1998年08月第3週(08/16-08/22)

【08月16日(日曜日)】<測定記録なし>

朝食:ソーセージエッグバーガー、ポテト、アイスコーヒー
昼食:菓子パン3個、毎日骨太ヨーグルト500ml
夕食:牛焼き肉、??、ご飯、おみそ汁、すいか

一晩中スタジオの中でトロンボーンを吹いていたが、「カロリー消費」の観点からいってこの行為が果たしてどれだけの価値があるのか、謎だ。トロンボーンを吹く、という行為は腹筋を使うことなので、ひょっとすると腹の脂肪が減っているかもしれない・・・なんて甘い考えを持ってみたりななんかするが、それ以前にどう考えても前日のビールは飲み過ぎ。一生トロンボーンを吹き続けなくちゃ、おなかの脂肪なんてとれそうになさそうだ。

新大阪駅で、朝食を食べた。駅構内にあるロッテリアに入ったんだけど、時刻は午前6時をちょっと回った程度。こんな時間から営業しているとは、なんと働き者なのだ・・・と朝から痛く感動してしまった。僕自身、マクドナルドで開店業務を一週間のうち6日、ずっとやっていた経験があるんだけど朝早く起きることの辛いことと言ったら。午前7時開店だったので、朝5時過ぎに起きて6時にお店に入る、というスケジュールだった。これを、労働基準法にひっかからない程度に週6日。で、今回のロッテリアは午前6時に開店している、ということは・・・おいおい、店員はみんな朝4時起き、かぁ!豆腐屋みたいな生活だな、これは。

毎日朝の時間帯だけ働いているのならいいけど、ランダムに勤務時間がシフトしているヒトがいるとしたら、耐えられないスケジュールだ。まあ、店員の心配なんてお客のタチバである僕はする必要なんて全くないんだけど・・・。ただひとつ、気になったのは店の入り口にかかれていた営業時間が「午前7時から」となっていた事。ひょっとして、今日は「夏休みスペシャル」という事で開店時間を1時間早めたんだろうか?

お昼に菓子パンを3個も食べる、というのは暴挙だ。しかも、カロリーがある飲み物と一緒に食べる、なんてのはダイエットに対する挑戦以外の何者でもない。しかし、東京に帰り着いて「ああ、一週間ぶりに自分の好き勝手な食事ができるようになった!」という開放感が、ついついこういう馬鹿な行為に突っ走らせてしまったらしい。

自分でやらかしておきながら、「・・・らしい」という伝聞・推測調を使うというのはおかしい、という指摘があるかもしれない。でも、ホントそんな感じなのだ。お店に入ってから購入するまでの自分というのは、何か神懸かりにあっているというか、全ての理性を超越している存在があるのだな。で、とんでもない買い物をしてしまう。後になってこうして日記をつける段階になって、「あちゃぁー、なんちゅー事やってんだ、僕は!」と頭を抱える、とまあこういう構図だ。犯罪者だって、精神状態が不安定だったという事が証明できれば無罪釈放される。ならば、僕だって買いすぎ・食べ過ぎは許される?

夕食はビール飲もうかどうしようか、とさんざん悩んだ挙げ句、「もうそんなに悩むんだったらやめとけやめとけ」とぐずる体をそのまま食堂に押し込み、無理矢理寮の食事を取ることにした。しかし、そんな時に限ってシェフが厨房を留守にしていたため、「ありゃー」と口をあんぐりあけて数分立ちつくすハメになってしまった。

【08月17日(月曜日)】<84.0キロ>

朝食:冷凍ピザ小1枚、梨、オレンジジュースグラス1杯
昼食:ちくわの磯部揚げ、豚汁、ご飯、納豆
夕食:宴会料理、ビール、レモンサワー2杯
夕食その2:けんちん定食
夕食その3:1.5倍カップラーメン、ミックスサンド

今日から仕事始めということで、ガンバって行こうというワケだ。さて、体重も「これから再スタートだ!」と気合い入れていきたいところだったら、なんとあっけなく84キロ突入のお知らせ。朝からいやな汗が額を流れた。84キロ?これは本当か?物言わぬ体重計に対して疑問を投げかけてみたが、当然体重計は「そうだ、その通りだ」と言い張る。き、緊急事態発生だぁ!

あわてて過去の体重折れ線グラフを確認してみたが、84キロをオーバーしていたのって、最後が7月18日。ということは、まるまる一カ月分ダイエットが後退してしまったという事に他ならないのだ。あいたたた・・・。昔みたいにダイエットが順調で「わははは」と高笑いしていても痩せてくれたご時世だったら、「何また頑張れば良いことだ」と高飛車に構えていてもよかったけど、今のように痩せる・太るの一進一退が進んでいる状態で、この結果は大いに痛い。痛すぎる。

結局、一週間前に記録した81.8キロというのはうたかたの夢、だったワケね・・・。さらば、愛しの81キロ台。

食堂に向かう途中、廊下ですれ違った友達が「今日の朝食、ナメてるよー」と一言。ナニゴトかと思ったら、冷凍ピザ1枚だった。なるほど、確かにそうかもしれない。よくシェフは土曜日・日曜日の朝食にこの手を使ってくるが、平日朝にピザを持ってくるとは思わなかった。土日の朝というのは、朝寝坊するヒトが非常に多いために欠食するヒト・食べるヒトの数を把握しづらい。で、苦肉の策として冷凍ピザを用意しているんだろうけど、平日の朝みたいにある程度は予測がつく時にこういうモノを出すというのはどうしたのだろう。

いや、僕自身は朝がパンでも全然問題ないヒトなんで、これはこれでいい。ただ、すぐ食べ終わってしまうピザよりも、食パンのまだ良い。

朝、体重によってガツンと衝撃をうけたら大体その「反省」はお昼ご飯で実施されることとなる。だから、よく読者に言われる。「おかでんの食事って、お昼はホント節制しているのがわかるけど・・・」と。この「けど・・・」の後に続く言葉は、もう言うまでもないだろう。「夜はお酒飲みすぎ」と続くワケだ。とほほ、10人中10人が必ず「飲み過ぎだ」と言う。

しかし、今回は「反省」のつもりがちょっと軌道がずれてしまった。おみそ汁を素直に選ぶべきところで、豚汁を選んでしまったのだ。自分自身、豚汁の魅力に負けて思わず手を伸ばしてしまったとき、「あれっ、あれっ!こんなはずでは」と当惑してしまった。何かがおかしい。

夕方になって、部長が職場内をうろうろしだしたら「今晩はお酒の日」というサイン。「こりゃいかん、仕事をさっさと片づけないと・・・」とあわてていると、案の定「手が空いたヒトは20階で飲むんで・・・」というお達し。ありゃー。

事の異変に気づいたのは、お昼だけではなかった。飲み会がお開きになり、帰宅しようとしたときにそのまま吉野家に飛び込んでしまったのだ。一度地下鉄の改札をくぐっておきながら、Uターンして、である。そんなにしてまでけんちん定食食べたくなるほど、おいしいかぁ?全く持って謎だ。どうも自分自身の制御がきかなくなってしまっている。

自分自身に絶望的になってしまったのは、それだけじゃない。帰宅途中にコンビニに立ち寄り、サンドイッチとカップラーメンを買ってきて食べるという革命に匹敵する行為をはじめてしまったからだ。何か僕の体に変な生き物が寄生しているんじゃなかろうか、なんて真剣に悩んでしまった。

【08月18日(火曜日)】<85.2キロ>

昼食:鉄火丼、おみそ汁
夕食:ビール1500ml、枝豆300g、カップラーメン(1.5倍)、鮭切り身1匹、鯖竜田揚げ

天罰到来。85キロの壁を破ってしまった。昨晩の食べっぷりを考えると当然中の当然なんだけど、ショックは相当でかい。ひょっとすると、ダイエット日記をはじめて以来最大のショックかもしれない。単純に85キロに足をつっこんだという事実にショックなだけではなく、前日の体重が「たまたま何かの拍子で84キロをマークしただけで、翌日にはすとんと痩せるってば」というモノじゃない、ホンマモノの体重だったという事に対してもショックはある。ダブルパンチだ。

昨日と同様、体重折れ線グラフで85.2キロを確認してみる。えーっと・・・見つからないな・・・あ、あった!6月16日が85.4キロ。ということは、なんと2カ月前まで体重が逆戻りしてしまった計算になる。すごい!タイムマシン並みだ。

洗面所で鏡を見てみると、さすがに顔つきがかわってしまっている。「あんた誰?」といった様相。

以前は、鉄火丼といえば「ダイエット界のプリンス」として重宝されたものだ。鉄火丼を食べれば、確実に翌日は痩せることができる。「困ったときの鉄火丼」だった。そういう存在だったのだけど、ここ最近はどうも地盤沈下著しく、鉄火丼食べても痩せなくなってしまった。だから、今回だって「痩せればいいな、わくわく」といった心境で食べるのではなく、ただ単に他の選択肢がなかったからに他ならない。

頭で考えることと実際に行動に出ることの乖離はまだ続く。もういい加減動揺することはヤメにし、あきらめの境地で今起きている状況を見守ることにした。これは仕方がない、事故だと思って嵐が通り過ぎるのを待つしかない。

しっかし、ダイエットってのはつくづく水物というか何というか、精神力がしっかりしていないとダメだなあ・・・と何を今更、な事を考えてしまう。ちょっと太ってしまったら、すぐこれだ。痩せ続けている時は「ソレ行け、ヤレ行け」と自らに拍車をかけるクセに・・・。

だから、人間誰でもそうだ。きっと、大物になれるヤツってのは、ここぞ!という時にがつんがつんと押していくヒトじゃない。「やばい、まずい」という時にこそそれに立ち向かう、そんなヒトなんだろう。

さて、今回新兵器として魚を焼く網を買ってきた。980円也。いままでは魚をフライパンで焼いていたので、どうも魚が脂っぽいというかいまいちだったので、網で本格的に焼いてみよう、という事なのだ。これさえあれば、お餅も焼けるしこれからの季節、サンマがおいしいし。

で、どきどきしながら点火。おー、ちりちりと魚から脂がしたたっている。こりゃおいしそうだ・・・ボンっ。あ、脂から火がついた。さすがだ、こりゃ本格的だ・・・げほげほ、煙の量も本格的だ・・・あああ、部屋中が煙だらけ・・・やばいやばい、窓を開けろぉ!火災報知器が鳴りそうだ!

脂がしたたる=脂に引火する=煙があがる、という構図を全く僕は理解していなかったのだ。大学時代、自炊をずっとやっていたけどその当時は魚など全く食べない生活を送っていたため、焼き魚用の網など使ったことは無かったための無知が産んだ悲劇。

廊下に出ると、生臭い+煙臭いにおいが充満。やばいなあ、バレなきゃいいけど。

気を取り直して、フライパンで鮭の切り身と銀ダラを焼こうとしたら、今度はガスボンベが「すんません、ガス欠でやんす」と言ってきた。全くもって生焼けな魚を見下ろしながら、「ええー・・・」と途方に暮れる僕。何か代替手段は無いか、とあたりをきょろきょろしてみたがそんなもの、あるはずがない。あり得るとすれば食堂にある電子レンジとなるんだけど、さすがに食堂営業時間中にのこのこ顔をだして、魚の切り身を暖めるわけにもいくまい。そりゃ明らかにシェフに対する挑戦だ。そこまで波風荒くしたくないので、却下。魚はあきらめて枝豆とカップラーメンを食べた。

ただカップラーメンを食べるだけじゃおつまみにならねーや、とばかりにカップラーメンに乾燥ニンニクをどばんと投入。手元が滑って、相当量投入してしまったけど・・・ま、いいか。

【08月19日(水曜日)】<85.6キロ>

昼食:かき揚げ、サラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:とろろそば、日本酒少々、レタペパバーガー1個

「悪夢だ・・・」という言葉はよく使うけど、実際に悪夢見ている時なんて、その状況に対処するのが必死で「悪夢だ」なんて冷静に口走る事なんて絶対にないと思うぞ。というのはどうでもいいのだけど、体重がさらに増加してしまった。いったいどうなってるんだ、僕の体は。

しかし、過去にここまで一気に体重が増えるという経験はぜんぜんなかったのだけど、人間ってのはかくも簡単に太るものなんだな。自分のだぶついたおなかの贅肉をつまみつつ、遠くアフリカの難民たちに思いをはせてしまった。あれだけ痩せているって事は、よっぽど食べるものがないんだろうな、と。

しっかし、やせ細った難民を見るにつけ、「人間ってのはこういう状態でも生きて行けるのだな」とつくづく感心してしまう。いや、ここで「そんなことより難民がいる、という事に何も感じないのか、南北問題について何も考えないばか者め」とかそういう次元まで話がいくのは勘弁してほしいんだけど。僕はただ単純に「すごいなあ」と彼らの姿をみて思うわけ。だってそうじゃない、あれだけがりがりでも人間は大丈夫・・・まあ、当然体のあちこちはガタがきているんだけど・・・なんだから、逆に言うとたくさんの脂肪を身に纏っているわれわれってのはいったいなんなんだろう、というわけ。

だから、ひょっとすると僕らってのは服を着る必要なんてないのかもしれない。寒さよけという理由ならともかく、素肌を隠すという目的においての服ってのはいらないかもしれない。だってそうじゃない、「脂肪」という服をみにまとっているんだから。じきに、「骨っぽいほどエロスだ」なんて御時勢がくるかもしれない。

朝はすでにおなかがいっぱいだったので、朝食は抜きにした。体のリズムから考えるとよろしくないことは百も承知なんだけど、今現在絶対的にカロリーの採りすぎなんで、そこらへんは勘弁してもらわなくては。

ダイエット日記史上最悪な結果を次々とたたき出している状態だから、お昼ご飯はできるだけ謙遜して少なめにしておいた。それでも、「ダイエット頑張るぞ!」というやる気はほとんど起きず。「だって、今からガンバったところで、しばらくは太ってしまった分の穴埋めに始終するだけじゃないか」と。このままずるずると転落の予感・・・。恐怖のリバウンドスパイラルに突入の予感がする。

レタペパバーガーが一個100円で売られている間にぜひ食べなければ、ということで買ったはいいものの、こういう物を買ってしまうと夕食に困ってしまう。カロリーの事を考えると、どうもハンバーガーっていう食べ物は居心地が悪いのだな。満腹になろうとすると、絶対にカロリー超過になるわけだし・・・。

結局、コンビニでとろろそばを購入。実に見事な和洋折衷と相成った。あと、部屋に飲みかけの日本酒が転がっていたので、わずかに残った日本酒を頂いた。うむ、そこそこな満足感が得られた割にはローカロリーにまとまってくれた夕食じゃ。

【08月20日(木曜日)】<83.6キロ>

朝食:鮭塩焼き、きんぴらごぼう、ご飯、おみそ汁、納豆
昼食:にぎり寿司、おみそ汁
夕食:サワー、ビール、おつまみ各種

体重がぐぐんと減ったのにはさすがに驚いた。何もここまで痩せるこたぁないだろ、ってくらい痩せてしまったからだ。一晩で2キロ?うーん、ここまで痩せてしまうと、単純に喜べない。解釈がいろいろ有り得るからだ。

解釈その1。いままで85キロ台まで落ち込んでいたのは、たまたまである。前日の晩水分を取りすぎた等の理由のため、朝の測量で大きな値が出たに過ぎない。

解釈その2。85キロまで太ったのは、胃袋の中に入っている未消化の食事の重さだ。消化されて排せつされてしまい、83キロ台まで落ちたのだ。

解釈その3。85キロ台を2日間維持した、ということは85キロというのはまぐれでもなんでもない、本当の体重だ。水曜日は食事に気を付けたので、その効果あって2キロほど痩せることに成功したのだ。

解釈その4。今痩せているのはたまたまだ。脱水状態に近いから痩せているにすぎない。水分補給をするとあっけなく元の体重に戻るにきまっている。

解釈その5。僕は神だ。この世に不可能はない。

まーどれをとっても納得のいくものじゃないんだけど、痩せたという事実には変わり無いわけで、とりあえず喜んでおくことにしよう。

昔の朝ご飯はおにぎり+毎日骨太、という組み合わせだったので、こうして寮の食堂で朝ご飯を食べるようになってからというものは、「摂取カロリーが増えるのはいやだなあ」というネガティブな気持ちでいっぱいだった。だけどこうしてメニューをみてみると、案外ローカロリー。やっぱ朝ご飯は食べるべきだな。

いまいちいいメニューがなかったので、握り寿司をチョイス。なかなか美味だったけど、780円取られてしまった。これだったら、680円で鉄火丼を食べていた方がはるかにボリュームもあったのに、と地団駄踏んだ。

お客さんのところからの帰り、職場の上司に連れられて居酒屋へ。メニューに「えいひれ」というのがあり、「えっ、これって何ですか?」と聞いたら「こんなの、たいていどこのお店にだってあるよ」と笑われてしまった。そうなの?初めて見た。店員さんも「ええ、居酒屋にはよく見かけますね」と相づちを打つ。ひょっとして、僕がいままでのれんをくぐった居酒屋ってのはモグリ?人生24年生きてきて、ようやく開眼。

ただまあ、自分の過去を振り返ってみて納得するところもある。昔は魚などほとんど食べていなかったので、居酒屋に行っても自然と魚メニューの欄はやり過ごしていたのだな。だから、「えいひれ」という存在があっても気づかず、「ポテトフライと、揚げやきそば一つづつネ」なんて注文していたのかもしれない。で、食生活がかわってお魚もよく食べるようになったから、今回ようやく居酒屋メニューに「えいひれ」という存在があることに気が付いた、と。

さて待望のえいひれを食べてみたけど、なんともはや日本語に表現しづらい味。ああいう味を表現するのにぴったりな日本語があったらぜひ教えてほしいくらいだ。まあそこそこおいしかったけど・・・。

田町で飲んでいたので、品川方面行きの山手線に乗って池袋まで帰ることにした。しかし、すっかり眠りこけてしまい気が付いたら東京駅。いったい何事が起きたのか、理解するのに数秒を要してしまった。要するに、ほぼ一周ぐるりと回ってしまったということなのだな。あわてて東京駅で電車を飛び降り、丸の内線を使って池袋へ。一体何をやってるんだか。

あっそうそう、月曜日の飲み会の後も、電車乗り過ごしをやらかしてしまい大回りして御帰還、って事をやってしまった。最近は疲れている?せいかどうも電車の中で我を忘れて寝過ごす事が増えているようだ。

【08月21日(金曜日)】<84.0キロ>

朝食:目玉焼き、豆腐、納豆、ご飯、おみそ汁
昼食:揚げ焼売3個、サラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:かき揚げ丼大盛り

太るいわれはない、と言い切れないところが辛いところだけど、あれしきの事で太ってしまうのだなあ。やっぱり体重ってわからない。昨晩飲んだお酒は、比較的早い時間だったから8時前には飲み食いは終了ししていた。それから今朝の体重測定まで11時間ちょっと。これだけの余裕がありながらこの体重ってのはさすがに参った。やはり、昨日の体重みたいにどかんどかんと2キロ減、ってのはそうそうありゃしないってことか。

そういや、食堂の朝食で目玉焼きが出てくるっていうのは案外珍しい事なのかもしれないぞ、とふと過去のレシピを思い起こしながら気が付いた。生卵はサルモネラ菌の関係で食卓に上らない事はわかっているんだけど、目玉焼きが食卓に登る機会が少ないのはなぜだろう。

だって、鮭の切り身だとかそういうメインディッシュを用意するよりも、卵を一個ぽんとフライパンの上で割って、目玉焼きを作ってメインディッシュに据えればもうそれでローコストで立派な一品のでき上がり。朝食の食費150円、という一世代前の物価並みな食材費を強いられているシェフからすれば、卵様様な気がするのだけど・・・。

と、厨房をのぞき込んでいてようやく合点がいった。普通、あたたかい料理は保温機の中に保管されていて、寮生が「おねがいしまーす」と食堂にやってきたときに保温機から出される、というステップを踏んでいる。これだと、常に暖かい料理が寮生に振る舞われる事になるのでメリットは大きい。しかし、目玉焼きの場合保温機で保管した場合、黄身ががちがちになってしまうのだな。半熟どころか完熟。さすがにそれはいただけない、ということでシェフは寮生がやってくるのを予測しつつフライパンで目玉焼きを作っていた。これじゃ、シェフにしてみりゃ手間がかかる。だからあまりやりたくないのかな、と。

ふう、朝から大いなる推理をして疲れてしまった。

お昼ご飯に関しては特に「ぬおおおお」という暴走行為は行わないクセに、なぜ夕食だけは暴走しちゃうんだろう。全く持って自分自身がわからない。考えるに、お昼ってのは人の目があるから自然と遠慮しちゃうのだろう。そういえば、このダイエット日記だって、自分の食生活をガラス張りにして衆人監視の状況をわざと作っているワケだ。だから、僕は尻を叩かれつつもダイエットが続けられている。その論理なんだろう。

寮の食事があるにも関わらず、無性にどんぶりいっぱいのご飯が食べたくて仕方がなくなってしまった。「ぬおお、ご飯ー」とうなりつつ、右往左往してしまった。明日は週末なんだから、お昼にでも丼を食べに外出すりゃ済む話。何も寮の食事を欠食してまで今ここで丼を食べる必要性がどこにある、なんて自問自答しつつも足は自然といつもの天丼屋へ。気がついたらかき揚げ丼、しかも大盛りを注文していた。

ただでさえかき揚げ丼は満腹感に満ちあふれる食事だというのに、大盛りにしてしまったがために正直「うううっ」とうめき声を上げてしまうほどの満腹感・・・いや、「満腹」感じゃなくて「不快」感。さすがにこれだけ食べるというのはダイエットを考える上でマズすぎる。ということで、「よし、吐こう」という事を急きょ閣議決定した。吐く事を閣議決定した、なんていつ以来の事かだろう。

お酒飲んだ後に吐く、というのは案外簡単。だけど、たんなる食事の後に食べたモノを吐く、というのは案外苦痛を伴うモノだ。素直に吐けない。だから、僕はひらめいた。「そうだ、水をたくさん飲んでから吐けばいいじゃん」と。ペットボトルに水をいっぱい詰め込み、それを一気にラッパ飲み。1リットルほど飲んで、足元をふらつかせながらトイレへ・・・いや、この「ダイエット!?日記」は真実を包み隠さず書くのがポリシーだからこういう破廉恥な事もこうして書いているけど、ホントは隠したくて仕方がないんだってば。意を決して書いてるんだから、この点に関しては文句をつけないでね。

【08月22日(土曜日)】<83.4キロ>

昼食:菓子パン2個、さらさらトマト350ml
夕食:とんかつ、スパゲティサラダ、ジャガイモとさやいんげんの肉じゃが風煮込み、ご飯、おみそ汁
間食:ポテトチップス一袋、ピーナッツ一袋、ファンタグレープ・アクエリアス各500ml

朝ご飯は食べる気満々だったんだけど、朝目が覚めたら8時50分だった。寮の食堂は9時までなので、この時間に食堂に駆け込んだところでシェフに「なんだよ、せっかく片づけ始めたところなのによ」とイヤーな顔をされるのがオチ。仕方なく朝食を放棄した。

「食堂は9時まで」と決まっていた場合、どうもウチの寮のシェフの場合は「9時までに食べ終わっていること」という定義を定めているようだ。だから、8時50分とかにのこのこと顔を出しても、「うんっ?」と顔をしかめたりなんかする。友達は、一度アメリカ人みたいに両手を左右に広げ、「へんっ!」と肩をすくめられた事があるとか。恐るべし、寮のシェフ!実は寮の隠れたドンだった!

そういえば、献血センターからはがきが来ていた。日記には書きそびれたけど、先週の月曜日に広島の献血センターで献血をしてきたのだ。400ml献血をやるってのは、一にも二にも「400g体重が減る」からなんだけど、成分献血をやっている人たちの様子を横目でうかがっていると、どうも同じくらいの重さを吸い取られている。確かに、考えてみりゃ当たり前の話で、血そのものを抜くのが400mlまで大丈夫なら、血漿とか血小板とかだけを採取する成分献血はもっともっと多くを採取したって問題無いに決まってる。しまった、成分献血の方が良かったか!? 次回は成分献血をしよう。

給料日の週末は欠食日なので、今晩は寮の食堂はしまっているはず。ということで銀行からお金を下ろすのも兼ねて、スーパーにお酒でも買いに出かけた・・・と思ったら、どうも食堂からいい匂いがする。この時点で、欠食日を勘違いしていた事が発覚。昨晩・今朝が欠食だったらしい。なんだ、馬鹿馬鹿しい。

ついでに馬鹿馬鹿しいお話をもう一つ。週末ってのは銀行ATMの営業時間は午後5時まで、という事を6時までと勘違いしてしまい、ATMの前で途方に暮れてしまった。お金が無いのでお酒を買うことができず、すごすごと寮に引き返して食堂の御世話になった。

その代わりといってはなんだけど、スナック類を買い込んでパソコンをいじりながらばりばり食べた。我ながらこんな事をやるのは珍しい、と感心してしまう。大体、カロリーの高い甘ったるいジュースを合計1リットルも飲んでいるなんて。

言い訳させてもらうと、このジュースはスーパーでキャンペーンやっていたから買ったに過ぎない。「コカコーラ社製品500mlペットボトルを4本以上お買いあげの方には、特製ペットボトルホルダー(保温機能付き)を無料進呈」という事だったからだ。山登りにちょうどいいな、と。

言い訳はいいけど、これだけ食べた日にゃ、どういう事態になることやら・・・。

(つづく)




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