1998年11月第4週(11/22-11/28)

【11月22日(日曜日)】<80.2キロ>

昼食:まいたけピラフの残り少々、そば
夕食:ワイン1/3本、ビール500ml、ハンバーグ小2個、牛ステーキもどき2ブロック、フランスパン1/2個

朝起きた瞬間、「あっ、やられた!」と気がついた。のどが痛い。どうやら風邪をひいてしまったらしい。どうして今風邪を引いてしまったのかしらん、と不思議だったので、目がさめたままのポーズで布団の「かかり具合」や室温の状態などを検証してみた。確かにちょっと肩口あたりが涼しい気がするけど、風邪を引くほどの事でもないし・・・途方に暮れてしまった。この週末にやらなけりゃいけない仕事をいっぱい会社から持って帰ってきていたのに。

パンとチーズをお酒のつまみにしていると、痩せるのかもしれない。今朝の体重は80.2キロ。まずまずといったところ。昨日はピラフを食べたりしているので、単純に「パンとチーズ」とは言いきれないのではあるが・・・それでも、油っぽくて食欲が増加するようなものを食べるよりは、はるかにパンとチーズの方が地味でもそもそしていてそれでいてかさばっていてカロリーセービングになりそうだ。

これで本当にパンとチーズだけでナットクしてくれる体質に自分がなってくれればいいんだけど、さすがにそこまでは達観できておらず、ついついお惣菜やら何やら買ってきてしまうからあまり効果ないんだけど、ね。まあ、気長に見ていきましょう。

昨晩の残り物であるピラフをちょっと頂き、あとはそばをゆでて食べることにした。登場するそばは、先週もチャレンジした「8割そば」。前回食べたときはそれほど好印象をもって迎え入れられなかったんだけど、今回再度挑戦権をあげたというカタチになる。

そばなんて今まで見向きもしなかった僕だけど、越後湯沢の旅行以来「新そば」の旬だという事もあってえらくご執心状態なんである。だから、お金は惜しまない。スーパーの麺売り場にいけば、1袋68円とかでそばなんて売られているものだけど、この「8割そば」は1人前換算で150円くらい。わあ、高い。でも、高いにはそれなりのワケがあるはずで、そのワケってのは「おいしいから」って事でしょう??

たっくさん売られているそば。そのパッケージの裏側に記載されている成分表をみてみると、そのどれもが「小麦粉、そば」という順番で書かれている。要するに、そば粉よりも小麦粉の方が含有量が多いって事だな。まあ、そばってのはそんなものだ、といわれればそれまでなんだけど。「二八そば」なんて、小麦粉8割ってことだし。でも、できるだけそば粉の含有量が多いそばに今現在の僕は激しく惹かれている。

思い返してみると、過去24年間生きてきて「ああ、そばの香りぃ」と鼻をひくひくさせながらそばを食べたことって、一度もない。そんなことを意識したコトがなかったから、という理由もあるんだけど、そもそもそばの香り満載なお店に足を踏み入れたことが無かったからだろう。大食漢である僕は、「そば」=食が細った年寄りや女性が食べるもの、って決め付けていたのだ。そばなんかを食事替わりにしたら、後でおなかがすくじゃん、というわけである。だから、そば屋には一切足を運ばず、その代わり定食屋やら牛丼屋が僕のテリトリーとなっていった。そして、今。ダイエットをはじめてから馬並みの食事を改めるようになって、ようやく「そば」という食べ物も自分の視野に入るようになってきたということなんだろう。遅まきながら。

と、遠い目をしながら回顧していたけど、いざ作ってみたそばの味はどうだったか。うん、おいしかった。おいしかったけどやっぱりそばの香りってのは全然しなかった。あれれっ。8割もそば粉が入っていながら、全然香りがしないってのはどういうことなんだろう。そういえば、パッケージのどこにも「新そば使用」とか書かれていないところを見ると、1年前のそば粉を使っていたりするのだろうか。香りがしないんじゃ、わざわざ高いお金を払ってまで買った8割そばの意味がっ。

「へん、でもそば湯を飲めるのは8割そばならではなんでい」と、やけになってがぶがぶとそば湯を飲んでやった。でもそば湯って、そば屋でもっともらしい角張った急須?に入れられて出てくるから価値があるんであって、自分の部屋で鍋から「ゆで汁」をすくって、安っぽいホーロー皿で飲むとあきれるくらいおいしくないものなんだな。とほほ。

夕食。何やらヤヤコシイメニュー構成になっているが、なーんも考えずにスーパーに行くとこうなっちゃいますよという典型例。バカな買い物をしたものだ。コンロを自分の部屋に設置して以来、炒め物をよく作るようになった。しかし、本格的な調理はできないために自然自然と包丁を使わなくて済む料理にシフトしていき、行きついた先は肉食主義。肉焼くだけだったら包丁はいらない。ああ、せっかくダイエットはじめてから魚食主義にシフトしたと思っていたのにね。

さて、傑作だったのが「牛ステーキもどき」と称している肉のかたまり。パッケージにかかれていた正式名称は「豪州産牛肉シチュー用ブロック」。ごろん、ごろんと大きめの塊だった。安かったのでついつい買ってしまったのだけど、どういうオチになるかってのは薄々気がついてはいた。

しかし、現実はこちらの予想をはるかに上回ってすごかった。いざ肉を炒めて食べてみたのだけど、硬くて硬くて全く歯が立たないのだ。煮込み用の肉だから予想はしていたんだけど、まさかここまで強烈とは思わなかった。噛んでも噛んでも食いちぎれない。しかも、口いっぱいのサイズの塊だから、あごがすぐに疲れる。業を煮やして前歯で食いちぎろうとしたんだけど、それでもまったくだめ。僕は前歯の1本が差歯なんだけど、ここで無理をすると7万円の差歯がおじゃんになりそうだったのでやめにした。安肉がごときで7万円なんて馬鹿馬鹿しいったらありゃしない。

結局どうしたか、というと肉に適当に歯型をつけた程度でギブアップ。目を白黒させながら塊を飲みこんでしまった。胃には相当な負担だろうなあ、これって。

【11月23日(月曜日)】<79.4キロ>

昼食:味噌一火吹きコーンラーメン
夕食:ビール1000ml、やきとり8本、バタール1/2個、ゴーダチーズひとかけら

体重は、再び79キロ台へ。結構昨日はむちゃな夕食だったはずなんだけど、案外体重が減ってしまったというのは風邪をひいてしまったという要素が結構大きいのだろう。あと、日記には書かなかったけど昨日は「風邪よ、出て行け!」と濃いコーヒーをがぶがぶ飲んだため、お手洗いが非常に近かったというのもある。そこらへんで痩せたというのもあるんだろう。まあ、どっちにせよ79キロ台は喜ばしいコトなんだけど、先決問題としてこの風邪をどうにかして欲しい。

辛いものを食べれば新陳代謝が高まって、風邪なんて吹っ飛ぶのではないかと思い立ち、久しぶりに味噌一ラーメンに遠征を敢行した。しかし、徒歩15分近くかかるそのお店にいくまでにもうふらふら。ハンニバルのアルプス越えの様相を呈してきた。

さていざ到着して4段階の辛さで2番目に辛いラーメンを注文したのだが、思ったより辛くなかったので予想外だった。いや、確かに汗はかくし鼻水は出ているので十分に辛いのだろう。「火吹き」ラーメンなんて普通のお客は注文しないレベルだ、辛くないわけがないのだ。しかし、僕は「刺激性」は体全体に感じるものの、辛さでは「うーん、まあまあかな」ってしか感じなくなってしまっていた。毎日御みそ汁なんかにどばどばと唐辛子を投入しているので、耐性ができてしまったらしい。うーん、韓国人、タイ人になれる日もそう遠くないかもしれない。

行きよりさらにふらふらしてきたので、帰りはひと駅電車に揺られて帰った。そんなに体調が悪いんなら無理することなかったんだけど・・・。帰宅したら、またベッドに卒倒。

夕方になってきて体調が良くなってきたので、ビールを飲むことにした。とにかく体がなまって仕方が無い。水分をたくさんとると同時にたくさん排出したくってうずうずしていたのだ。ということになると、ビールを飲んだほうがよかろう、ということ。酒飲みのイイワケではなく、結構真剣にそういうコトを考えていたのよ、僕は。

さて、部屋には昨晩食べ残したハンバーグが1個、ぽつんと取り残されていた。それを食べる、というのが今回の最大のテーマだったんだけど、不覚にも食べ残してしまった。やはり体が本調子ではない為なんだろう。「たったこれ1個なんだけどねえ」とため息をつきつつ、断念。

【11月24日(火曜日)】<79.8キロ>

朝食:鮭の切り身、ほうれん草のお浸し、納豆、ご飯、おみそ汁
昼食:豚汁、ご飯大盛り
夕食:野菜炒め定食
宴会:ビール、サワー、おつまみ少々
宴会その2:ビール

体重がまだ80キロ台にぶり返していない、というのはちょっとしたオドロキだった。「どーせ一過性のものだろう」なんて考えていたからだ。まあ、この予想外の展開ってのがダイエットにとっては重要。「そうか、この僕でも痩せることができるんだ」と少年に夢を与えるがごとく、ちょっとわくわくしてしまった。

さて、体重が好調だということはとりあえずおいといて、部屋にはハンバーグ1個と、昨晩の食べ残しパン1/2個と、チーズの塊が転がっていた。これ、どうするの?チーズとパンはともかくとして、ハンバーグをこのまま放置しておけば、確実に腐る。冷蔵庫も何もない環境なんだから・・・野ざらしはまずかろう。何しろもうすでに2晩、放置されているんだから。

ということで、しばらく悩んだ結果「これは食べる機会を逸したナ」と苦笑いしてゴミ箱行きを宣告した。ごめんよー、こうするつもりはなかったんだけどねえ。

別にハンバーグとパンとチーズを朝食にしても良かったのだ。しかしそれをやらなかったのは、単純にご飯と御みそ汁を食べたかったからに他ならない。夜にお酒を飲む機会が多い僕は、夜にはご飯を食べないことが多い。だから、自然自然とご飯に飢えているのかもしれない。

さて、今日はいつもより40分ほど早く会社に行くことにしていた。週末、本来家でやろうと思っていた仕事が全く手につかなかったので、早起きして会社でこなすハメになったのだ。しっかし。駅について「あ、財布忘れた」って事に気づき、とぼとぼと寮に戻るハメになってしまった。本来、家を出てから10分で電車に乗れるはずなのに1往復半やらかしたので電車に乗れたのは30分後。いい運動にはなったかもしれんけど、週明けからげっそりしてしまった。

食堂に行ったら、ろくなメニューが無かったので豚汁とご飯大盛りでお昼の対処をした。久しぶりに「ご飯大盛り」というオーダーを出して、ちょっと照れてしまった。食堂でご飯を盛ってくれる人ってのは、時によっておばちゃんだったりおっちゃんだったりする。おっちゃんは「普通」の盛り方でも少し多めに盛るのに対し、おばちゃんは「けちっとんのか、コラ」と言いたくなるほど量が少ない時が多々有る。要するに、「自分にとっての普通」「自分にとっての大盛り」という概念でご飯を盛っているからこうなるのだろう。で、今回はおばちゃんがご飯を盛っていたわけだけど「ご飯大盛り」を注文しても大して量を多くしようとしなかった。だから、僕はご丁寧に二度ほど「あ、もうちょっとお願いします」と口走ってしまった。いやあ、ホントこんなのは久しぶりだわぁ。

ご飯と豚汁。やっぱこれだわぁ。ご飯とおかずの有るべき姿、っていうかなんというか。おかずってのはあくまでもご飯を食べるための「おまけ」ってのが僕にとっては一番しっくりくるカタチ。その理想形がここにはあった。うむうむ。

外出先から会社に戻ってきたのが7時前だった。今晩はしばらく帰れそういないので、先に夕食を済ませておこう、と中華料理屋で野菜炒め定食を食べてから職場に戻った。すると、職場ががらんとしている。みんな既に帰宅してしまったのだろうか、と自分の席に座ると・・・「社員食堂でお待ちしております」の伝言。なんだ、また今日もうちの担当は飲み会をやってるのか。

こっちは仕事でそれどころじゃないので、無視して仕事をしていたらPHSに電話が。同僚からだった。「今どこにいるの?」「あ、6階で仕事してます」「すぐに社員食堂にきなさい」「いや、仕事があるんで、それが一段落したら・・・」

しばらく仕事をしていたら、今度は先輩から電話。「いつになったら来るの?」「いえ、すぐに行きますけどあともうしばらくお待ちを」「早くしないと終わっちゃうよぉ」「ええ、でも仕事があるんで・・・」なんてまたもや押し問答をやっていたら、仕舞いには電話口に部長が出てきた。「おかでんくん、すぐ来いっ」「は、ははーっ、すぐに行かせていただきますっ」。もうこうなったらしゃーない、仕事の進捗をあきらめるしかない。「5分で行く」と行っておきながらやっぱり仕事が片付かずに15分ほど遅れて、ようやく宴会に合流。

8時半手前に宴会に合流したのだけど、もう参加者一様にめろめろになっていた。聞くと、5時半から早速飲み始めていたらしい。ということは、すでに3時間近くも飲んでいたということか。よくやるよ、まったく。参加者の面々も「いやあ先週は2回もあったから、今週はどうだろって思ってたんだけどまさか週明けからあるとはねえ」とにやにやしながら語っていた。こればっかりは、部長の気まぐれで決定されるからどうしようもない。まあ、またお誘いがかかればなんだかんだグチをこぼしつつも宴会に参加するような面子ばっかりがそろっているのが僕の所属する担当ではあるんだけど。

宴会の最後あたりになって、本部長までが加わることになってもう収拾がつかなくなってしまった。1次会で終わるかと思いきや、そのまま「カラオケだぁ」という事で2次会突入。

すでに相当酔っている人間がカラオケで歌うのだから、テンションが高いったらありゃしない。そんなに酔っていない僕がそれについていこうとすると、自然と声を張り上げるしか無く、風邪の病みあがりだというのに絶叫してしまいすっかりのどをがらがらにさせてしまった。お開きは、終電時間になったからで、そうじゃなけりゃいつまで続いていたことやら。

【11月25日(水曜日)】<80.2キロ>

朝食:スクランブルエッグ、秋茄子の味噌あえ、納豆、ご飯、おみそ汁
昼食:太巻き小4個、串カツ1本
昼食その2:お赤飯おにぎり1個
夕食:野菜カレー大盛り
夜食:イタリアンカツレツ弁当、牛乳500ml、青りんごサワー500ml

まあ、お酒飲んでも80.2キロだから良しとしよう。昨日はそれほど飲み食いしなかったから、この値はアタリマエといえばそうだし、80キロ台復帰ということを考えるとがっかりといえばがっかり。非常にあいまいな位置付け。

「秋茄子は嫁に食わすな」という格言があるけど、このコトバを聞くにつけ「ああ、日本の食生活で貧相だったんだなあ」と涙が出てくる。秋茄子程度で大騒ぎしなくちゃいけなかった程度の食事情なんだから。まあ、初鰹を食べるために女房を質に入れたとかいろいろ逸話はあるけど、今の日本から考えると信じられないほど低レベル・・・って言ったら失礼かな?・・・のタタカイを繰り広げていたのだな。

「キャビアとトリュフは嫁に食わすな」だったら、「そりゃそうだ、カネかかってしゃーない」と納得するし「ポテトチップを嫁に食わすな」だったら「そりゃなあ、太りやすいお菓子だもんなあ」って納得する。しかし、秋茄子くらいは今のご時世、好きに食べさせてあげなくちゃ。

こんなコトをつらつらと考えるにつけ、今の日本が大不況で失業率高くて、なんて話が信じられなくなってくる。苦労しているったって、自分の生活水準をどかんと下げてまで日々戦っている人ってどれだけいるんだろう?それだけ政府が失業保険で手厚く失業者を保護しているからじゃないだろうか。

いずれ、絶対出るぞ。失業保険サギって。会社をクビになったように細工して、失業保険をもらう。で、その間は遊んで暮らす。失業保険の有効期限が切れる頃、またクビになったはずの会社に復帰する・・・と。

会社にあるプレゼンテーションルームの内覧会に、お昼休みを使って参加した。「軽食を出します」と書いてあったから、というただ単にスケベ根性なんだけど。で、出てきた「軽食」は太巻きのお弁当だった。てっきりサンドイッチと牛乳程度だろうと思っていたので、これは予想外だった。

ということで、食べては見たのだけどやはり「軽食」は「軽食」の域を越えなかった.。全然空腹を満たしてくれなかったのだ。お昼2時過ぎ、「こりゃいかん」と頭を抱えてしまった。

結局、緊急措置としてコンビニでおにぎりを買ってきて食べた。この「お赤飯」というのが大当たりで、たった1個で激しく満腹感を与えてくれたのは全くの予想外だった。おまけにはらもちが良い。そうか、もち米っていう存在をすっかり忘れていた。

ということは、だ。ダイエットの為におもちを食べる・・・なんて事も可能性としてありえるわけだな。おもちをゆっくりゆっくり、時間をかけて食べると数個程度で満腹になってしまう、なんて事があるかもしれない。お正月に向けてちょっとこれは検討課題としてとっておこう。

夕食は、カレー屋ということにした。カツカレー、なんてのはカロリー高そうなので却下。いかにもヘルシーそうな「野菜カレー」をセレクトしてみた。しかし、その代わりといっては何だけど、大盛り。

出てきたカレーは、ナスやら芋やら、なにやらにぎやかだ。なるほど、これが野菜カレーかと感心して食べたのだけどするする食べられるものだから、あっという間に食べ終わってしまった。スプーンを空いたお皿の上にカランと転がした後も、「え、これで終わり・・・でいいの?」と誰に許可を求めるでもなく、途方に暮れてしまった。ぜんっぜん、納得できない。確かにそこそこの量のカレーとご飯は胃袋に入った。しかし、この満たされない気持ちは一体なんだろう。うーん。

結局仕事を終えて帰宅しているときも、このもやもやした気持ちが晴れることは無く、「えい、じゃあ気が済むまで好きなことをやり給え」という事を急きょ決定した。「気が済むまで」ということは、これすなわち夜食食べていいですよ、ということだ。ひっさしぶりにコンビニでお弁当を買った。

さて、いざ買出しを終えて帰宅してから途方に暮れてしまった。今ごろになってそこそこの満腹感が出てきたのだ。「いまさら遅いよぉぉぉ」と地団駄踏んでみたものの後の祭。イタリアンカツレツなんて、明日の朝ご飯にはしたくないメニューだ。しゃーないのでサワーともども頂戴いたしました。ああ、おいしゅうござんしたけどね、でも敗者の味がした、ってことはお伝えしておこう。

【11月26日(木曜日)】<80.8キロ>

朝食:ハムエッグ、??、納豆、ご飯、おみそ汁
昼食:ウィンナの中華風炒め(小皿)、グリーンサラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:肉ピーマン定食
晩酌:プリングルス少々、カルピスサワー500ml

朝起きたら、てきめんに顔がむくれていた。まあ、当然だろう。昨晩が昨晩だもんなあ・・・と、もたぁとした顔をぴしゃぴしゃ叩きながら体重計に乗る。すると、80.8キロという予想外なお告げ。あれだけ食べて飲んでおきながら、81キロ台に突入しないのか。へえーっ。

今週の僕は体重の神様に微笑みかけられているようだ。ちょっと努力すればすぐにでも789キロ台に突入できそうな状態。しかし、締め切り間近の仕事が貯まっている事もあり、ストレス発散に食べて飲んでをやるものだから痩せない。しかし、かといってべらぼうに太らなない。これは体重の神様のおかげとしか言いようが無かろう。現状に奢らずに謙虚な姿勢でいなくっちゃ。

朝食の食卓で、「あ、玉子だ、珍しい」とそっちに気をとられてしまい、もう一品の存在をすっかり忘れてしまった。朝食のイベントってのは、納豆をこねくり回す事とその納豆をいかに効率よくご飯と一緒に食べるか、である。それ以外の事は頭がぼーっとしていることもあって、あっけなく忘れてしまう。

納豆の食べ方、ってのは案外難しい。口が大きいどんぶりみたいなもので食べるのならまだしも、普通のお茶碗でご飯を食べる場合はちょっとした頭脳を使う。ご飯を箸で救う際、微妙な角度でわしっとすくわないと「ご飯が多すぎる」とか「納豆ばかり」って事になりかねない。これは、朝から非常に悲しむべき事態だ。だから、ご飯と納豆が絶妙のハーモニーとなる目分量を見計らい、えいやっと箸をご飯に突き立てる事になる。

悲惨なのは、最初からご飯の量が勝っていて納豆が量で完敗しているとき。ご飯一粒に対して米粒100粒、なんて事があった日には・・・もうこれはパズルゲームの境地だ。一番情けないのが、納豆を消費しつくしてしまい後に残った糸をひくねばねばだけでご飯を頂かなければならなくなった時。こういう時って、無性に納豆臭さに腹が立つ。

だからこそ、こんな時は生卵を投入して「水増し」にするに限る。しかし、これじゃ玉子ご飯を食べているんだか納豆ご飯を食べているのかさっぱりわからなくなるという事態に見舞われ、やっぱりこれはこれで空しいものはあるわなあ。

中華風炒めとは何か、と思ったが結論は出ず。ただ単に玉ねぎやニンジンと一緒に炒めただけのような気がするのだが・・・?ここでまた、「○○風」というコトバのマジックにしてやられた、ってところか。

昨日の野菜カレーでつくづくカレーには懲りたので、今日はおとなしく中華料理屋で定食を食べた。ああ、満足・・・。

のはずだったんだけど、今週はどうもおかしい。仕事のストレスから逃げ出すために、晩酌を是認してしまっているのだから。気がついたら、プリングルスとサワーを買い求めてばりばり食べていた。欲望のままにここまで行動できている自分に感心しながら。

しかし、ちょっと我に帰らせたのが、そのプリングルスのまずさ。以前から「大味でまずいポテトチップだよなあ」とは思っていたのだが、今回「マイルドソルト」なる商品を初めて買ってみてさらにその認識を強固にした。・・・これ、ポテトチップか?・・・何しろ、とんがりコーンの味がするのだ、鼻に抜ける臭いだってこりゃ明らかにトウモロコシだ。あわてて成分表を見ると、ビンゴ!思った通り、トウモロコシが成分に含まれていた。何でそんな事するのかな、このスナックは。

急に冷めてしまい、帰宅当初は「やけくそだぁ、一本全部平らげてやる」と息巻いていたんだけどそそくさと布団に潜り込んでしまった。

【11月27日(金曜日)】<80.4キロ>

朝食:??
昼食:豚肉の冷しゃぶ、ポテトとコーンの粒マスタードあえ、さやいんげんの和え物、ご飯、御みそ汁
夕食:カツカレー大盛り
晩酌:プリングルス、チーズたら、カシューナッツ、サワー1000ml

朝。ここ最近、顔をむくれさせながら夜明けを迎える。顔がむくむと、目が細くなるらしい、どうも視界が狭くなった気になる。憂鬱な気分で体重計に乗ってみると、なんとこれが80.4キロ。うーん、晩酌やっても痩せたか。

やっぱり今週は体重の神様が出血大サービスをやっている日に違いない。年末だから、「歳末大売り出し」って感じなんだろうか。このタイミングを逃さずに、がんがん痩せる努力をすればいいんだけど・・・運がないというかなんというか、今週は仕事に気を奪われてしまい、それどころじゃない。

おかげで何を食べたか覚えていない。それにしても、ほんとに物忘れが激しいな。なにをやってるんだろう。

仕事が前後に挟まれてばたばたあえぎながら、昼食。時間がなかったので5分で食べてしまった。胃に悪いんだろうけど、しょうがない。コンビニでパンと牛乳でも買って・・・と考えもしたけど、そういう中途半端な食事では確実にリバウンドが来ることは目に見えている。ここはぐっとこらえて通常通りの食事をするに限る。

このままさっさと家に帰っちゃうか、それとも会社に残るかでしばらく苦悩。結局、結局甲乙つけられずにそのままカレー屋に突入してしまった。今回のターゲットはカツカレー。前回、野菜カレーというまっことあっさりしたカレーを食べた事が敗因と気づいた僕は、意図的にカロリー高めのものを選んでみたのだ。危険きわまりない挑戦だけど、ね。

さて結果はどうだったか。激しく満腹感を覚えたのだった。カツの威力、絶大!野菜カレーの時とは大違いで、にこにこ顔でおなかいっぱいになったおなかをさすりつつ職場に戻った。いや、ここまで満腹感を覚えさせるとはこっちも予想していなかった。これだったら、大盛りなんかにしないでノーマルでよかった、と思ったくらいだ。

だから教訓だね、これって。痩せよう痩せようとして脂分スカスカな料理ばっかり食べるのも悪くはないけど、しょせんそれじゃ腹持ちがよくない。すぐに腹が減るに決まっている。だから、殺人的なダイエットを心がけているんじゃないのであれば、適当に脂モノを食べるべきだ。それで満腹感を持続させ、食べ物との葛藤する機会をできるだけ減らすというわけだ。どうです、良いアイディアでしょう。

ただ気をつけなければならないのが、脂モノってのは食欲を増してしまうので気が緩むとついつい食べ過ぎるってこと。やっぱりダイエットに王道は無いのだな。

さて、仕事に疲れ果ててしまったので「えーい、仕事家に持ち帰るから今日は早く帰らせてくれい」と会社から逃げ出した。お気に入りのミュージシャンのニューアルバムを買う為でもあったのだけど、さてお目当ての品を入手してから途方に暮れてしまった。数年ぶりにリリースされる新曲。このCDをお酒飲みつつ楽しみたいぞ、と。

しかしここでどでーんとのしかかってくるのが先ほどまでベタ誉めしていたカツカレー大盛り。しまった、おなかがいっぱいじゃないか。こんな状態でお酒飲むなんてとんでもない。しばらく悩んだあげく、「よっしゃ、じゃあ腹ごなしだ」と昔ダイエットに夢中だった頃のように池袋駅からてくてくと歩いて帰ることにした。

久々に歩いてみると、非常に気持ちが良かった。半年前まではこんな事を一週間に一度くらいのペースでやっていたのにね・・・いつの間にやらなくなったんだろう、なんて考えながら歩いた。

1時間ほど歩いた程度じゃ、全く腹ごなしにはなりはしなかったんだけどまあしゃーない。お望み通りおつまみとサワーでCDを楽しんだ。ここ数日、サワーばっかり飲んでいるのはビールよりも安い上にアルコール度数がちょっとだけ高いということにある。晩飯を食べた後なので、ビールみたいに低アルコールだと全く酔わないからだ。酔わない上にカロリー高い、じゃ全く存在価値などないわ。

やっぱり食べながらもカツカレーを思い出して「ああいかんなあ、こんな事やってたら太るのになあ」とうんざり。「絶対飲み食いが終わったら吐いてやる」とココロに誓っていたのだけど、気がついたらそのまま寝てしまった。

【11月28日(土曜日)】<80.8キロ>

昼食:菓子パン2個、さらさらトマト350ml、ワンダ250ml
夕食:やきとり8本、お刺身盛り合わせ、ビール500ml、白ワイン一本

うーむ。太るのだ。太るといっても、中途半端な太り方なので全然緊迫感がない。「ああ、太ったのね」程度だから、毒にも薬にもなりゃしない。すっかり倦怠ムードが定着してしまったので、1キロそこらの動向じゃびくともしなくなってしまったようだ。

昨日だって、寝る直前にスナックとお酒飲み食いしてそのままぐがーっと寝るという失態をやらかした。それなのにこの体重。いっそのこと、81.6キロくらいに太ってしまえば「こりゃいかん」と改心するのに。要するに、今の僕は「親に思いっきり叱って欲しい子供」の心境なのかもしれない。誰か自分を止めてくれる人、いないかなあ・・・って。

コーヒーを切らしていたこともあって、近くの自動販売機で缶コーヒーを買った。久々の砂糖ミルク入りコーヒーだ。どうなることかと恐る恐る飲んでみたが、いやあ・・・甘いねえ。てきめんに甘いねえ。なんで日本人ってこんな甘い飲み物を平気で飲むのかな、って日本人の嗜好を疑ってしまうくらい僕にはあわない味だった。しかし、缶コーヒーってのは甘くて当然というのが日本人の大半が思っている事なのだろう。そうじゃなけりゃ、ここまで甘いコーヒーが幅を利かせているわけがない。たまに「微糖」なんて表示があるコーヒーがあるけど、これだって相当甘い部類に入る。僕みたいに「無糖も悪くないけど、ほんのちょっとだけ甘いコーヒーが飲みたい」っていうニーズはないのかねぇ?

聞くところによると、一般的な缶コーヒー一本で20グラム近い砂糖が使われているんだそうな。恐るべき砂糖の量だ。コーヒーをよく飲む人は血圧が高いなんて言うけど、それに加えて糖尿病になっちゃいそうだ。

お昼のコーヒーを飲もうと思ったら、小銭が全くなかった。小銭作るために、すぐ横の酒屋で何か買うことにしたのだが、その時入手したのが今晩の白ワイン。「小銭作るため」の大義名分の割には1500円近くしたけど・・・ま、いっか。本日の白ワインはシャブリとしゃれこんだ。

しかし、本来7-8度に冷やすべき白ワインを全く冷やさないままで飲むやら、おつまみがやきとりとお刺身だったり、とさんざん。やっぱ僕は安いお酒がお似合いなのかもしれない。何のためにちょっとだけ高めのワインを買ったのやら。

(つづく)




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