フライ定食@八千代。 「築地市場で朝食を。」の第5回目。
今回は市場内のお店、「八千代」に行く。
お店への道中、以前訪れた「やじ満」の前を通ったが、店頭に「申し訳ございません 今季 カキらーめん完売致しました。」の張り紙。 早く食べておいてよかった・・・。
生もの相手だと、いつこうなるかわからない。食べられる機会があれば、優先順位高くしておかないと。
僕は春の山菜が大好きなのだが、これも早く食べておかないとな。あっという間に姿を消すぞ。
目指す「八千代」は、築地市場内でも特に有名な「大和寿司」と「寿司大」に挟まれている場所にある。両店舗とも、雪の中なのに大行列ができていた。おそらく、全員観光客。旅行疲れもあるだろうに、こんな朝から並ぶとは・・・がんばれとしか言いようがない。
そんな中、好奇の目で見られながら僕は八千代に入店。 のれんには大きく「とんかつ」と書かれている。
基本、フライのお店だ。 「チャーシューエッグ定食」というのも、知る人ぞ知る名物で、ラーメン二郎のブタみたいにデカくて分厚い豚肉が食欲をそそられる。でもこれは火・木・土曜日限定メニューなので、また今度の機会に訪れたい。
このお店は、海老フライがおいしいらしいが、僕の今日のお目当てはアジフライだった。
ちょうど、サービスメニューとして「車海老・アジ・ホタテ定食」というのがあったので、それをお願いすることにした。1,300円。
お店の壁には、いろいろなフライが組み合わさったメニュー札がびっしり。目移りする。
いいものを使っているらしく、1,000円以下のメニューはなかったような気がする。見落としているかもしれないけど、あったとしてもとても少ない。
高いものにあると、4,200円なんていう定食もある。
出てきた定食は、一見普通のもの。 しかし、アジフライを食べて驚いた。なんだこのふわふわ感は。
さくさくの、ふわふわ。
肉厚なアジが使われているので、ぱさぱさ感が全くない。今まで食べてきたアジフライってなんだったの、と思う。もっと口の中の水分を奪うようなフライしか、食べたことなかったよ。これはうまい!
車海老は香ばしく、ホタテはあくまでも柔らかく。それぞれが、巷にある普通のものとはちょっと違う味だった。値段が高いけど、これなら仕方がないかな・・・と納得した。
(2014.02.14)
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