
「離島キッチン」という魅力的な名前のお店がある。離島料理を出すお店なんだという。
アワレみ隊は離島キャンプからスタートした組織であり、これまでも離島は愛してきた。だから、こういうコンセプトのお店はぜひ行ってみたいと思った。



このお店、隠岐(島根県)の海士(あま)町の観光協会が主体となってはじめたものらしい。で、海士町の地元料理を中心としつつも、日本各地の離島料理を紹介している。
凝った料理や派手な料理はないが、漁師めし的なものがメニューに並んでいて興味深い。

今回は、「島の海鮮漬け丼」というのを頼んでみた。家島諸島(兵庫県。播磨灘)の料理だという。家島諸島で獲れた魚をづけにして、丼の半分はそのまま食べ、残り半分はだしをかけて茶漬けで食せ、というもの。


うまいんだが、値段が高い。1,480円。 小鉢がいろいろついているので、積み上げていけばこういう値段になってしまうよね、ということなんだろうが、割高感は否めない。 おそらく、「離島」から食材を運んでくるとなると、それなりのコストがかかるのだろう。しかも、輸送しているうちにどうしても鮮度は落ちる。 離島を応援しよう!というパトロン的理由がなければ、ちょっとリピートはしづらいお店だと思った。繰り返すが、味はうまいんだけど。
(2014.01.31)
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