アメリカ食い道楽で肝臓フォアグラ一直線(6日目)

1999年06月03日(水曜日)

これぞアメリカンブレックファスト

【時 刻】 07:30
【場 所】 ブライトエンジェルロッジ内レストラン
【料 理】 名前忘れた

ブライトエンジェルロッジのブレックファスト

前日はリュックを忘れた僕でさえ10時には就寝。なぜかというと夜明けのグランドキャニオンを見るからだ。朝4時起床で、5時の夜明けに備える。

夜明けのグランドキャニオンを見た後、トレイルルートの短い奴を選んでトレイル。1kmほど歩く。途中、鹿とあって微笑ましかったが、小熊と出会った時はさすがに焦った。小熊がいるということはほど近くに親熊がいる。大声を出しながらトレイルだ。一般観光客向けトレイルルートでも危険はいっぱい。

そんなわれわれを暖かく迎えてくれたのは(単なる比喩表現です。本当に暖かかったわけでない)、ブライトエンジェルロッジという国立公園内にあるホテルのうちの一つ。併設レストランで朝食が食べられるということだったので、立ち寄ってみた。

メニューはいくつかから選べるようになっているが、ソーセージにするかハムにするかベーコンにするか、くらいの選択しかない。あとは、玉子の焼き方は口頭にて店員さんに伝える。たとえば目玉焼きをお願いするときは「サニーサイドアップ」と伝えれば良い。

それにしても何でですかね、メニューの全てにおいて、「2eggs」と書かれているのだった。玉子2個がデフォルトですかそうですか。アメリカの底知れ無さをかいま見たというか、1個じゃ物足りないというこの国の人の食欲を見た。

サニーサイドアップ、ソーセージという選択で注文したら、出てきたのが写真の通りのもの。あと、見切れているけど大きなマグカップになみなみとコーヒーが入る。量が減ってきたら、店員さんがニコヤカにまたなみなみと注ぎに来る。いや、そんなにいらないですってば。

「おい、メチャこの国の人コーヒー好きか?」
「チップ目当てでサービスは良いからな、気をつけろ。ほっとくとどんどん注がれるぞ。いらないならNOと言わんとわんこそば状態になるぞ」

「玉子は2個、パンも2個。日本人の感覚から言ったら2倍多いな」
「その分2倍デブになるんだよ」
「なるほど、それはごもっともだ」

パンが小さく見えるが、決してそういうわけではない。ノーマルサイズだ。他がでかすぎるんだ。普通、パンが載っているお皿一枚で朝食のプレートとしては簡潔するぞ、日本だと。

しかも、玉子の横の添え物は何かというと、角切りにされたポテトを揚げたもの。ハイカロリーーーーッ。申し訳程度にスイカがついているのがなんだかなーという感じ。パイナップルが酢豚に入っているような気持ち悪さを感じる。スイカよ、なぜそこにあるんだ。

「これが標準的なアメリカんブレックファーストだぜ」

自分が注文したスクランブルエッグを食べながらジーニアスが言う。

「そうか。これが標準なのか」

妙に感心させられた食卓だった。ちなみにお値段は8ドルちょっとだった。

デカい!

【時 刻】 14:15
【場 所】 ベルツ・ファクトリー・アウトレット内バーガーキング
【料 理】 忘れた(何かのバーガーセット)

ベルツアウトレットモール

【料理の写真:なし】

記録にも記憶にも残存せず。メモには、「デカい!」としか書かれていなかった。

ジーニアスの要望に寄り立ち寄ったベルツ・ファクトリー・アウトレットという超巨大アウトレットモール。ラスベガスの郊外にある。われわれはグランドキャニオンからまたもや車で5時間かけて戻ってきたのだった。その際に立ち寄ったのがここ。

確か、ドリンクのサイズとポテトのサイズとバーガーのサイズ・・・結局すべてのサイズがやたらと大きかったと記憶している。ジーニアスが「ウヒョオー、デブ製造所だな、ここは」とそのでかさに感嘆と侮蔑の意味を込めた歓声を上げていたのは覚えている。ちなみにジーニアスはポテトを半分以上残していた。

「オレまでアメリカ人と一緒になってデブになることないじゃん」

ごもっともです。

この頃になると、手記が簡略化されてきつつあり、食事の事に就いての言及がほとんど残っていない。写真すら残していないのだから、あまり食に対して興味が無かったのだろう。ナイキの靴を買おうかどうしようか逡巡している事ばかりがメモに残されている。




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