1998年09月第5週(09/27-10/03)

【09月27日(日曜日)】<82.0キロ>

朝食:きのこピラフ
昼食:味噌一火吹きコーンラーメン
夕食:豚肉の生姜焼き、大豆とひじきの煮物、ハムサラダ、ご飯×2、おみそ汁×2

昨晩寝るのが早かかったので、今朝は朝4時前に起床。なんでこんなに早起きせにゃならんの、と自問自答しつつも起き出す。

体重は82キロ。昨日から600グラム増量だけど、まあ覚悟していたので衝撃は特になし。というより、昨日の日記で予測した通りだったので自分自身が予言者ではないかしらん、と1%ほど思ってしまった。どうも先日見たテレビの内容に毒されているらしい。

まあ、太ったとはいえ82キロジャストということは結構いい線いっている。82.2キロだったら珍しくもなんともない値だけど、82.0キロっていったらまだまだプレミアがつく数値。さあこれからだ、って感じがしてなんかいいじゃない。

残り物だったきのこピラフを頂いた。朝からまたピラフかよ、ケッなんてぶつぶついいながら食べたが、確かに朝食べるものじゃあないよなあ。でも、「ピラフ」とは名ばかりで、なんかかやくご飯を軽くフライパンで炒めたって感じだった。でき立て当時はもっと味が違ったんだろうけど、放置しておいたがためにかやくご飯と化してしまったのだろう。なんともはや惨めだ。

朝10時、社員寮における1年に一度のイベント、「室内点検」の開始だ。僕が住んでいるのは一番下のフロアなので、点検開始直後に見回りがくる。だから、他人のチェック状況を横目に「傾向と対策」なんてやっていられない。まあ、室内は万全の体制なのでいちゃもんつけられる筋合いはないのだけど・・・。

もともと部屋はきれいにしているほうなので問題はないのだけど、以前お酒のつまみを作っている最中にフライパンをEPIガスストーブからおっことし、カーペットにうっすらと円形の変色を作ってしまった事実だけは隠蔽しなければならない。我ながらわざとらしいと思いつつも、その箇所の上にズボンプレッサーをでーんと置いて、変色を隠しておいた。さあ、これで万全。

と、すでに点検を終えた二部屋隣の友人が僕の部屋にかけこんで来た。「ベランダの外もチェックするよ!」とのご注進。さあこれでさっきまでの余裕はどこへやら、あわてるあわてる。ベランダには使わないキャンプ用品をしまったコンテナボックスが1つ、放置してあるのだけど寮の規則では「ベランダは非常時の脱出路のため、何もモノを置かないこと」ということになっていたのだ。「と、とりあえず部屋の鍵を閉めろ!」と時間稼ぎの為の姑息な手段を講じ、あわててベランダのコンテナを引っ張り出す。ベランダといっても、自由に出入りできるベランダではない。解放廊下のベランダバージョン、といった形式で、緊急時の避難ルートとしてしか存在していない。そのため、普通の窓を乗り越えないと、ベランダに出られないのだ。そんなところにコンテナボックスを放置しているものだから・・・窓から身を乗り出して、えいえい引き上げるしか手はないではないか。しかも、窓際にはシンセサイザーを置いているので、身を乗り出すのが困難ったらありゃしない。おかげで、身を乗り出しすぎて足が宙空をばたばたさせるというアメリカンコミック的な事になるし、体重の一部がのしかかったシンセサイザーは「ばきっ」と音をたてて譜面立てがはずれるし、もうさんざん。で、老人と海状態になりながらようやくコンテナを引きずり上げ、どう見ても入りっこないクローゼットにコンテナを押し込み・・・とやっているうちに、ドアをノックする音。「おかでんさんー、部屋の点検ですぅ」

マネージャーが入室してきた時は、明らかに窓側がしっちゃかめっちゃかになってしまっていて「細工したな」というのが一発でばれてしまう惨状。カーテンだってめちゃめちゃになっている。「あっれ、今日は風が強いなあ」なんていいわけしながらさりげなく誤魔化しておいた。

まあ、もともと部屋は整頓されている方なので、「ああきれいですね」とお褒めを頂き、ベランダチェックも特になく無罪だった。救われた・・・。

なんだかぐったりしてしまったので、テンションを上げる意味もこめて久しぶりに味噌一ラーメンでも食べよう、ということになった。4段階の辛さで2番目に辛い、「火吹き」を食べる。しかし、思ったより辛くない。ひょっとすると、ここ最近すっかり唐辛子付いちゃってる関係で辛さを感じる味覚が馬鹿になってしまったのか?なんて考えるとちょっとぞーっとする。味蕾を壊さないようにするためにも、亜鉛の摂取を心がけないといけないのかな・・・。

久しぶりに、しっかりと辛いモノを食べたので食後は内臓があたたかくて仕方がない。「そうだそうだ、これこそ辛い食べ物だ!」なんてうれしくなって、ご機嫌で家路についた。歩いて体が揺れるたびに、胃袋の中の「温かい部分」がちゃぷちゃぷと移動するのがわかる。

帰宅途中、「そうだひげ剃り買わないといけなかったっけ」って事を思い出し、薬局に寄ることにした。以前、この日記でも「ダイエット商品の充実がすばらしい」と紹介したお店だ。もっと分かりやすく言えば、ダイエット用の腹巻きと顔面引き締めベルトを買ったお店だ。

そうそう、話がいきなり脱線するんだけど・・・

顔面引き締めベルト、あれって効果あるの?なんて僕の顔をしげしげと眺めながら問いかけてくる人が結構いる。どうも読者諸君にそれなりの衝撃を与えたらしい。まあ、自分の不細工な顔を露骨に曝してしまったっていう理由もあるんだろうけど、やっぱり顔が細くなるってのは誰しもがあこがれる事だからだろう。

で、どうか?最近は使ったり使わなかったり。使わない日の方が多い。もともと、二重顎でもなんでもない僕がいまさら引き締める必要性がどれだけあるのかというのが一番の理由なんだけど、サイズが僕の頭蓋骨よりも一回り小さいというのも利用頻度を落としている要因になっている。ちょっとサイズが小さいので、装着しようとすると「ぐい」とベルトをひっぱる必要があるのだ。なもんで、普通の人が「1引き締め」だとすると、僕の場合「1.3引き締め」くらいになってしまう。おかげで、締まる締まる。効果絶大かと思いきや、これがどうもリンパ液やら血液の流れを悪くしてしまっているようで、締め方が悪いと上半身がどうも不愉快な感じで覆い包まれてしまうのだ。肩が凝りすぎた時みたいな感じ、といえば分かって貰いやすいか。夜寝るときに装着していると、不愉快さのあまりに夜眠れなくなる時があるので、あまり利用できない。かといって、起きている間に装着・・・といっても、トイレ行くのに廊下歩かねばならない。引き締めベルト装着したまま人様の前に出るわけにはとてもいかない。そんな事やったら、一生の笑いモノだ・・・おっと、でもwebには写真をのっけているから、何を今更、って感じなんだけど、さ。

とまあ、ぐだぐだかいてみたけど、結局「うーん、いまいちっ」っていう事だ。腹巻きの場合、しばらく巻いていると汗でぐっしょりとする。しかし、顎からほほってポイントはあまり汗腺がないのだろう、汗の量は大したことない。だから、「よーし、やったかいがあった」的実感ってのがひしひしと沸いてこないのだな。なーんか、惰性でやってるという感じ。女性でよく見かける「体型は悪くないんだけど、顎だけなぜか二重顎」って人にはいいかもしれないけど、全体的にまんべんなく太っている輩は、顔面を気にするよりも前に全身を痩せる事に集中した方が正解だな。

さて、脱線終了。

薬局に入ると、「あ・・・そういえば、鼻炎の薬が切れていたっけ」って事に気づき、鼻炎の薬ピックアップ。「最近パソコンいじってると目が疲れるなあ」ということで、OA専用の目薬をセレクト。もう、この段階で肝心の目的の「ひげ剃りを買う」ということはアンドロメダ星雲の彼方まで忘れ去ってしまっていた。

目薬コーナーの裏手がダイエットコーナーだったので、ついつい顔を出してみた。お茶がたくさん売られている。「どうせ数十グラムで数千円、みたいに馬鹿高いんだろ、アホくさいただの葉っぱのくせに」なんて値段を見ると、53パック入りで480円。あれ、安い。ウーロン茶、プーアル茶、どくだみ茶、杜仲茶、ギムネマ茶その他何種類か置いてあったので「こりゃダイエット!?日記の格好のネタだ」とひらめき、ギムネマ茶を購入することとした。

高まったテンションはまだ収まりがつかず、その横に置いてあった各種ビタミン薬にも興味を示してしまった。結局、ビタミンBコンプレックス、鉄、カルシウムの3種類も買ってしまった。レジでお会計をして肝を冷やすとも知らずに・・・結局、新渡戸稲造大先生が昇天。

ギムネマ茶は、最近ちらほらと耳にするようになってきているお茶。ギムネマの葉っぱをかじると、1時間ほど甘みを感じなくなってしまうという珍しい症状が話題を呼んでいるらしい。甘みを感じなくなる=甘いモノへの欲求が減る、ということで甘いモノに目がない女の子などには最適だとか。

それだけではない。腸での糖分の吸収をブロックする働きがあるので、太りにくくしてくれるというのだ。これはなかなか魅力的。トータル的な効能は、肥満・高血圧・便秘に効くとのこと。

さて、早速帰宅してからギムネマ茶を煮出してみる。杜仲茶みたいな臭いが部屋中に充満し、いかにもダイエットにこれから挑戦!という神妙な気持ちにさせてくれる。やっぱ、病は気からっていうように、ダイエットも気からだ。「おお、ダイエットらしい事やってるなあ」という気にさせてくれるこの臭い、期待大だ。

新陳代謝を高める働きのあるお茶の場合、温かい状態で飲むのが良いという事は
知っているので、あっついお茶をふぅふぅ言いながら飲んでみた。うみゅ、にがい。嗜好品としてはあまり飲みたくない味だ。まずい、というレベルではないのだけど。

とりあえず煮出した分全部飲んでみた。デビュー戦は華々しいに越したことはない。まあ、どちらにせよ薬じゃなくて単なるお茶。数カ月持続して飲み続けて初めて効果が出るってものだ。長期的な視野でいなくちゃ、いくら根気があったとしても精神的にまいってしまう。まあ、今日のこのいっぱいは「大いなる野望に向けてのいっぱい」っていう認識でいよう。

夕食までの時間、ちょっと眠たかったのでお昼寝でもしようとした。しかし、どうも体がおちつかなくて寝ることができない。一体これはどうしたことか?ぼうっ、と体が温かいのだ。お昼の火吹きラーメンの効果か?・・・いや、それもあるだろうけどいくらなんでも食べてから5時間近くたっているのだぞ?・・・え、ひょっとしてさっきのお茶のせいか?まーさかぁー。

いくらなんでも、しょせんお茶で体がほてるなんて考えられない。プラセボ効果なのかもしれない、落ち着け!なんて自分自身を諭してみたけど、体のほてりは直らない。うーん、まあ理由はどうでもいいんだけど、これで新陳代謝が高くなって痩せてくれりゃ、文句はない。

しかし、新陳代謝が高まるということは限りなくイコールでおなかが空くということなのだな。胃が絶好調なので、ついついご飯とおみそ汁をおかわりして猫まんまを食べてしまった。七味唐辛子をたっぷりとふりかけて食べると、これがまたスパイシーでひと味もふた味も違ってうまい。

食べ終わって気がつくと、汗をだらだらかいていた。七味唐辛子をたくさん投入したから、ということもあるのだろうけど、それにしてもここまで汗をかくだろうか?やっぱりお茶のおかげ?まさか?まさか?

とにかく、たった480円でお茶を買っただけなのにこれだけ上へ下への大騒動ができるのだからすばらしい。その効果はもうどうでもいいや。今日一日だけで十分もとをとった、って感じ。

【09月28日(月曜日)】<82.0キロ>

朝食:塩鮭、きんぴらごぼう、納豆、ご飯、おみそ汁
昼食:ハムエッグフライ、コーンサラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:ビール中ジョッキ3杯、タンドリーチキン、ライス、ナン、カレー3種

現状維持。お茶の効果はすぐには出なかった。まあ、当然っていえば当然だな。ご飯とおみそ汁を2杯ずつ頂いたのがなければ、これが81.8キロだったかも・・・なんてちょっと自分のとった行動を恨めしく感じたりなんかする。

ま、82キロジャストだったら上できでしょう。今週一週間で攻めて攻めまくるには格好のスタートポイントなんだから。

先週は「朝食放棄週間」と称して寮の朝食を放棄していた。結果的には昨晩の残り物処理のために朝ご飯を食べる事が多かったのだけど、痩せるためならえんやこらー、と体に悪いと知りつつ朝食を抜いたのであった。

で、今週は81.4キロにも到達したことだし、朝食解除。ああ、やっぱり朝ご飯ってええわあ。納豆をもりもりと頂きながらため息をついてしまった。しっかし、できることならば思いっきりご飯をてんこもりにして、この納豆を食べたかった、と感じることしきり。夕御飯の時のご飯の盛り方は節制が効かない僕だけど、朝ご飯は律儀にご飯の量をセーブしているのだ。女の子が食べるんじゃなかろうか、ってな位の量。これで納豆を食べると、納豆がご飯に勝ってしまうのだな。だから、悲しい。いつの日か、ごはんを丼いっぱいに盛って、納豆を食べる日が来るのだろうか?

学生時代、体重に全く頓着しなかった頃は納豆ご飯を食べ倒したものだ。どんぶりにご飯2合を投入、それに納豆2パック、玉子2個投入。締めはわけぎをぱらぱらと。これをぐいと頂く。いやあ、最高の満腹感を楽しめる。・・・こんな事ヤルから太るのだな。失礼いたしました。

さすがに体重減少、目指せ81キロ台!の気運が高まると、食事の制限にも熱が入る。横這い状態だと、「ちょっとくらい食べたってどーせ横這いだよっ」となってしまうのだけど、ちょっとでも減少傾向になると、途端に「よしよし、食事の量減らしてでもがんばろう」って気持ちになる。人間薄情なものだ。

ということで、今日のお昼もごくごく質素。ハムエッグフライたった1個とサラダ、あとはご飯おみそ汁なんだから、その質素具合がわかろうってもんだ。

しかーし。どれだけ朝・昼がんばっても夜で台無しにするってぇのが「おかでんのダイエット!?日記」なのだな。インド料理屋に行くことになったのだけど、間違えて注文しすぎてしまったのだ。相手が小食だという事を失念していたから、残ったものは全て僕が裁くハメに。おかげで、手をカレーでどろどろにしながら腹いっぱい食べてしまった。うーん、本場インドの神秘。カレーはおいしいんだけど香辛料の臭いが鼻についてとれなくなってしまった。

さすがに「食べ過ぎた、やばい」と大いに反省し、寮に帰り着いてから吐こうかとトイレに向かった。しかし、食べてからしばらく公園で長話していたので、その間にカレーは消化されてしまっていた。太るぞ、こりゃあ。

【09月29日(火曜日)】<82.6キロ>

昼食:日替わり定食、ご飯+おみそ汁おかわり
夕食:ビール1000ml、豚・鶏・牛の焼き肉、もつ鍋ほんのちょっと

案の定!なのである。どんぴしゃ、見事すぎるくらいに太ってしまった。まあ、太った!と大騒ぎしたって82.6キロって事は、本格的に82キロ前半の攻防に突入したことを意味している。そういう点じゃ喜ばしい事なんだけど、どっちにせよ600グラム太ってしまったことには変わりない。昨日までは「さあ81キロ台突入だ」と前ばかり見て突撃ラッパをならしていたけど、今日この体重を目の当たりにすると「うわあ、寄るなあ、あっち行けぇ」と後ろばっかり気にする人になってしまった。

昨晩のカレー地獄があったので、今朝は朝食抜き。帳尻合わせだ。いいか悪いかは別として・・・。そのかわり、ギムネマ茶を900ml、ぐぐいと飲み干す。

朝一発目からお客様のトコロで折衝だったのだけど、ギムネマ茶の事を甘く見ていた。ト、ト、トイレ・・・。お客と打ち合わせなんてする前には、水分取りすぎ茶ダメだって事をうっかり忘れていたのだった。

お昼ご飯は、夜は居酒屋になるお店で、日替わりのランチ定食を食べた。酢豚やらさばやら鶏の唐揚げやら、いろいろあったけど肝心のご飯の量があまり多くない。濃い味付けのおかずをやっつけているうちにご飯を切らしてしまい、セルフサービスでおかわりを敢行してしまった。お昼からこれだけ食べるというのは久しぶり。

食後、摂取カロリーの計算をしてみてちょっと顔が青ざめてしまった。どうやら900kcal程度は食い散らかしてしまったようだ。やばい、300kcal以上オーバーしている・・・。

職場にコーヒーメーカーを持ち込んで、今ではいつでもレギュラーコーヒーを楽しめるようになった。おかげで、家ではギムネマ茶会社ではコーヒーと、至ってトイレが近くなるような飲み物を始終飲む環境になってしまった。

しかし、今日は忙しいこともあってなかなかトイレにいく機会がなかった。そうなると、膀胱の方も「あ、今日はご主人様トイレには行きにくいんだな」と尿の量を減らすのだろう、自然と尿意が減る。そんなこんなで、今日はトイレいかずに水分ばっかり採るという水タンク野郎と化してしまっていた。

スーパーで売れ残った肉を、みそ漬けにしたり怪しげな焼き肉のタレをかけたりして格安で売られていることがよくある。たまたま立ち寄ったスーパーで、その手の肉が牛・豚・鶏と御三家そろい踏みしていたので、それぞれをちょっとずつお試ししてみることにした。題して、利き肉だ。

もうたれやらなんやらでぐちゃぐちゃになって何がなんだかわからないお肉を食べつつ、いつのまにか用意されていたビールを飲む。うーん、あまりにアブらっぽい。さすがにこれではキツいので別に用意してあった「サラダ菜」と一緒に食べた。

食後、体重を測ってみると83.2キロ。あっちゃー、あかん、こりゃダメだ。明日はさらに太りそうな気配がする。

「こうなりゃ、ヤケだ」と、夜だというのにギムネマ茶を煮てぐいっと飲んだ。普通、翌朝の体重に響くということで夜の水分補給は控えるべきなんだけど・・・ギムネマ茶の効能に全てを託した、ってワケだ。

まあ、明日もし体重が増えていても「これはギムネマ茶飲んだからだ。水分太りだから・・・」なんていいわけできるな、なんてセコい考えもあったということは、口が裂けても言えません。

【09月30日(水曜日)】<82.4キロ>

朝食:もつ鍋いっぱい
昼食:ちくわの磯部揚げ(小皿)、わかめサラダ(小皿)、ご飯、おみそ汁
夕食:ビール500ml、もつ鍋うどん、お刺身

おっやぁ。200グラム、減。寝る直前にお茶をぐいぐい飲んだのにもかかわらず、痩せた。昨日焼き肉食べた天罰で、明らかに体重増加傾向にあったというのに、痩せた。ちょっとだけオドロいてしまった。こりゃ一体ナニゴトかと。やっぱりお茶の効果か?いや、まさか。絶対認めないぞ、そんな夢物語なんて。

素直に「お茶の効果だ!」って喜べばいいんだけど、怪しげなツールを使って痩せる人は独特の妄想と信じ込み癖があるのを見ていると、「ああいうのだけにはなりたくない」って考えてしまい喜ぶわけにはいかない。だから、「お茶の効果だ」とは喜ばないようにしている。

昨晩、もつ鍋を作っておきながらほんのちょっとだけしか食べなかったので、今朝ももつ鍋と相成った。朝からもつ鍋ってのは結構ヘビー。噛みきれないもつと組んず解れつの激闘を口腔内で展開するっていうんだから、疲れる。時間がないっていうのにぃー。

ただ、スープは一切飲まなかったのでカロリーとしては非常に低いはずだ。100kcal以下。いや、ひょっとすると50kcal程度かもしれない。しめしめ、これは格好の朝食となったぞ。飲み物として、ギムネマ茶をぐいっと400mlほど。

痩せた勢いを駆って、お昼も絶好調な料理のセレクトなのである。行け行けムードになると、怖いもの無しになるのはいつも通り。

今日は一日非常にトイレが近かった。勤務中にコーヒーを何杯か頂いたということもあるんだけど、明らかに飲んだ分以上が排出されている。「水がめ」が、どこかにひびが入って水漏れ起こしているような状態。

まあ、利尿作用が強いコーヒーとギムネマ茶をぐいぐい飲んでいるんだから、トイレが近くなって当然なんだけど・・・いままでがトイレの回数が少なすぎたんだな。だから、ようやく「通常モード」に入ったということか。

帰宅してから体重測定に挑んでみた。トイレの回数からも、体のキレからも、確実に成果が出ているという自信をみなぎらせながら。・・・・81.2キロ!でたーっ、瞬間最大風速。体重の未体験ゾーンに突入。これだよ、これーっ。

朝と比べて、14時間程度で1.2キロ減。この1.2キロとは果たして一体何の重さだったのか?脂肪が燃焼されて1.2キロ痩せた、なんて事は絶対あり得ない話なので、たぶん水分がずずずぃと抜けたのだろう。それにしても、1.2リットル分水分が抜けたって事はペットボトル1本分近くに相当する。今までどこにどうやってそんだけの量を蓄積していたんだろう?ひょっとして、背中あたりに宇宙ロケットみたいに分離型のブースターがついているんじゃないかと思ったが、それじゃ人間様の肉体じゃないのであり得るワケがない。つくづく不思議だ。

まあ、これから夕食を食べて寝て、ってことになると明日の朝にはある程度体重は逆戻りすることになる。この逆戻りの値がどこまでになるか、ってのは非常に興味深いトコロ。

昨晩飲み残したビールが1本残っていたので、同じく残り物のもつ鍋と一緒に食べることにした。もつ鍋そのものはもういい加減食べ飽きたので、うどんを投入して。ついでに、お刺身なんかもちょっとだけつまんでみた。うん、和風な料理だけどおいしいおいしい。

食後、体重を測ってみると82.6キロだった。勝利!明日の朝は、これで絶対に今朝の体重を上回る事が決定したわけだ。うひゃひゃ、いいねえ、いいねえ。

ギムネマ茶、寝る前に400mlほど飲んでおいた。あまり飲み過ぎると、明日の朝の体重に直接響いてしまって「あーあ」ってがっかりしかねない。だから、飲む量に気を使いながら・・・。

【10月01日(木曜日)】<81.8キロ>

朝食:もつ鍋うどん
昼食:肉じゃが風カレー煮込み(小皿)、納豆、ご飯、アミールS
夕食:ビール1000ml、チーズハンバーグ弁当(w/oご飯)、コンビニお惣菜(パスタ)、スパ王ペペロンチーノ

朝早く、トイレに行きたくなって目が覚めた。そういえば、こんなシチュエーションってもっのすごく久しぶりだ。浴びるようにビールを飲み倒していた頃ってのは夜中にトイレいくべきか我慢すべきかでベッドの上で悶々とする、って事が多かったのだけど、今ではそのような事は全くといっていいほどない。それだけに、「おっ、新陳代謝が高いのかな?」って足取りも軽くお手洗いへ。

起床時間になって、いざ体重測定を実施してみると81.8キロだった。またもや81キロ台復帰。それにしても、こういう結果を見るにつけギムネマ茶の効能を疑うわけにはいかなくなってきたなあ。しょせんただのお茶、こんなので痩せるワケがないなんて馬鹿にしくさっていたんだけど、こうも確実に実績を出されると、返す言葉がないのだ。

もちろん、ギムネマ茶だけの効能なわけがない。たまたま、ギムネマ茶を買う直前に81.4キロをマークしてやる気満々になっていたというのもあるし、その結果食事の量が減ったというのもある。そういう要素の方が強いのだと思う。ギムネマ茶そのものが減量に役に立ったかどうかは・・・正直はてな。でも、でも、目に見えるレベルで、ギムネマ茶が何らかのカタチで好影響をもたらしたのではないか、というのは状況証拠としてそろっているわけだ。うーん、やっぱりギムネマ茶なのかなあ。

昨晩の残りの・・・って記述が連日つづくので非常に恥ずかしいことこの上ないのだけど、今朝ももつ鍋うどんを頂いた。あらためてなべの中をみると、まるで味噌味かのごとくスープが真っ白になってしまっていた。やはり、うどんをゆでる時は別の鍋にしておいた方がよかったか・・・。まだゆでていないうどんを投入し、もつ鍋ごと煮込んだのでくっつき防止の小麦粉がスープにとけたからだろう。しかも、一晩放置しておいたためにうどんのでんぷんが溶け出し、えらく粘性のあるスープに仕上がっているではないか。とほほ。

まあ、ここでスープを飲むのはデブのやること。僕はスマートに麺と具だけをいただいて朝食を切り上げた。もちろん、ギムネマ茶をぐぐいと飲み干してから。

そうそう、ギムネマ茶と一緒に買ったビタミン剤も毎朝きっちり飲むようにしている。ビタミンBコンプレックス(6種類のビタミンBシリーズの混合)、鉄、カルシウム。ビタミンBは言わずと知れた栄養剤にもつかわれているビタミンで、これさえ飲んでおけば疲れにくいかな、という魂胆。確かに、飲む前まではパソコンやテレビを見ていると目が疲れて仕方が無かったのだけど、ちょっと楽になった・・・・気がする。鉄は、特に必要性は感じていないけどついつい買ってしまったという栄養剤。食後にコーヒーを飲むと、食事で摂取した鉄分の吸収が阻害されてよろしくないって話を以前聞いたことがある。いつもお昼ご飯の後にはコーヒーを飲む習慣がある僕にとってはこれは結構衝撃的で、「そりゃいかん、ちゃんと鉄分とらなくては」って思った次第なのだ。だからといって、今現在貧血で悩んでいるとかそういう事は全くないんだけどね。・・・逆に、ヘモグロビンは一般平均よりもたっくさん持っているくらいで。

で、残るはカルシウム。カルシウムは一日600mg必要だ、なんて最近やたらとテレビやら雑誌やらで騒がれている、あれだ。僕は骨が太いという自信はあるのだけど、将来骨粗鬆症になるのはいやだ。だから、予防を兼ねて朝ごはん時に「毎日骨太」を飲むようにしていた。これ、7月中旬まで続けてたっけ。しかし、寮の朝食を食べるようになってからというものは、カロリーの関係もあって骨太を飲むわけにいかなくなってしまった。その関係で「カルシウム足りてるかなあ、不安だなあ」と常に思っていたわけだ。そこに現れたのがカルシウム錠剤で、渡りに船と買ってしまったということ。

しっかし、カルシウムなんて錠剤で飲んでればそれでオッケーかというとそうではない事をご存知か。骨=カルシウム、っていうけどその実態はリン酸カルシウムであり、リンも同時に摂取していないとカルシウムが活用されないらしいのだ。だから、カルシウム錠剤だけ飲んでいても、果たしてどれだけ体内に吸収されて有効活用されているのか非常に疑問ではある。

さらに、これは本当かどうかわからないのだけど聞いた話だと・・・。日本人の主食であるご飯は、リンを排せつする働きがある。だから、カルシウム補充しようと思っても日本人は慢性リン不足の体質なので、なかなかうまくいかない。結局、カルシウム摂取目的で牛乳を飲むのはそのカロリーを考えたら非常によろしくない。カルシウム含有量は牛乳より劣るかもしれないが、魚を食べるとかした方が、健康的にカルシウム摂取ができる、とまあこういう事。本当だとすりゃ、こりゃ傑作な話だ。まあ、真偽のほどはたしかじゃないんだからうのみにはしないし、もしそれが本当だとしてもまあどうだっていいことだ。だけど、愉快だよね、今までかるしうむかるしうむと必死になって牛乳飲んでいた人がこういう話を聞いたらなんて顔するだろうか、なんて考えると。

今日は珍しく会社の食堂はメニューが豊富だった。いつも、お昼休みの遅めの時間に食堂にいくため、売り切れ続出で「売れ残り」に近い不人気メニューだけ残っていることになる。だから選択の余地がなくて・・・えーい、仕方がないこれだっ、というメニュー選びとなるのが常。しかし、今日は珍しくほぼ全メニューが残っていたわけだ。「こりゃメニューが多すぎて悩ましいなあ」なんて思いながらサンプル陳列棚をのぞき込んでみたのだが、あきれるくらいに選択の余地がなかった。カロリーの観点から以外にも、食事としての魅力という観点からも選択の余地なし。うーん、時にはこういう事ってあるものだな。結局、肉じゃが風のカレー煮込みをセレクトし、ご飯と納豆だけという非常にシンプルな構成で昼食を済ませた。今日もカロリー摂取量は極小。

そういえば、今日から10月だっけ。結局先月の決算としては82.6キロだったというわけだ。ダイエット日記存続のためのノルマは先週土曜日に81.4キロを叩き出してクリアしたからいいとしても、やはり横ばい続きの一カ月だったなあ。ほんっとに横ばい。お盆による帰省直後が81.8キロで当時最低記録を出して、それから先86キロ近くまでリバウンドして、それから9月頭でなんとか82キロ台に安定させて、あとは小刻みに増減して・・・で、82.6キロでジ・エンドときたもんだ。これじゃ、やる気もなくなるよなあ。ほんっとに、最後の最後でちょっとむちゃめなノルマを課して正解だった。これをやっていなかったら、今ごろは83キロ前半でふらふらしていたに違いない。そうなると、「まあ20キロ痩せたんだし、ここらへんでダイエットはひとまず区切りをつけるか」なんて事になってしまうにきまっているんだから。

いまだに最終着地地点はかわっていませんぜ。75キロ!もし可能なら、標準体重である69.7キロまで落としたいけど、さすがにこの高望みはあきらめました。75キロ、実現させちゃおうじゃありませんか!

ダイエットやる上で、何か新鮮味のあるイベントってのは定期的に必要だな、って今回つくづく感じた。今週に入ってから、ギムネマ茶が現れてがぜんダイエットに華を咲かせている。そういう「ひょっとするとこれさえあれば痩せるんじゃないか」っていうツールが投入されると、「ならばがんばらねば」って気になるって事だ。そういう目新しい事が無いと、ダイエット始めてからまる10カ月、とても精神力がもちっこない。

だから、お金があるからって「あのダイエット器具買って、ええとこの薬も買って」って一度に購入しちゃいけないって事だ。一カ月に一つくらい、そういうものに追加投資しておくと良い。ただし、もともと僕のようにダイエットの薬だとか器具を信用しない心構えが必要だ。僕はそんじょそこらの馬鹿ダイエッターのように、妄想膨らませて「この薬を使えばひょっとすると」なんて事は考えない。あくまでも理性的な判断に頼ることにしている。今回のギムネマ茶の例のように、体重が減ったからといって即ギムネマ茶の効能ということにしないで、まず疑ってかかる気持ち。痩せればもうけもの、痩せなくて当然程度の心構えを持つってことだ。そうでないと、一カ月に一度くらい追加投資・・・でなくてお金をどぶに捨てるようなものだ。

少なくとも、鈴木その子「痩せたい人は食べなさい」だとか、うつみ美土理「カチンカチン体操」といった本を買って読むような人ってのは上記の「一月に一度投資」なんてのは絶対にやっちゃいかんです。断言します。

夕食。「コンビニのお弁当でビール」ってのがいかに具の骨頂か、というのは骨身にしみてわかっているはずだったんだけど、ついついまたやってしまった。食べていてつくづく感じたのが、「ああー、まずくてカロリー高いメシでビールを飲むのかあ・・・」と。とにかく、その貧相な味が罪悪感に拍車をかける。なんだか悲しくなってしまう。

スパ王のペペロンチーニを食べた。なんかそのアルデンテな食感がわざとらしくて、賛否両論だなあ、これは。たしかに、そのメンのコシは魅力なんだけどあまりに歯ごたえがありすぎて、ゴムの加工品を食べているような。普段、自分が食べているスパゲティってべろんべろんに伸びたものばっかりだから、極上品の食感にはなじめない・・・ってことかあ?

【10月02日(金曜日)】<82.0キロ>

朝食:ご飯、わさびふりかけ
昼食:レバー野菜炒め、ご飯、スープ、漬物
夕食:ビール、日本酒、サワー、焼き鳥各種

200グラム太って82キロジャストと相成った。いくらギムネマ茶の力に頼っても、しょせんこの程度ってことなんだろうか。今まで「おおっ、ギムネマ茶の力っ!」って感じていたのは、ただのプラセボ効果だったのだろうか?まあ、そんなのはどうでも良い。この「82キロジャスト」という数値は、「気を引き締めていかないと・・・」という気持ちにさせてくれる数値。これが今ごろ81キロ台中盤だったりしたら、絶対につけあがって「へん、少々モノを食べたって僕は太らないんだ」なんてはなはだしい勘違いをするに違いない。だから、これくらいがちょうど良いのかもしれない。

先月、びちっっとしたノルマを課したことが飛躍的な成果を生んだことから、今月もノルマをきっちりと立てることにした。今月のノルマは・・・まあ、ホームページにどーんと書いたとおりで、「10月末までに瞬間最大風速で79キロ台」だ。この「瞬間最大風速」という表現は、僕が使う独特の表現。要するに、毎日の体重ってのは朝起きてお手洗い行った直後に測っている。これ、「正式体重」。ソレ以外のタイミングで測る・・・要するに、夜家に帰ってきたときだとか、夕食前だとか・・を「非公式体重」と呼んでいる。で、一日の中で一番体重が少ないタイミングってのが、夕食食べずに会社から帰ってきた時。こういうときの体重を「瞬間最大風速」と表現しているのだ。正式測量とはまた別の、ひとつの指標。

だから、瞬間最大風速を出そうと思えばある程度ムリすればカンタンに出る。サウナに1時間入ってカラダ中の水分を搾り出すとか、山に登るとか。そういう意味では、決してダイエットに直結した体重ではないんだけど・・・でも、一度でも79キロ台という値をたたき出すことが、今後のやる気の糧になるに違いないというわけ。そりゃ、理想を言えば「瞬間最大風速で79キロ台」なんて言わないで、「正式測量で79キロ台」ってノルマのほうが良いに決まってる。しかし、そういうノルマにするとこの一カ月で2キロ痩せなさい、ということになるのだ。まあ不可能ではないにしろ、このノルマっていうのは限りなくむちゃ。最近の傾向を見ると、安全に痩せていくためには月1キロから1.5キロ程度の減量が精いっぱいかなと考えているからだ。2キロ減のノルマなんて課した日には、「食後すぐに食べたものを吐く」だとか「朝食は一切食べないことにする」といった無謀な行為に走るにきまってる。

昨晩のハンバーグ弁当、ご飯だけは一切手がつけられていなかった。だから、ふりかけをかけて食べた。うーん、ヘルシーというかなんというか。刑務所の服役囚でさえ、もうちょっとましなものを食べているだろうに。それにしても、最近寮の朝食を食べるキカイがまた減ってきたなあ・・・。

お昼。レバー野菜炒め、なる料理名は初めて見たし初めて食べた。なるほど、「レバニラ」ではなく、レバー+ニラ+キャベツその他野菜、って状態だ。レバニラなんかよりもはるかにおいしいかもしれない、これで650円っていうんだから、安い。

とにかく、東京ってのは物価の上下が激しすぎていけない。多分、この「レバー野菜炒め定食650円也」ってのも、見方によってはさも当然なお値段なのだろう。自分の物価基準をどこに置くかで、「高い」「安い」は決まってしまうわけだけど、僕の場合「昼食=800円まで」ってのが大体の物価基準ってところだ。これ以上高くなると、激しく抵抗する。700円台だと、「うーん、高いなあ」。600円台だと、「まあこんなモンでしょう」ってことになる。しかし、これでごく普通のつもりでいたら、都心部で食事をしようと思うと途方にくれてしまうのだな。「えっ、食べるものがない・・・」って。新宿なんて、喫茶店でコーヒーいっぱい飲もうと思っても700円だとかするお店がごろごろしているんだから、仕方がないといえば仕方がないハナシ。で、結局牛丼食べたりしてご帰宅あそばすコトになる。まあ、牛丼という選択肢が今のワカモノにとっての一番の「安・近・短」なんだろう。

仕事の関係で幕張のWorld PC Expo98に出かけた。お目当てのブースで「開発ツールは提供されているのか」「アプリケーションのインストール方法はどうするのか」などと突っ込んだハナシを担当者にぶつけたところ、なーんも知らない担当者汗をだらだらかき出して「いやー、それはわかりません」「すいません、知りません」の連発。まあ、イベント会場にいる担当者なんて何も知らなくて当然なんだけど、もうちょっとなんとかならんのか、ドコモ!(あっ、会社名出してしまった)

幕張でお酒を飲んだ。「ちょっと軽く食事でも」ってハズが、幕張メッセから出てきた人々の結構な数が同じ事を考えていたらしい。どのお店も行列ができてしまっていた。「うーん、こんなはずでは」とあちこち店を探しまくって、行きついたのが・・・焼鳥屋。あれれっ。結局なかなかいい感じでお酒をしこたま飲んでしまった。寮からの距離が数十キロもある地点だというのに。

帰りは、「たまには違ったルートでご帰宅あそばすってのも面白かろう」と、武蔵野線経由で帰ろうということになった。一度都心部に入って、それで家に帰る・・・といういつもの通勤ルートがなにかしらやけにうっとおしかったのだ。大回りとしりつつも、武蔵野線・・・ぐうぐう。

はっと気がついたら、ちょうど駅についたところだった。駅の柱を確認してみると・・・わっ、「府中本町」って書いてある。終点だ。えっらいところまできちゃったなあ、武蔵野線一周の旅を敢行してしまった。距離にして、80キロ弱。なーにやってんだか。

あわてて逆向きの電車に乗り込んでみたら、この電車失敬な事に最終電車ということで東所沢とまりだった。さあ途方にくれたぞおかでん。東所沢なんかでナニをすりゃいいっていうの。

結局タクシーを確保して殿様チックなご帰宅と相成ったが、かかった費用は8100円。ひひーん。

【10月03日(土曜日)】<82.0キロ>

昼食:鶏の唐揚げ、ご飯、おみそ汁、お新香
夕食:さばのあんかけ、なめこおろし、厚揚げ、ご飯×2、おみそ汁×2

体重横這い。このレベルでの横這いってのは評価に値するに決まってる。だけど、危ない綱渡りを実施しているな、ってのがひしひしと感じられる横這いなのでいつリバウンドするかってのが焦点でもある。誓ってもいい、絶対に太るぞ、これは。

友達と近くの食堂に出かけた。人間ってのは案外行動範囲が狭いもので、出入りしたことのないお店ってのはなかなか足が踏み込めないもんだ。この食堂だってそう。家から徒歩1分少々の場所にあるという好立地条件に恵まれていながらも、今の今までお試ししたことがなかったのだ。・・・と言うことで、今回トライアルと相成った。

うむ、値段はまずまず。鶏の唐揚げが340円ってのは上できだ。これにご飯とおみそ汁をつけて定食のいっちょ上がり。と、お値段の方は・・・あれれっ!壁に見えるあの数字は真実かそれとも虚実か、「ご飯240円」と書いてあるではないか。そんなにするのぉ、ご飯って?

唐揚げが340円であることを考えると、ご飯240円ってのが異様に高いのが誰しも目に付くと思う。要するに、1唐揚げ=1.4ご飯、という式が成り立つのである。たったご飯1.4杯で唐揚げって一体何なんだろう。ここだけインフレmyselfなのである。ちなみにご飯のお供であるおみそ汁の値段は50円。1ご飯=4.8おみそ汁だ。うーむ。

じゃあ唐揚げ自体がショボいのでは、と思ってある意味わくわくしながらその登場を待っていたら、出てきた唐揚げがまあ許容範囲内の逸物だったので拍子抜けしてしまった。ただまあ、いくらなんでも親子丼用の鶏肉を唐揚げに使うのは無理があると思うんだけど。

お酒飲むのもしゃくにさわるし、ってな気分だったのでおとなしく寮の食堂でご飯を食べた。しかし、たまにこういう慣れない事をすると無性にご飯がおいしくなってしまい、ついついねこまんまでもういっぱい。おかしいな、最近こういう傾向が強くなっているような・・・歯止めがまた利かなくなってきたのかな?

(つづく)

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