」と日記でも書いたことがあったが、その中でも「さつまいもの天ぷら」というのは最高位に位置する、「キング・オブ・おなかいっぱいになれる天ぷら」なんである。ということで今日は迷う事無くメニューを選択。暴走機関車への償いをこのお昼ご飯でしようと考えていた僕にとっては、「渡りにフネ」なのである。なに、フネといってもサザエさんのお母さんの事ではない。・・・言わなくてもわかってるか。

職場の同僚と、差しで飲んだ。恋愛の話から話題がスタートしたもんだから、もうビールが止まらない。「人を好きになるってのはねえ」なんて大声で語り合いながら、どんどん杯を重ねた。同僚は、その日風邪気味で「今日はあんまり飲めないよ」と言っていたにも関わらず、結構飲んでいる。おいおい、大丈夫かあ?仕舞いには、僕が考えているゲームのシナリオの話にまで話題が広がり、「それいいっすよ、絶対いいっすよ」とわあわあ言いながらますます杯が・・・気がついたら、ビール大瓶が8本ほど机の上に転がっていた。げ、8本っていったら5.3リットルじゃないか。一人頭2.7リットル飲んだ計算になるのか・・・恐るべき数字だ。

ひさびさに楽しくおいしいお酒だったので、ご機嫌でご帰宅。しかし、飲んでばっかりで大したモノを口にしていなかった事に気がつき、明日の朝用の毎日骨太を強奪、飲んでしまった。ついでにバケットも・・・酔ったいきおいで、たっぷりのバターと共にぺろり。あーあ。

【06月02日(火曜日)】<85.2キロ>

朝食:鮭おにぎり
昼食:つくねの煮物(小皿)、サラダ(小皿)、ご飯、おみそ汁
夕食:シーフードのバター炒め、怪しげな肉のスタミナ焼き、キャベツの千切り1/4個、ナスとキャベツとまいたけのバター炒め

ほへー。ビッグサプライズなんである。昨日、お酒飲んで帰った時の体重が85.8キロだったので「ありゃ、あれだけ飲んだ癖に太るどころか痩せてる・・・」と感じてはいた。だけど、まさかまさか、ここまで痩せてしまうとは思わなかった。前日比1キロ減。

まあ、こういう乱高下もお酒飲んだ翌日の顕著な例ではあるよ。お酒がつんと飲んだ翌日は、確実に痩せる。大幅に痩せる。皮肉なモンだ。中途半端に飲むとてきめんに太るんだから、「飲むならとことんまで飲め、飲まないならいっさい口にするな」ってところだろうか。うれしい悲鳴だな、こりゃ。

ただまあ、痛飲した翌日に痩せる、ってのはアルコールによる脱水症状で体内水分が減っているからではある。だから、この「痩せた」っつーのを鵜呑みにしてはいかんというのは承知しているけど、それでもうれしいものはうれしいわな。

案の定体重測定が終わると同時に「ぷはー、のどが渇いたぁ」と言いつつペットボトルの十六茶をラッパ飲みする始末。ああ、これで体がずいぶんと重くなったはず。

今週の予測でもたててみようかな。
火曜日:85.2キロ → 水曜日:85.8キロ → 木曜日:85.6キロ → 金曜日:85.6キロ → 土曜日:85.4キロ →日曜日:85.0キロ
とまあ、こんな感じでしょうか。明日は確実に太る・・・というより、今日の値が異常だっただけだけど・・・と思われるので、そこからいかに値を小さくしていくか、という事だ。

ちなみに、6月2日にして「今月に入ってから1キロダイエット成功」なワケで、毎月のノルマである「2キロ」の枠の半分はたった1日にして埋めてしまった計算になる。さて、今月は何キロ痩せる事ができるかな?

まあ、「毎月2キロ」というノルマはちょっとハードルが低すぎるので、一気に「3キロダイエット」をノルマにしてもいいのかもしれない。となると、6月末で83キロ、7月末で80キロ。なんと8月頭には待望の70キロ台に突入か?という勘定になる。ホントに実現できるかどうかは神のみぞ知る、だけどね。

お昼すぎても、体重の動向についていろいろ考えてみた。このまま順調に毎月3キロ痩せたとするとどうなるか。・・・当面の目標である75キロを突破するのが、9月下旬なのである。さらに、標準体重である70キロにまでもっていこうとすると、なんと11月中旬。は、半年も先の話じゃないか!

最近、痩せた痩せたと周りの人に言われるようになってちょっと天狗になっていたね、僕。まあ「あともうちょっとだ、がんばれがんばれ」と目の前に人参をぶら下げた馬みたいにダイエットしているワケじゃないんで、「ゴールはまだ先だよ」と言われても脱力はしないんだけど・・・

ありがたいことに、今やっているダイエットは全くもって無理はしていない。そりゃ食べたくても「カロリーが高いから・・・」と敬遠したりするメニューは多いけど、それでもストレスたまるほどの事はやってない。だから、「ダイエットが終了したらあれ食べたい、これ食べたい」という欲求も特にない。それだけにゴール地点が遠かろうが近かろうが大した事ではない。

でも、「まだ半年先だよ」と言われると「ひえー、先は長いな」とあきれかえる。3キロというオーバーペース気味なやせ方をしたとしても、半年かかるほど太っている自分自身に対して、だ。今までは「過去に○キロ痩せた!」という考え方しかしていなかった。ちなみに、今日現在では「18.8キロ減を実現!」。しかーし、それをひっくり返して考えるとだ、「標準体重と比べてまだ15.2キロ太ってる!」というワケで。なんでぇ、まだようやく中間地点を越えたあたりじゃん。

もともと僕は骨太で、がっちりした骨格だから今現在のスタイルでも「でぶ」には見えない。だから、標準体重にまで体を絞り上げた場合、たぶん「痩せている」と周りの人間は判断するに違いない。そういうことを考えれば、標準体重より数キロ重い方が「標準」っぽいのだろう。僕のダイエット終着地点を75キロに設定しているのも、そのあたりの事情がある。

ダイエット終着地点75キロということになれば、僕のダイエットも残すところあと10.2キロ。あともうちょいでヒトケタだ。しかし、果たして本当にその「終着地点」でダイエットが終わるのかどうか、という疑問が残る。さっきも述べた通り無理してダイエットしてるワケじゃないだけに、するするするっと75キロを通過してしまうんじゃないか。というより、「ここまできたら見た目デブだけじゃなくて数値的にもデブという言葉を返上しなくちゃ」と考えたっておかしくない。いや、きっとそう考えるだろう。で、結局目指せ70キロってことになるのだろう。うーん。

とまあ、ここまで考えていてはたと気がついた事がある。自分の体重が今まで通り順調に痩せていく、という事を前提にこれまでのカンガエが成り立っているのだ。そんなこたぁ絶対にないはずなんだけどね。今までの推移が推移なだけに、「ダイエットの努力はした分だけ報われる」なんて考えちゃってるんだな。さて、いつ頃になったら本格的なスランプに陥るのだろうか。70キロ台に入るまでは、できるだけ勘弁してもらいたいのだが・・・。

今日は寮の食事を欠食にしていたので、早く帰ってきても食事は用意されていない。だから、必然的に「お酒、かぁ?」というムード。だけど、昨日あれだけ飲み倒したためにちょっとやめておいたほうがよさそうだ。結局、おつまみ…というか、夕食そのものは至ってお酒のおつまみっぽいんだけどお酒は飲まない、という分裂症的な事をやらかした。

「お酒飲まないんだから、あれもこれも」ってやったためにやたらと品数が多くなってしまった。だけど、キャベツの千切り以外は一つのフライパン上でしょば争いを展開する状態だったため、限りなく「ごった炒め」という状況だった。

まずはシーフードのバター炒め。冷凍もので、貝柱やら小えびやら貝やらがいっぱいはいっているやつを使ったんだけど…溶け出してみると、どうも生臭いったらありゃしない。あわてて予定外のバターを投下し、さらにガーリックオイルも投入。とりあえず臭さは押さえたけど、味は…うーん。

気をとりなおして、次。「スタミナ焼き」とだけパックにかかれた怪しげな肉。何の肉だかさえわからない。大体、100グラム当たりの単価がやすすぎる。そもそも、「スタミナ」って何だ。…なんて考え出すときりがない。まあ僕だって自炊は5年間やっていた男だ、味のレベルが低いことは百も承知。じゃ、早速焼いてみよう。…肉の形態になっていない。なんだかゼラチンっぽくどろどろしてるな…肉の色がおかしいから、火が通っているのかいないのか、さっぱりわからないな…まあ、食べてみよう…ううっ、思った通りだった。「百も承知」のさらに上をいくまずさだった。しくしく、こんな料理のために体重を犠牲にしなければならない僕は不幸者だ。

失意のまま、床に就く。こりゃ明日は体重増加だ。

【06月03日(水曜日)】<85.6キロ>

朝食:キャベツの千切り
昼食:キャベツとウィンナの炒め物(小皿)、サラダ(小皿)、ご飯、おみそ汁
夕食:ビール1000ml、チーズハンバーグ3個、なすの炒め物、うどん少量

太る、と宣言していたので太ること自体は別に苦じゃない。驚きだってない。だけど、なんかこう中途半端に太ってくれたもんだから、気が抜けてしまった。そもそも、昨日の「85.2キロ」という体重は異常だった。「ンな馬鹿な」という痩せかただったので、今日あたりは86キロ近辺まで体重を戻して、「ほら見たことか、やっぱりそうだった」と納得する…というシナリオを僕は描いていた。だけど、この体重だもん。

「あ、やっぱり85キロ台に突入しててもよかったんだぁ」と安どさせられる値なんだけど、それでもやっぱり前日比400グラム増なわけで、ヨロコビとカナシミがこんがらがった状態。天丼の上に納豆がかかっているようなもんだ。さてこの体重を「昨日が痩せすぎだったんだ、今日の値が妥当な数値」と解釈するか、それとも「昨日食べ過ぎたから太ったんだな」と解釈するかで自分自身の精神的ダメージの量と質が全く変わってしまうのだけど・・・まあ、深く考えるまい。

昨晩のキャベツの千切りがたくさん残っていたので、これを朝御飯代わりにした。キャベツだけなので、おなかはいっぱいになるんだけどどうも落ち着かない。胃袋が空虚っていうか、軽いというか。なるほど、「おなかいっぱいになる」というのは、胃袋を膨らませる事だけじゃなくって、ずしっと下に沈むことでもあるのだな。

さすがに朝が朝だっただけに、お昼はおなかが減ってしまった。しかし、今こうやって献立を再確認して気がついたけど、まーたキャベツばっか食べてやんの。朝からキャベツ三昧。「みかんばっかり食べていると顔が黄色くなる」とはよく言われるけど、キャベツばっかり食べていると顔が緑色になるとかいうことはないだろうか。だとすると恐怖だ。「むじんくん」の宇宙人みたいにならなければいいけど。

チーズハンバーグなるお総菜を発掘してきたので、試してみることにした。レンジで90秒暖めればいいということだが(ここで決して「チンする」という表現を使わないところが、僕なりのダンディズムなのだ)、そんな文明の利器など存在しないので当然フライパンで熱してみた。

・・・うーん、ハンバーグの上にのっているチーズが溶けない・・・。チーズが乗っているから、裏返しにして焼くわけにもいかず、時間ばかりただひたすらかかってしまった。10分ちかくにらめっこして、ようやくたどり着いた結論は「やっぱ文明の利器はええわぁ」。お粗末。まあ、もともと加熱調理済みの料理だったのでそのままかぶりついてもおなかを壊すことはなかったんだけど。

今日のメインイベントはうどんだ。僕は学生時代、よくうどんを作って食べたモンだ。もともと広島出身だから、東京のうどんつゆの甘辛さには我慢がならず、うどんが食べたいときは自分で作っていたのである。かつぶしを用いたダシにはもううんざりなので、いりこだしor昆布だし。で、麺は加ト吉の讃岐うどん。ここまではまあ普通なんだけど、僕の場合具にキャベツ・わかめ・ネギ・天かす山盛り、唐辛子を入れるのだ。うどんにキャベツが入っているのなんて、そんじょそこらのお店じゃ食べられない。僕は「キャベツの甘みが出ておいしいんだ」と信じて疑わないんだけど、周りの人にその「信仰告白」をすると、「うげぇ」と目を白黒してイヤな顔をされる。なんでだろう。

でも、チーズハンバーグとなすでおなかがいっぱいになってしまったので、うどんはちょっとだけ味見してやめておいた。明日の朝御飯として再登場願おう。

【06月04日(木曜日)】<85.2キロ>

朝食:うどん
昼食:小皿、ニース風サラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:うどん2玉程度?、ウィスキー、バタピー

うん、まあ想像通りというかこういうモンだろう。この数値は緊張感があって非常に良い。だってそうじゃない?ここで84キロ台に突入したら、四捨五入して80キロ、ってことになるんだから!その直前、ということでのチラリズム。これぞエロスの極限だ。そう、僕の体重は今まさにエロスなのである。はあはあ。

昨晩作り置きしておいたうどんを頂いた。何しろ、うどんを3玉投入してしまったので、量が尋常じゃない。太っていた頃だったら、「うまいうまい」とかいってずるずる食べてしまったもんだけど、85.2キロと痩せた僕としては、ちょっと多すぎる。すがすがしい朝に似つかわしくない、「ずるずる」という音をたてて二杯、うどんを頂いた。うう、おなかがいっぱいだ・・・。昨日の朝と大違いで、胃袋もいっぱいだし胃袋重量だってずっしり。

さすがに朝しっかりと食べると、午前いっぱい満腹感が逃げない。これはこれであんまりいい気分ではないけど・・・。

朝食べたんだから、お昼は小食にしよう、と思った。だけど、考えて見ればお昼ご飯ってこれ以上どうやって減らせばいいのやら、というレベルの食生活だっけ。まあ、サラダを減らすとか小皿をやめてそのかわりに納豆ご飯にするとかいう手段はあるけど、そこまで貧乏たらしい事などやってられっか。結局、この日何の小皿を食べたのか忘れてしまった。

夕食にして、またもやうどん。まだ大量に残っているうどんを処理することが先決なのである。非常においしいんだけど、朝と夜にうどんってのもなんだか食傷気味ではあるよ。とほほ・・・。

案の定、うどん2玉で結構おなかいっぱいになってしまった。しかし、お昼ご飯ならともかくディナーである夕食においてうどんで満腹、ってのが結構悔しくって、ちょっとウィスキーとバタピーを頂いた。うん、これでようやく落ち着いた。最近になって、ようやくウィスキーの飲み方がわかってきた。飲み過ぎないようにいかにセーブするか。なかなか奥が深い。

【06月05日(金曜日)】<86.0キロ>

朝食:こんぶおにぎり、毎日骨太300ml
昼食:天丼、わかめサラダ(小皿)、おみそ汁
夕食:ビール1500ml、お好み焼き、さばの竜田揚げ

週明けの頃の日記は、「これでもかこれでもか」といろいろな話題を並べているけど、ここ2,3日の日記は急に「何を食べたか」という記述のみになってしまっていることに読者のみなさんはお気づきか。これ、理由は簡単。要するに、まとめて日記を書いているってことね。「今日はエラく日記が長いな」という日は、その日のウチに書いている日記だ。いろいろ記憶だって残っているから、書くことがいっぱいある。だけど、数日後になってあわてて日記をまとめて書いている場合、データとして残っているのは献立だけ。だから、「この献立は・・・」というとってつけた話しかできない、ってこと。

さて、今日の体重・・・さすがに、近年まれにみるほど落胆してしまった。86キロだってさ、おいおい・・・。ダイエットスタート以来、苦楽をさんざん味わってきたのでこれしきのことでしゃがみ込んでしまうほど参りはしないけど、それでも朝に似つかわしくないほど大きなため息を一つ。やっぱうどんの魔力にやられた。

毎朝、MS-Excelで体重折れ線グラフを更新し、過去の流れをチェックしているんだけど一日に800グラム増量ってのは4月中旬以来無かったことだった。ひっさびさに大幅増量してしまったのである。コイケヤのポテトチップスじゃないんだから、そんなに増量しなくってもいいのに。

結局、月頭の値に戻ってしまったワケで、「何のための一週間だったか」なんてヘコんでしまうのも仕方がないワケで。まあ、落胆していても仕方がない。今後どうリカバーしていくかだな。

太ったからって、朝食を抜くわけにもいくまい。おとなしく朝食は食べた。

お昼。社員食堂に行った時間が遅かったので、ロクなものが残っていなかった。牛肉の味噌焼きってのが274kcalで存在していたけど、ビーフジャーキーみたいにひからびかかっていたので遠慮。これは選べない。結局、天丼になってしまった。カロリーは750kcal程度。うーん、痩せる要素が全くない・・・。焦る僕。

さて、この日は半日年休を取ってあった。理由は・・・あんまり大声では言えないのだが、金融機関の通帳を一式落としてしまったんだな。だから、金融機関行脚して通帳の利用停止と再発行をお願いせんといかんかったからだ。

地下鉄に乗っていて、通帳の入っていたカバンを網棚に置きっぱなしにしたのがそもそもの原因なんだけど、改札を出た直後に「あっ、カバン忘れた!」と気づき、あわてて「9時50分東京駅通過の荻窪行きの丸の内線の3両目の進行方向の左側の網棚にカバンが!」と駅員に通告したんだけど、荻窪駅到着時にはすでに存在せず。いやあ・・・あんなカバンでも盗む馬鹿野郎がいるんだなあ、とショック状態に陥るよりも感心してしまった。ちょうど極秘の打ち合わせに向かう途中だったんだけど、極秘資料は全部手元に持っていたから情報流出はなし。これが唯一の救いだった。結局、なくしたものは通帳4冊、印鑑、MD録音用のマイク、東京一週間(雑誌)、今まで書きためていたゲームシナリオとその設定資料集全部、東京23区地図。シナリオの設定資料集が紛失してしまったのも非常に痛い。

とまあ、自分の恥をさらす話はここらへんでやめておいて・・・。

金融機関を行脚し、自分の住所を何度も書き、ハンコを押しまくり、すんませんすんませんとおじぎしまくって疲れ果てていた時、ふと顔を上にあげると移動献血車が献血募集をしているではないか。「400ml献血をお願いします」だって。ん・・・?400ml血を抜く、ということはずばり400グラム体重が減るという事ではないか。おお、格好のダイエットチャーンス!しばらく柱の陰に隠れて献血車の様子をうかがった後、意を決して献血することにした。

前にこの話はしたっけね。献血マニアと馬鹿にされるほど献血ばっかりやっていた僕だったけど、γ-GDPとかの血液値が異常続きだったため、献血を断られてしまったということを。それ以来3年、献血から遠ざかっていたんだけどついに復活の時、きたれり!っつーわけ。ホントは夏に実家に帰省したときにやろうかと思っていたんだけど、今朝の体重が「大増量」だっただけに、今やらないでいつやるというのだ。

血液検査を詳細にやられると、さすがにまだ「アンタ献血できませんよ」と門前払いを受ける可能性がある。だけど、柱の陰から監視した下調べでは血圧検査と貧血チェックだけだった。これなら血を抜いてもらえるのは確実、というわけ。

血を抜いてもらった後、「献血後は一日程度運動は避けてください」というビラをもらったけどそれを握りつぶし、インラインスケートに突入した。「やるならとことんやらなくちゃ」というワケだ。スーツ着たまま、スケートリンクを走り回ってやった。しかも、新ワザを修得しようとしているもんだからひっくりかえるひっくり返る。体を酷使しまくった。

夜はお好み焼きの素を買ってきて、焼いてみることにした。キャベツはまだ残りがあるので、あとは焼くだけ・・・かと思ったら、「玉子1個を投入せよ」と調理手順に書いてあった。そんなのもんあるわけがない。仕方がないのでみりんと昆布つゆの素を投入し、「見なかったふり」にしておいた。

【06月06日(土曜日)】<84.8キロ>

夕食:コーンラーメン
夕食2:菓子パン2個
ウィスキーロック1杯、チップスター1本、バタピー1/2袋

ビールを飲んでいようがいないでいようが、痩せるモノは痩せるんだな、という事を具体的に示したのが今日の体重だろう。お好み焼きという比較的ヘルシィな食べ物(あえて「比較的」という言葉を使っておく)と、鯖の竜田上げという組み合わせをおつまみにしたのでは、ビールを少々飲んでも太らないということか。

いや、献血やってインラインスケートすべったんだから、これくらい痩せて当然なのだろう。もし昨晩ビールを飲んでいなければ、今頃は70キロ台突入していたかもしれない。・・・と、うそばっかりついてみる。こんなうそをついていられるのも、今日が週末だからだ。さあ、遊ぶぞ・・・。

と思ったら、ルーティンワークが絶望的にたまっていたため、朝早く起きたくせにずっと室内でもそもそと暮らすハメに。うーん、不健康だ。不健康ついでに、「あともう少ししたらご飯を買い出しに行こう、行こう」としているうちに仕事が片づかなくなってしまい、結局気がついたら朝御飯昼御飯ともに食べ損なってしまった。あーあ。でも、欠食しただけに体重がどんどん減っていくのが目に見えてわかって、結構これはこれで愉快だった。

さて、今日はゴルフの打ちっ放しなのだ。再来週に事業部長杯のゴルフコンペが開催されるんだけど、「おかでんはなぜ参加せんのか?」というぷれっしゃぁをひしひしと感じる毎日だった。で、「いや、前回のゴルフコンペ以来全然クラブ握ってないから、全くゴルフにならないんで・・・今回は見送り」なんて言っていた。だけど、先輩が「じゃあ俺と一緒に打ちっぱなしゴルフに練習にいこう、それなら参加できるよな、はいおかでん参加ね」と強引な上手だし投げを土俵際いっぱいでキメたモンだから、もう逃げようがなかった。あわわと口をぱくぱくしている間に参加が決定してしまった。ということで、今日はその先輩とゴルフ練習なのである。

ゴルフの打ちっ放しは肉体を酷使するというより精神力を酷使する、と言った方が正解だろう。僕が打つ球はすべて、あまりに重力に従順に従おうとするので頭に血が上ってしまった。「こらっ!ちったぁ重力にさからえ!せめて逆らうそぶりぐらいはしろ!」こうなってくるともう駄目だ、フォームまでめちゃめちゃになってくる。8番アイアンを振り回しているっていうのに、玉の軌跡はまるで野球の打球。ライナーになって飛んでいくんだから始末に負えない。

とまあ、2時間くらい自分の周囲の空気を一生懸命かきまぜる行為を繰り返し、ゴルフがかろうじて嫌いにならないレベルで練習を打ち上げた。明日も同じ場所で練習だ、この辺でやめておかないと精神がもたない。

帰りがけ、先輩のおすすめのラーメン屋でコーンラーメンを食べた。うむ、おすすめだけあっておいしい。以前はさんざ馬鹿にしていたラーメン屋だが、ここ最近になっておいしいラーメン屋に出会うようになり、認識が改まった。さて、このお店はにんにくすり下ろしとトウバンジャンの1キロ瓶がでん、でんとカウンターにおいてあった。・・・当然、トウバンジャンてんこ盛りでしょう!真っ白なスープが真っ赤に変わるまで投入。さっすがに辛かったが、辛いなりにおいしかった。いつの間にか僕の味覚は辛い方にシフトしていっているようだ、この数カ月の間で。

さて、先輩と別れてからコンビニに日用雑貨を買いだしに行ったのだがどうもそわそわする。おなかが無性にすいてしまったのだ。朝御飯・昼ご飯を抜いたあげくにトウバンジャンてんこ盛りのラーメン食べたもんだから、胃袋が大ハッスルしてしまったらしい。「もっともっとぉぉ」と内蔵のなかで大運動会をおっぱじめてしまっているのだ。

さらに運が悪いことに、コンビニの弁当コーナーには・・・以前、「ユーラシア大陸のようだ」と形容したチキンかつ弁当があるではないか。もう、これを悶絶せずしてなにに悶絶する?「ぐわああ、食べたいっ」と心の中では100デシベルの音量で叫んでみたが、叫んだ程度では食欲が満たされるわけがない。「よしよし、落ち着け落ち着け」と自分自身に交換条件を持ち出し、結局近くのパン屋で菓子パンを3個買って返った。おい、これって逆効果じゃないのか?

菓子パン2個を平らげたあげく、「ウィスキー飲むべぇ」なんて言ってチップスターとバタピーを用意。ぽりぽり食べ出してしまった。今週に入って二度目の暴走機関車、出現。いったいどうしたというんだろう?

結局、お酒飲むのが馬鹿らしくなって1杯飲みきらないうちに放棄し、あとは手元にあるお茶をがぶがぶ飲みながらチップスターを1本平らげてしまった。ダイエットを目指している人間がやることじゃない。結局、こうやってそれまでの努力を踏みつぶすのが僕流のダイエット、ってことなんだろうね。明日の体重がある意味楽しみだけど、憂鬱。

(つづく)




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