1999年01月第4週(01/24-01/30)

【01月24日(日曜日)】<79.4キロ>

昼食:丸ちゃん緑のたぬき大盛り
夕食:ビール500ml、赤ワイン、ししゃも10匹、さいころステーキ、ポテトサラダ

うーん。体重横這い。おかげでまたもや平均体重が微増しちまった。冗談じゃない、しゃれにならんではないか。

だいたいにおいて、週末は体重を減らす格好の機会。ここでふんばらないと後がないと思って間違いない。ということで、お昼はカップそばいっぱいで我慢。夜も、それほど多くない量の食事。ワインが蛇足だといえばそれまでなんだけど。

せっかく部屋がほっけ臭さから解放され、薫製されたスーツ類の臭いも元通りにもどりつつあったのに、ここでししゃもを焼いてしまい元の木阿弥に。まーたもや部屋が薫製されてしまった。生臭い部屋・・・考えただけで不気味だ。ああ、部屋に換気扇がほしい。

よっぽど、寮のマネージャーに「換気扇をつけろ」と要求してやろうかと思ったが、考えてみれば「部屋で魚を焼くときに煙を排出するため」に換気扇をつけろなんて要求した途端、「ふざけんな馬鹿野郎」とこっぴどく叱られるのは目に見えて言えるわな。酔った勢いでマネージャーに要求をつきつけなくて良かった。

【01月25日(月曜日)】<78.8キロ>

朝食:めざし2匹、スクランブルエッグ、納豆、ご飯、おみそ汁
昼食:鶏つくねのみぞれ煮、ごぼうサラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:UTG
水分補給:牛乳屋さんの珈琲

体重が久しぶりに78キロ台に突入。非常に気分がよろしい。80キロ台が「自分の庭みたいになじみ深い場所」だとすると、78キロ台は「フレッシュな気分でレッツゴー!」という子供じみたハッスル気分。逆に、79キロは「ほっといてくれ、気にしなくっていいから」ってイメージがある。結果的に、僕はダイエットの課程で79キロってのを素通りしてそのまま78キロ台に突入してしまったからだろう。思い入れが全くないのだ。

二週間研修センターで研修を受けてきて、辛い座学に耐えてきた。しかし、何が一番辛いかというと、お昼ご飯。日記の通り、「ああ毎日カレーかよ」という生活にはもううんざりだった。勇気をふりしぼってカレー以外の定食にチャレンジしたら、ことごとく撃墜される始末。まずい料理との遭遇率100%っていう前人未踏?の領域を爆走させてくれた。いや、あともうちょっとで三途の川を渡るところだった。

そんななか、本社ビルに戻ってきていざ食堂に行ってみたひにゃ・・・。大げさでもなんでもなく、食堂入り口のサンプルが輝いて見えた。豪華に見えた。ブルジョアだと思った。しかし、値札を見ると研修センターよりも安かったりして、人間の世界の不条理ぶりをかいま見る事ができた。うーん、世の中不公平だ。

しかし、ここで高カロリー食は決して食べない。半ば習慣となってしまい、食べたい料理よりも低いカロリーの料理を優先させる癖がついてしまった。だから、「ああ、あれ食べたいのに・・・」という欲望を押さえ込むのに苦労はしなくなった。今日だって、好物のとりの唐揚げがどでんと鎮座していて、僕のココロをゆさぶったのだけど「まあカロリー500kcalじゃ問題外だな」の一言であっけなく戦線離脱を余儀なくされてしまった。昔・・・ちょうど1年くらい前だと、たったこれだけの結論を出すために2,3分間サンプルの前で立ちつくす羽目になっていたっけ。

結局、こういうのは「慣れ」だ。習慣として定着してしまえば、後は楽。僕の場合お昼に関して節制するというのは習慣化されてしまった。しかし、夜に関しては「お酒を飲み倒す」って事が習慣化してしまっているため、なかなか痩せないという状況なわけだ。なーに、「お酒を飲み倒す」も「節制する」ってのも日常生活のルーティンワークとして組み込まれているだけであって、その変更ってのは思ったより難しくはないはず。要するに、「ここまででやめておけばちょうどよいな」って脳に理解させ、納得させればよい話。これはひたすら反復して「ちょうどいい」レベルをたたき込むしかない。ただ、アルコールの場合依存性があるってこともあってなかなか「たたき込む」事ができないんだけど・・・。ついついふらふらと飲んでしまう。

夜は、いつも通り部長の大号令の元、UTGが開催された。幹事席に僕が座ったためにテーブルにはお酒がずらりと並ぶありさま。常にテーブルを監視し、お酒の量が少なくなるや否やさらなる追加注文をするからなのだが、おかげで相当数の参加者が酔っぱらってしまった。

気持ちよく酔っぱらったはいいが、仕事だけは酔いにごまかしてどこかに消えてはくれない。仕方なく、頭がじーんとしびれた状態のままで打ち合わせを実施した。しかし、お互い酔っているために意味もなく大声で契約書を挟んでわーわー打ち合わせした。おかげで何を打ち合わせたか半分忘れてしまった。何のために終電まで打ち合わせをやっていたんだか。

気分がちょっと悪かったので、胃の中のものを吐いてすっきりしよう、と洗面所に行ってみた。しかし、すでに食べたモノはほとんど吸収してしまったらしく、出てきたのは酸っぱい胃液だった。「こらいかん」と吐き出しかかったものをすぐに胃袋に戻したからよかったけど、そのまま吐いていたらのどを痛めるところだった。

【01月26日(火曜日)】<79.0キロ>

朝食:きんぴらごぼう、茄子とピーマンの炒め物、納豆、ご飯、おみそ汁
昼食:ちくわの磯辺揚げ、パンプキンサラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:肉野菜炒め定食
深夜:まずい日本酒100cc弱、ホットココア

体重、微増。まあこんなものだろう。平均体重はとりあえず数十グラム単位で減少。

夕食、久しぶりに「いつもの」中華料理屋ののれんをくぐった。「いつもの」肉野菜定食をほおばり、「ああこれぞ日常也」と嘆息。研修期間中、朝食はごくふつうのものを食べるのは通常通りとしても、お昼はカレー、夜はお酒で簡単なおつまみを少々、ってな具合だから栄養バランスががたがた。ようやく通常業務に復帰してくれたおかげでお酒を飲まない、しかも野菜をたくさん食べる夕食にありつけたというわけだ。

研修の結論。早く帰宅できるのは大いに結構なんだけど、その結果「家に帰ってからの間がもたない」という気分になってしまいついついお酒を飲んでしまった。お酒を控えるためには、ある程度お仕事が多忙でないといけないらしい。

仕事が絶望的にたまっていたので、帰る時間がどんどん遅くなっていってしまった。「まあ終電で帰ることができればいいか」と時計をちらちらみながら仕事を進めていたのだが、終電30分くらい前になった時、職場で残っていたもう一人の先輩が「俺タクシーチケット使って帰るけど、途中まで一緒に乗っていく?」とのお誘い。「ええ・・・構いませんが」と反射的に答えてしまった。

その先輩、別部署に依頼してある文章が仕上がってくるのを待っているとのことで、30分から1時間くらい待ってくれと言われた。「ならば」と職場の片隅に転がしてあった日本酒を取り出して、軽くいっぱいでも、という事になったのだが・・・伏見のお酒、「玉の光・純米吟醸」。これが悶絶するくらいまずかった。一度開封されたまま、数カ月も常温で放置されていたということでまずくなるのは当然なんだけど、「いつ製造されたんだ?」とラベルを確認してさらにびっくり。「88年03月」の記述があったのだ。98年のタイプミスじゃなかろうかと思ったが、どう見ても「88年」。ひょっとすると、10年も前の腐ったような日本酒を飲んでしまったのかもしれない。先輩と顔を見合わせて、「明日おなかを壊したらどうしようか」なんて真剣に話し合ってしまった。

さて、この日記を書いているのが1月27日午前12時40分。ようやく届けられた文章は先輩のご意向に全く沿わないものらしく、早速訂正作業がはじまった模様。おいおい、これじゃいつ帰宅できるのやら・・・。ホットココアを飲みながら、ため息をひとつ。

【01月27日(水曜日)】<80.0キロ>

朝食:にしんのみりん干し、納豆、ご飯、おみそ汁
おやつ:バナナ味のクッキー1個
昼食:キムチラーメン、グリーンサラダ
夕食:ビール1000ml、肉野菜炒め、お刺身盛り合わせ

全くもって納得がいかんのである。なんで80キロまで体重を増やさないといけないのだ。そんな事、頑としてみとめんぞぉぉぉ。朝ご飯にしろ昼ご飯にしろ、全く問題のない料理だったはずだ。夕ご飯は・・・あれ、ひょっとして肉野菜炒め定食が体重増加の原因か?・・・

いや、そんな馬鹿な。いままでも数多くこの料理を頂いてきたけど、ここまで劇的に体重が増えたことなど、ない。だいたい、食事をしたのが午後6時なんだから、そんなに太る要素があるとは思えない。

もうこうなると疑惑の目はとまらない。夜中に飲んだホットココアいっぱいが災いしたのか、とか、まずかった日本酒のせいなのだろうか、とか。まあ、どっちにせよ一度にこんなに太るということは水分太りだろう。あまり深く考えないことにしよう。そのほうが吉だ。

最近は常におみそ汁に七味唐辛子を投入しているのだけど、どうも辛くない。辛さが麻痺してしまったというのがあるのは確実なんだけど、それにしても根本的に七味唐辛子ってのは辛くないものじゃないのか、って気がしてきた。

ということで、試しに七味をやめて一味を投入してみた。うむっ!辛い。やっぱり辛いとはこうこなくては。一人朝から感心してしまった。

派遣の女の子がクッキーを作って持ってきてくれた。「ノンシュガーだ」というクッキーを頂戴してみたが、口にしてみるとどうも謎の味がする。知っている味だけど、なんだっけ、という味。・・・あ、これ日本酒の味がする、吟醸酒の。しかし、正解はバナナ味だった。バナナという猿でもわかる味をすっかり忘れて、その代わりに吟醸酒だなんて思ってしまうあたり、そうとう脳細胞がいかれてきている模様。

キムチラーメンに七味を入れてみたが、やっぱりいまいちだった。七味というのはジャパニーズヌードルに対してはジャストミートするけど、それ以外はなかなかなじまない模様。

肉野菜炒めをご自慢のフライパンで作って食べたが、どうもおいしくない。「なんでだろうなあ、そういえば最近おいしい野菜炒めなんて食べて無いなあ」とぼやきつつ野菜炒めを箸でこねくりまわしていたら、ようやくその原因が分かった。野菜を切るのは何かと問題があるので、いつもスーパーで売られている野菜炒めセットを買ってきて使っているのがいけなかったらしい。以前から「なんだよこれ、袋のほとんどがもやしじゃないか」っていう事には気づいていたのだけど、昨今の葉野菜の高騰でその傾向がさらに強くなってしまったらしい。ウサギが食べるような、でっかく刻まれたキャベツが2,3枚入っている程度であとはもやし、もやし、もやし。おっと、色づけ程度にピーマンとにんじんが入っていたぞ。これじゃ、単なるもやし炒めになっても仕方がない。おいしいわけがない。

気が利いたスーパーだと、「野菜炒め」という名称の野菜パックがあって、なおかつ「キャベツ炒め」という野菜パックも存在している。しかし、自分の住んでいる近辺のスーパーにはそのようなものは見たこと無いなあ・・・スーパー諸君、頼むからキャベツの量を増やせ。値段は高くなってもいいから。

【01月28日(木曜日)】<79.8キロ>

朝食:ハム、ぶり大根、ほうれん草のお浸し、納豆、ご飯、おみそ汁
昼食:野菜春巻き2本、スパゲティサラダ、ご飯、おみそ汁
おやつ:ハッピーターンみたいなお菓子
夕食:ればにら炒め定食

体重は微減。おや、昨日の体重はイレギュラーであり、翌日になるとすぐに79キロちょうどくらいに戻る、なんて考えていたのに。がらがらと自分の甘い考えが崩れ落ちていく音が耳元でした。はー、79キロとは長いおつきあいになりそうだ。

朝からえらく皿数が多い。3品もある。朝からぶり大根がある、というのも妙だ。きっと昨晩の料理の余り物なのだろうか。

夕食はいつもの中華料理屋だった。お会計を済ました時、「どうも、まいどっ。またおこしくださいっ」と言われた。あっ、ついに念願の「まいど」と言ってもらえたっ。

以前から日記で書いている通り、このお店で「まいど」と言われるようになる事を目標に日夜励んで来たわけだ。それがついにかなった・・・というわけ。ああ、ここまでの道は長かったなあ。ようやくこの境地まで来たか。

と感慨に浸るまもなく、次のお客に対してもこの店員、「まいど」と言っていた。どうやらこの店員に限っては「まいど」が口癖らしい。またまた自分の甘い考えががらがらと崩れ落ちた。今日で二度目。ふぅ。

【01月29日(金曜日)】<80.0キロ>

朝食:記憶なし
昼食:カニクリームコロッケ、ご飯、おみそ汁、白菜の漬け物
夕食:ビール1000ml、ハンバーガー3個、ナゲット5個

昨日の日記で記述漏れがあったことをここで報告しなくては。昨晩、家に帰り着いた後お赤飯と牛乳を1リットルほど頂きました。いや、申し訳ない。ちゃんと夕食を食べておきながらこの失態は何事か、というご批判は甘んじて受けるつもりです。しかし・・・ねえ。水曜日にふらふらと買ってしまったお総菜のお赤飯がいまだに部屋に転がっていたんだから仕方がない。今日食べないと、腐ってしまうのは目に見えているじゃあないですか。ココロを鬼にして食べましたよ、ええ。

「朝ご飯代わりに食べればいいじゃないの」という声もあることはあるんだけど、今現在のおかでんの食生活で、一番まともな食事といえるのが朝ご飯なんである。このパラダイスを突き崩してまで食べる存在か、というと・・・お赤飯じゃ、ちょっと割に合わない。だから、朝ご飯代わりってのは勘弁してくださいというわけ。だからって、夜の12時近くになって食べるこたぁないんだけどねえ。

仕事が思ったよりも終わらず、帰る時間が夜の10時を回ってしまった。しかし、頭の中では「今晩はビールをのむぞ」モードに入っていたので、「時間が遅いから今晩は軽い食事で済ませよう」というわけにはいかなかった。結局、ハンバーガーをおつまみとしてビールを頂くというカロリー面で見れば最悪な行為に出てしまった。うーん。

【01月30日(土曜日)】<79.0キロ>

昼食:肉野菜定食
夕食:お清め(?)

初めて入る中華料理屋。とりあえず、中華料理屋を見極めるためには肉野菜炒めを食べるのが一番だ、ってのが持論。よく、「チャーハンがその店のテクニックを端的に表している」っていうけど、僕自身あまりチャーハンを食べない人間なので、比較ができないのだ。そうなると、やっぱり肉野菜炒め。どんな具をどれだけ投入しているか、でそのお店のスタンスが分かるからだ。もやしが多いな、この店はけちだ、とか。野菜の種類がたくさんあるから、このお店は手抜きをしていないな、とか。

さて、そんなうんちくはともかくとして、出てきた肉野菜定食を見て僕は2秒ほど対応に苦慮してしまった。「すいません、違うものですよ」って指摘するべきかどうかと。出てきたものはどうみても酢豚だったからだ。茶色のあんがかかっている野菜と肉。これを「肉野菜炒め」と称するには相当無理がある。だいたい、これはあんかけであって「炒め」てないじゃないか・・・って、あれれれ。そういえば、メニューには「肉野菜定食」って書いてあるだけじゃないか。「炒め」ものであることを勝手に解釈していたのはこっちの方だったわけだ。なんなんだ、そりゃ。

それでも酢豚疑惑は晴れなかったけど、よく見ると肉は唐揚げになっておらず、ふつうのバラ肉だったので酢豚ではないようだ。うーん、これが「肉野菜」か。野菜はしいたけ、白菜、たけのこ、きくらげ、にんじんといったところ。しゃきしゃきしたキャベツを期待していたのに、大はずれだったというわけ。量も少なかったし、なんだかいいところなし。

この日、夕方からお通夜に出席した。その帰りがけ、お清めと称して最寄りの駅でお酒を飲んだ。飲んでいるうちに部長やら統括部長やら事業部長やら、お偉いさんがどんどん入店してきたのでさすがに肝を冷やした。部長、僕を見つけるなり肩をぽんとたたき、「決済文書また赤を入れておいたから、修正しておいてね」。酔いが醒めてしまった。

この後、新宿でまたお酒を飲み直し、相当酔っぱらってしまった。酔った時のお約束、として例のごとくコンビニでいろいろな食材買い出しを敢行。案の定、家に帰るとすぐに寝てしまったので買ってきた食材は放置されたままになってしまった。

(つづく)

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